谷川史子のレビュー一覧
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ネタバレネタ切れ感はどうしても否めないお一人様物語。
今回は良し悪しあるものの変化の話が多かった。
浮気されて一方的にお一人様にされた女の子や、逆に浮気相手で別れを決心する女性、母と別れて自立を考えるOL、久しぶりに恋をする気持ちになれたアラサー。
不倫の彼女が決心する話が好き。
いつかこれでよかったと思える日がくる、その時のために今は思いっきり泣くんだ。
「私の方がずっとふられていたのよ」
この台詞は真実をついていると思う。
本当に大事に思っていたならあの夜彼女を返しただろう。
関係を結んでいい相手と定義した時点ですでにふられていたのだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『ドラマチック』で『アンハッピー』で『ヒロインの胸が大きく』なったらしい(巻末編集談)な作品集。
ヒロインが『親友』というきれいごとを吐いて、不倫に踏み込んじゃう昔の谷川読者がぎゃあぎゃあクレームつけそうな表題作。
あくまでフィクションとしてとらえると、やりきれないもどかしさが何とも切ない。
やさしくできなかった主人公の自業自得と切って捨ててしまったら物語は成り立たない。
振り向いてはいけないと思いつつ振り向いてしまう弱さや、なのに、母の昔の恋に複雑な気持ちを持つ狭量さ、誰でも持ってそうな幼稚さだと思う。
むしろ、主人公の父上の大人ぶりが凄い。
難を言えばラストシーンのペンタッチはいつもの細い線のほうが淡い感じでよかったんじゃないかと思う。
幼い恋といえば、ラストの短編。これも遅い自覚で谷川さんのお得意パターンだが、花の名前を男の子って知らないんだ、というエピソードが無性にきゅんきゅんする。さすがりぼん出身。
コミュニケーション能力が残念なイケメン編集と本屋のバイト少女の恋。
主人公の生きにくさはわかるわかると思う人も多いと思う。
谷川さんが主人公のそれを脳の障害として書いているのかどうかは微妙な線だが、わかってもらえない、とあきらめずに踏み出して走っていくというのはやはり成長っぽいから、そうではないのか。
結構あっさりハッピーエンドだった。
ブリキ人形とおじいちゃんの話の主人公も、やはりコミュ症気味。
おじいちゃんが彼女に残していったのは果たして彼女の言った通りなのかどうなのかは疑問。
私はおじいちゃんが彼女からとってしまったと思ったもののことを『アレ』と言ったのだと思う。
これは普通にじわっと来ました。谷川さんの家族ものはいいなぁ。 -
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ネタバレおひとりさま女子ゆえの切なさや悩みをいろいろつづってきたこの連作集。
冒頭はあまりそれに重きがないな、と思ったが、ライブで手をふりあげられない、誰も見てないってわかってるのに、アーティストさますまん!な自意識過剰な葛藤がリアルすぎて胸が痛い。
そんな感じで、今回のおひとりさまはいろいろリアル感。
おひとりさまがいやだから、彼氏にあわせる。おひとりさまが楽しいから彼氏をはぐらかす。
ああ、あるあるみたいな。
地元に帰ったらみんなもうおひとりさまじゃないし、とかもリアル。
ピアノ教師の話のリンク編も高校生でおひとりさまというのもちょっとなぁ、と思うが昔の谷川さんの漫画を久しぶりに読めたのでいいか。
絵もきれい。
天空の城?の見開きは彼女が決意する心境に納得できる名シーンでした。
安定は安定。
でも、少々ネタ切れ感が否めない作品が多いのも確か。 -
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「P.S.アイラブユー」
:前編 一三子より:
充実した生活を送るドイツ語翻訳家
女性 30代 独身
仕事が出来て生活も充実していても、やっぱり
おかあさん になりたいっていう欲求。
子どもから与えられるパワーに導かれる。
こういう「いきづまった(生き詰まった/息詰まった/行き詰った)ときほど
子どもの純粋で底なしのパワーって凄いと思うのね。
最近わかってくるようになった、のかな。
:後編 草一より:
子どもの成長物語を親の目から眺めて。
っていうか、ここで彼が出てくるなんて。
物語であっても、こういう偶然で奇妙な繋がりって
やっぱり必然であるんだろうなぁ
と思います。
でも、わー!大人になるって
こういうことなんだね!
「Room201」
:episode1 S区:
側にいると努力したい人かぁ
ほわほわしてるのは嫌になるのかも。
:episode2 M区:
殺気に満ちたわんこ!
夜の散歩へいくときの顔が、優しいね
:episode3 H区:
で、このお話に繋がると。
谷川さんの話は、同棲と、すれ違いと、別れと、出会いが多いけれど
本人もそんな体験したのかなぁ
って思ってしまいます
切ない物語ばかりだからねぇ
短編集が多くて読みやすいけど、どれも心にしっとりとした
感触を残していきます。
そういうところがこの作者さんの好きなところ。かな -
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「手紙」
文通しましょうようねぇねぇ
メールとか電話とかSNSとかで近況報告は手軽にできるようになったけど、それでもやっぱり私は手紙が好きだな。個人的に。
それでこんな勘違いな親子の関係になったらそれはそれで面白いけどねw
ほっこり心温まるこのかんじ。
「ソラミミハミング」
わー...
違う人を好きで、それでもここで暮らして!って言った時のつぐみって
絶対心がしぼんで泣いていたと思う。
一生分のごめんは辛かったろうな。
ずっと好きだった人の気持ちが離れて、歌が離れていくのって
きっと耐えられないだろうな
「河を渡る、きみと歩く」
ぽんたー!
マタニティブルーですねぇ
ふつうにぽんたくんがすごい可愛いんです。
翻弄されます。可愛さに! -
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「花と惑星」
:なずな:
ふわーー!りぼんコミックスです
少年少女のキュンとするこのかんじたまらんとです(*´∇`*)
勘違いってやつと、男の子/女の子のツンデレが溶け合う瞬間って
どの漫画でもいいよね。ふわぁって感じがして。
:睡蓮:
身に覚えが...
:百合と芍薬:
恵まれた女の子って、羨みとねたみとあるけれど
友情が成り立つならそれもパワーにできるんだと思うし。
すべての花のお話が、夜明けと一緒に放たれる。
小さな恋が小さな惑星で花開く。
「春の蕾」
蓮子と淳之介の物語が終わる時だ。
なんていうか、一度好きになったら、こっぴどい思いをするまで多分一生好きなんだと思う。好きじゃなくても、気になる存在でい続けるだろう。
新しい出会いや恋がそれを浄化するとは限らないけれど、これは確実に前に進む物語だ。花は開き、散り、種を落とし、それが蕾となる。
恋はお花なのかな。わかんないけど。 -
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基本的に漫画をレビューするつもりはなかった(たくさん読んでるから)けど、好きな漫画のいくつかはレビューもしていこうと思う。
谷川さんのイラストと、ほんわかしてるけどシビアな恋愛がしっかりと描かれているのが好き。東京マーブルチョコレートがこの作者さんとの出会いのいち かな。
もともとSEAMOのマタアイマショウがきっかけ。これとスキマスイッチの全力少年をアニメーションにしたものがあると聞く。そのアニメを見て、そしてその前日譚ということでこの漫画を購入したという経緯です。
要は、本編…恋愛物語へ繋がる恋のお話だから、お別れの物語。
分かってるけどやっぱり切ないよね...
後輩ちゃんへ渡したから詳しいレビューをすることはできないけど、とても好きな漫画です。気に入ってくれるかな~。
あとは是非本編、全力少年とマタアイマショウのやつを見て欲しいなー。全部見てやっとひとつになる、そんな感じのストーリーだから。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ収録作品*手紙*ソラミミハミング*河を渡る、きみと歩く*我が家の食卓(エッセイ漫画)
『手紙』
素子は1人暮らしを始めたばかり。
しょっちゅうかかってくる母親からの世話焼き電話が少し疎ましい今日この頃。
そんなある日、前の住人宛の手紙を間違って開封してしまい…。
題名だけでプルプル。
こんなにシンプルで、現代ではレトロな雰囲気すらする単語。
なんて、谷川作品にはまるタイトルなんだ!
…と、発売前からひとりで盛り上がっていました。
谷川さんらしい作品です。
可愛らしい母、今回も出ました。
「よーいドン☆」…たまらないっ。
最近、ちょっと家族にイライラしてしまうことが続いてしまったために、余計にどんぴしゃで。
電車で読んでいるというのに、ほろっとしてしまいました。
いつまでたっても、親にとって、コドモはコドモで、子供にとってもおんなじなんだなって、痛感してしまった。
『ソラミミハミング』
憧れの先輩と暮らし始めたつぐみ。
社会人の彼と、まだ学生、もうすぐ社会人の彼女のお話。
可愛らしい題名なんだけれど、今回収録作品の中で、一番…んー…お楽しみください。
ストーリーの展開の仕方が、谷川さんとしては、ちょっと、珍しい気がしました(き、気のせいかも、知ったかぶりかも)。
めっちゃ個人的意見としては、先輩よ…むむむ。
“往生際”悪くなったことがある者としては、ちくりときました。
『河を渡る、きみと歩く』
果夏(かな)は彼氏と5年一緒に暮らした部屋をある日、出て行く。
向かうは…。
「このまんがはちょっとだけ実話です」という谷川さんのコメントに、どのあたりが実話なのか、どきどきするファンがここに1人…野暮などきどきでした、ごめんなさい。
お話の設定が、りぼん時代からのファンとしては、しみじみと、オトナだなぁ…と感じつつ、読みました。
果夏も、彼氏のシバくんも、まっすぐで、素敵でした。
『我が家の食卓』
告白物語も“ざっくり日記2008”として1ページございますが、クッキーBOXに掲載のエッセイ漫画がこちら。
おうどん、前にも確か語られていたぞ。
本当に好きなんですね、谷川さん…!
…食べたくなってきた!
谷川さんがおうどんへの想いを語られています。
題名に影響されて、思わず、手紙を知人に書き始める準備にかかる、私でありました。