谷川史子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
集英社が発行する大人向け女性漫画誌の「コーラス」に掲載された読み切り三編収録。どれもほんわかした画にぴったりな話で癒されます。
ベストは河野裕子の一首の短歌をモチーフに作られた作品【積極】。青林檎と短歌に込められた鳥野教授の真意が明らかになるラストが秀逸。深い余韻に浸れる傑作です。
複数の登場人物の視点から物語を紡ぐドタバタ・コメディ【スパイラル ホリディ】も妙味があって面白いです。
【風の道】は付き合い始めてから10年経ちマンネリ化している主人公が10年前にタイムスリップしてしまうというSFの王道テーマですが、お話自体はよくまとまっていると思います。 -
購入済み
ほっこり。
身近な等身大の女性の設定が読んでいてほっこりしました。
本屋さんのお一人様お姉さんがわたしは1番好きです(^^)
ゆる〜い毎日、いいですよね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今はどうかは知らないが、昔少女漫画は『読み切り』『読み切り前後編』『長編』のほかに『短期集中連載』なる形態が存在していた。
要するに三話連載というもので、ベテランの長期連載の合間や、読み切りから長編に移るまでの腕慣らしみたいなポジションの作家がやっていたように思う。
実は中途半端に感じていて私個人はそんなに好きじゃなかったんだけれど、谷川史子さんだけは別格だった。
谷川さんは長期連載はなぜか本当に向いていない。なのに、オムニバス形式の漫画、実質読み切りは本当にうまい。
同じ登場人物の中の一人にスポットを当ててじゅんぐりに書いて三作目で総論的な感じ。
前置きが長くなったが、この他人暮らしはまさにそのパターンだった。
自分ルールを乱されることが苦手なバツイチが、キャリアウーマン恋人無、と新婚旅行直前に逃げ出した新婦と短期で同居させられることになる。
三人ともそれぞれ、自分のわがままさや狭量さが実はいやで仕方ない。
それにどう向き合っていくかという話だが、読者もそれぞれ身につまされるところはあるかもしれない。
最後は二人が約束通り出ていくのだが、残された最初のヒロインが感じたそれは旦那とわかれたときと少し違う。