谷川史子のレビュー一覧

  • ブルー・サムシング

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    好きだなあスバラシイ…って無条件に思ってしまう漫画家の1人。
    ゆっくりペースでいいから漫画を描き続けてほしい。
    作風が大人寄りになって、苦い要素が強くなった当初は驚きもあったけど、今はじんわり読めるようになりました。切ない。それがいい。谷川漫画のヒロインみたいになりたい願望が年々強くなるのも合わせて、歳とったんだろなと思う。
    男性も優しかったり少し駄目だったりするけど、最高にカッコいいです。昔はこんな感情はなかったけどなあ。

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    2015年08月09日
  • ブルー・サムシング

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    純粋なんだけどそれだけじゃない強さがこの短編集にもある。
    個人的には「途中の棲家」が特に好きでした。

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    2015年07月29日
  • ブルー・サムシング

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    ほろ苦短編集。
    やっぱり谷川史子は構成が神がかり的に上手いなと…。
    エピソードを挟み込むタイミングとか、言葉のチョイスとか、ちょっとした表情とか。ハッとすることの連続です。

    個人的には『おかえりなさい』が一番好きでした。
    主人公も義兄も不毛な想いを抱えているのが切ない…。

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    2015年07月29日
  • おひとり様物語(1)

    購入済み

    ほっこり。

    身近な等身大の女性の設定が読んでいてほっこりしました。
    本屋さんのお一人様お姉さんがわたしは1番好きです(^^)
    ゆる〜い毎日、いいですよね。

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    2015年07月28日
  • ブルー・サムシング

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    ネタバレ

    『ブルーサムシング』
    『おかえりなさい』
    『海は空を映して青い』
    『途中の棲家』
    『ほしのゆくえ』

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    2015年07月27日
  • ブルー・サムシング

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    相変わらず泣ける。切ない。
    ラストの話が、幸せで切なくて、今の私には相当切ない。
    「ケンカができるくらいそばに行けてうれしいよ。」ぐ。切ない。


    7月から連載がスタートするらしい谷川史子。楽しみです!!

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    2015年07月25日
  • 他人暮らし

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    ネタバレ

    今はどうかは知らないが、昔少女漫画は『読み切り』『読み切り前後編』『長編』のほかに『短期集中連載』なる形態が存在していた。
    要するに三話連載というもので、ベテランの長期連載の合間や、読み切りから長編に移るまでの腕慣らしみたいなポジションの作家がやっていたように思う。
    実は中途半端に感じていて私個人はそんなに好きじゃなかったんだけれど、谷川史子さんだけは別格だった。
    谷川さんは長期連載はなぜか本当に向いていない。なのに、オムニバス形式の漫画、実質読み切りは本当にうまい。
    同じ登場人物の中の一人にスポットを当ててじゅんぐりに書いて三作目で総論的な感じ。
    前置きが長くなったが、この他人暮らしはまさに

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    2015年07月25日
  • おひとり様物語(1)

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    大好きな谷川史子さんの作品♪
    おひとり様の人間模様あれこれの短編集。
    おひとり様を楽しむ人も、やっぱりどっかで誰かと繋がりたいと思ってる。
    一人の切なさよりも人との関わりのあったかさを味わえます。

    何度も読めます。

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    2015年07月23日
  • 清々と(2)

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    清の弟や友達がメインの話。苦手だと思っていた人が実は自分と好きなものや趣味が同じだと知った時の嬉しさ。新たな発見。少女と大人の間の淡いキラキラした初々しい感じが紙面から溢れてきてどの話も素敵でした。許嫁の話も社交ダンスの話も良かった。キュンときた。

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    2015年05月24日
  • くらしのいずみ

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    谷さんの作品は小学生の時から読んでいるのですが、幼い頃はあまり共感できなかったけど大人になって読むとすっと心の中に入る作品だと思いました。
    絵も昔と変わらないのはすごい!
    ほっこりしたい方にはおすすめです。

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    2015年04月24日
  • おひとり様物語(3)

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    ネタバレ

    ネタ切れ感はどうしても否めないお一人様物語。
    今回は良し悪しあるものの変化の話が多かった。
    浮気されて一方的にお一人様にされた女の子や、逆に浮気相手で別れを決心する女性、母と別れて自立を考えるOL、久しぶりに恋をする気持ちになれたアラサー。

    不倫の彼女が決心する話が好き。

    いつかこれでよかったと思える日がくる、その時のために今は思いっきり泣くんだ。

    「私の方がずっとふられていたのよ」

    この台詞は真実をついていると思う。
    本当に大事に思っていたならあの夜彼女を返しただろう。
    関係を結んでいい相手と定義した時点ですでにふられていたのだ。

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    2015年03月31日
  • おひとり様物語(2)

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    安定の谷川史子。
    ほのぼのあり、くすりありの期待通りの作品。
    期待通り過ぎて印象には残らなかった。

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    2015年03月09日
  • 忘れられない

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    ネタバレ

    『ドラマチック』で『アンハッピー』で『ヒロインの胸が大きく』なったらしい(巻末編集談)な作品集。
    ヒロインが『親友』というきれいごとを吐いて、不倫に踏み込んじゃう昔の谷川読者がぎゃあぎゃあクレームつけそうな表題作。
    あくまでフィクションとしてとらえると、やりきれないもどかしさが何とも切ない。
    やさしくできなかった主人公の自業自得と切って捨ててしまったら物語は成り立たない。
    振り向いてはいけないと思いつつ振り向いてしまう弱さや、なのに、母の昔の恋に複雑な気持ちを持つ狭量さ、誰でも持ってそうな幼稚さだと思う。
    むしろ、主人公の父上の大人ぶりが凄い。
    難を言えばラストシーンのペンタッチはいつもの細い

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    2015年01月13日
  • くらしのいずみ

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    相変わらずボロボロ泣きながら読んだ。
    相手の愛に不安になりながら、いや、それ以上に愛されているのだと知る。
    パターンですが、もう、素敵すぎる。

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    2014年07月12日
  • おひとり様物語(5)

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    ネタバレ

    おひとりさま女子ゆえの切なさや悩みをいろいろつづってきたこの連作集。
    冒頭はあまりそれに重きがないな、と思ったが、ライブで手をふりあげられない、誰も見てないってわかってるのに、アーティストさますまん!な自意識過剰な葛藤がリアルすぎて胸が痛い。
    そんな感じで、今回のおひとりさまはいろいろリアル感。
    おひとりさまがいやだから、彼氏にあわせる。おひとりさまが楽しいから彼氏をはぐらかす。
    ああ、あるあるみたいな。
    地元に帰ったらみんなもうおひとりさまじゃないし、とかもリアル。
    ピアノ教師の話のリンク編も高校生でおひとりさまというのもちょっとなぁ、と思うが昔の谷川さんの漫画を久しぶりに読めたのでいいか。

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    2014年06月05日
  • おひとり様物語(5)

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    帯がすてきです。
    「ひとりで立てる自分になりたい」
    全くです。

    社会的には独り立ちしてるように見えますが、
    内面はまだまだ……私も頑張らねば!

    ちなみに一話目が私は好きでした。
    あんな先輩いたら、惚れますわ。

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    2014年05月18日
  • おひとり様物語(5)

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    いつ読んでも谷川史子さんの作品は、かわいらしい中も凛とした女の子ばかりで、見習いたいなと思う。今回は特に「自分の足で立ちたい、自立したい」というお話と最後の夫婦のお話が良かった。
    パートナーがいる、失恋するにかかわらず、おひとり様をしていてもいいんだなと思わせてくれる作品です。続きが読みたい。

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    2014年05月15日
  • ごきげんな日々

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    ザ、青春☆
    こういう初々しさは久しぶり。
    雪の降る頃、は純情を掻き立てられます。こんな偶然いいな。
    真っ向勝負の気持ち、見習いたい。

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    2014年05月08日
  • 魔法を信じるかい? 1

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    ふとした所で見せる登場人物たちの心の動き方とか表情がリアル。
    すごく好調で幸せ真っ只中の毎日から、バレーボールのアタックを食らったような不幸な日々への落とされ方。
    あるよね、こういう事。苦笑

    巻末の短編も良かった。
    ミサオがとりあえずお邪魔ですね。。次、楽しみ。

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    2014年03月12日
  • 花と惑星

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    それぞれに訪れる新しい明日。
    花の名前の主人公たちがそれぞれの恋をくりひろげる。

    人を想う事に期限はなくて、想えるなら想い続ければいい。そう思えるなら強いな。
    育生の言葉が蓮子に届いて、夢の世界から現実に目を向けるようになったのは進歩。お似合いです。

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    2014年03月02日