勝田文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
少女漫画読みたいんじゃーーー!と友人に言ってたらめっちゃ貸してくれたので、1冊完結のから読んでる!
あしながおじさんを読んだのはずーーーーっと前なんやけど、これはあの小説とは違ったよさがあってよかった。小説読んだときに感じた変な古臭さが、これだと全然違和感がないのはなぜか。小説も今読んだらもっと印象が違うのかもしれない。
手紙の一方通行じゃないていうのもだいぶ雰囲気違うしねえ。
他の作品もどれもきゅんきゅんしてすごくよかったんやけど、シンガポールのやつだけ最後のあれがちょっと…いくら悪女と言われてるとはいえもうあなた結婚したんならそんなことしちゃあ…いやそこ以外はほんとどれもよかった。 -
Posted by ブクログ
食べ物にまつわる短編4編+ディケンズのクリスマス・キャロルの漫画化作品が収められた1冊。どうせなら食べ物で1冊にまとめてほしかったような気はしますが…。
どの話もそれぞれ味わいがあって好き^^
いちばん好きなのは「すいかドライブ」かなー。なんとなくすべてのことがおもしろくなくなっちゃった感覚というのがすごくよくわかるし、ライブや本について触れられていたのも自分に通じる部分があって共感しやすかった。
「失望するのは期待しているせいだ」
「きっと何かを感じるのにも訓練がいるんだ」
という言葉にはすんなりそうだなあ、と思うことができた。
クリスマス・キャロルも勝田さんらしい筆致で楽しめました。ち -
Posted by ブクログ
東京から田舎へ引っ越してきた美波。
町も学校も気に入らなくてアウェイな感じ。
中でも一緒に暮らし始めたおばあちゃんが嫌味ったらしくてイラついて…。
表紙の通りちょっとすねた?やさぐれちゃってる美波。
友だち付き合いでも、意地をはったり、優しさをお節介に感じたり。
だけど、合わせて2人しかいない演劇部で落語をすることになって、美波の中の何かが変わり始めます。
読み終わって、微笑んでいる自分がいました。
何かいいんです!美波の素直じゃないところやおばあちゃんとのバトルチックな関係とか。
自分で「世界一かわいげのない孫だけど」と言った時点で、美波ちゃんは十分かわいい、いい子です!(←力説!)
一つ心 -
Posted by ブクログ
ネタバレ舞台は昭和初期。ロマッチック・コメディの完結編。
第十話
突然いなくなった三五がいつか自分に会いにきてくれることを期待して黒マントの怪盗を追いかけていたつもりが田舎からでてきたじいさまと遭遇して都一が先に三五を見つけるの巻。
ぐるぐる思い悩むイワだけど、まだ恋の自覚はなくて、時計を動かしたいという動機で三五を探しにいくことに。じいさまの時計屋にいけ、には笑ったw
第十一話
三五に会いにいく決意をしたものの、都一に居場所を教えてもらえず、喜久ばあさんと一緒に鎌倉まで三五の祖母の家に行くイワだったけど、家にいったら偶然都一と三五に出くわして隠れているところが見つかって、祖母に三五をいじめるなと