くらもちふさこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
すごく面白くて、気絶するかと思った!!
でも、表紙裏に「4人の俳優が演じる…」って載っているので、
あまり意味がわからなくて…。
そしたら、『+α』という作品とセットなのですね。
これだけでも面白いのに、コーラスコミックスでは
現実の話と架空の話が交互に掲載されているとか。
え〜!その形式でも読みたくなる!
が、とりあえず『+α』を読んでから考えよう。
ザ・くらもちヒーローのキリがかっこよくて〜。><
一番最初に載っていた、ファンタジックな世界が一番好きかな。
最後に手を合わせて、サクラはアサダに何を伝えたのかな。
くらもちさんに是非!ファンタジー描いてもらいたい。 -
Posted by ブクログ
エピソードは最初のものが秀逸。
くらもち氏の作品は初期の作品の頃から他の作家とはどこか異なる感覚が感じられました。
最初はそれが上手く作品に活かされず、空気がずれている様な印象を覚えていたのですが、次第にずれが物語の雰囲気と重なる様になり、特有の余韻を醸し出す作家になり大好きになりました。
本作品の最初のエピソードでは少女と告白した少年との感覚のズレが、さりげなく散らされたものを拾って行き、ラストでピースが嵌るまでの様子が実に情緒的です。
ただただ唸らされる構成、そしてそれを演出する絵。。
その他のエピソードも悪くはないのですが、エピソード1は飛びぬけてます。 -
Posted by ブクログ
先日、14巻揃いを再読したばかりですが、この巻にはあちらに収録されていない書き下ろし作品があるということで改めて手に入れて読みました。
前後と違和感なく収録されていて、書下ろしであることには初めての方、連載以来久しぶりに通読する方は気がつかないかも。
最後の数話は、言葉少なく、肝心な部分のシーンの絵柄もないのに、十二分に何があったか、感動と共に伝わってくる。お見事としか言いようがありません。30年以上前からのファンなので絵には相当違和感があったのですがそれを凌駕するすばらしい作品となりました。(2012年1月15日)
9巻だけ再読。何度読んでもラストの描き方に感動。雑誌でこの作品を初めて見たと