あらすじ
「オレってつまんねえ奴かもしんない」「抱くぅ?」「ここは花染神社 祭りは花染稲荷神社でやってるよ」「キミを好きになりました」ふれあう人々 流れる景色 駅から5分、花染町――
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Posted by ブクログ
購入はほとんど発売と同時で大分前でしたが、やっと読みました。素晴らしい。
花染町を部隊に、さまざまな人物のエピソードが相互に引用されつつ個々の短編が作られています。引用されたエピソードが、そのお話で重要な要素であるわけではないのですが、あ、あのシーンと思えるだけで、話の印象がさらに深まるような、錯覚を覚える気がします。
Posted by ブクログ
間違いなく現在現役の漫画家で最強はくらもちふさこだと思う(←毎回、これ言ってるような気がするけど)。そして、この作品はほんっとにすごい。。。一話一話がアイデアの塊。三度読んでやっと全ての糸の絡まりが解けたような気になる。でも、まだたぶん気付いていない糸があるような気もする。この漫画家に出会えてよかったと、作品を読む度に思うのは何でだろう。心の機微をここまで描ける人がいるなんて。そして、それをさらに作品の中にいくつもいくつも重ね合わせていけるだなんて。にしても、この先、どういうふうになるんだろう。パッと終わってしまっても誰も驚かないもんな、これ。終わらないでほしい。(10/1/5)
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登場人物は増えるのに、基本構成は変わらないというか。
ストーリーは広がっているのに、原点にまた返ってくる、そんな感じです。
쿠라모치 후사코 작품 중 한국에 번역된 것은 아직 없는 것 같네요.
자극적인 요소는 없지만, 얘기 구성이 매우 치밀해서, 상당히 볼만합니다.
그림은 그닥 맘에 드는 그림은 아닙니다만, 스토리가 상당히 잘 짜여 있어요. 우리나라에도 번역되면 좋을 것 같네요.
Posted by ブクログ
まだまだ繋がる、花染ワールド!!こんなにも毎回いい意味で裏切ってくれるくらもち先生、とにかくバンザイ。ほわっとしたり、うるっときたり、きゅんとしたり、色んな気持ちにさせてくれるお話ばかり。ああー、四巻待ちきれませんです!!
Posted by ブクログ
広がってくね、花染!
アカブーとライの話とか読みたいな~と思うんだけど、くらもちふさこのことだからそこんとこは描いてくれないんだろうな。そんなことはどーでもいいほどかっこちゃんがかわいい。
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やっと購入しました゚+.(・∀・).+゚.
因みに1・2巻も購入!
様々なキャラが様々なところでリンクしてるのが面白い!
個人的には櫻井と百瀬くんが好きw
4巻発売、楽しみです!
Posted by ブクログ
緻密すぎる…!
どうやってストーリー考えているんだろう、素直に疑問だし感嘆
きっとハイテクな頭をしているんだと思う、作者は。
クロスオーバーが巧み過ぎて本当に気持ちがいいよ。
自分も組み込まれてしまいたい感覚ですよね、
四巻にも期待しています。
Posted by ブクログ
全体的に少しインパクトに欠けるけど、雛に執着する
ようになった櫻井の事を知ることが出来る。
「花に染む」のシーンと繋がったり、「駅から5分」の
別のお話の部分と繋がったり、楽しかった。
事故に遭った沢田のことをもっと知りたい人は「花に
染む」の8巻を。
「駅から5分」の最終話が収録されてます。
この作品のスピンオフで「花に染む」が生まれたなん
て不思議な感じ。
陽大の2年間休学はすでにこの作品で触れられてる。
全体的な陽大の背景はこの連載時から設定されてたの
でしょうか?どこまで決まってたのでしょう?
とにかく、想像力と創造力が本当に素晴らしい。
Posted by ブクログ
事故を起こしたタクシー運転手、巫女バイトするあがり症の女子、財布を落としたその母、ボソッとしゃべる巫女バイトの先輩、グルナギ運営、会社クビになってアケタキャラメルの販売員になる男、双子萌えの生徒会長と、萌え勉強中の男子。
なにせ、毎回の話の終わり方のかっこよさったらない。かつてテレビ版のパトレイバーにも感じた印象で、それは、落語のサゲにも通じる快感。
Posted by ブクログ
登場人物関係図が、大変そうだなぁ。もうぐちゃぐちゃで、笑ってしまう。
嫌だなぁと思う子も やっぱりみんな人間で、良い人たちで、描かれ方にやさしさを感じた。
Posted by ブクログ
巻が増すたびに新キャラが増え、
そのたびにキャラの視点が増えていきます。
話が進むにつれ、とある人物視点のとあるエピソードに
さまざまな人物の視点や心情が重ねられていって
人物と人物、出来事と出来事に繋がりが生まれて
エピソードにどんどん深みが増していきます。
その瞬間がなんとも快感で、「ここでこの人とこの出来事が繋がるのか!」と
バラバラだったたくさん点が一つの線で繋がれる気持ちよさがあります。
この漫画で描かれているのは、
実際でも起こり得そうなごくフツーの日常的な出来事です。
そんなフツーの出来事でも
自分だけじゃないさまざまな人たちの感情や生活が関わっている。
これは一人では決して成し得ない、奇跡だと思います。
そんな奇跡がたくさん集まって、
街って造られているんじゃないでしょうか。
そんなことを考える機会をくれる
素敵な漫画だと私は思います。
巻末についている花染町マップや人物相関図も面白いです。
どんどん街の範囲や人物の関係が広くなっているのも、
この漫画らしく、とても象徴的だと思います。
「駅から5分」の街、花染町。
次巻も楽しみにしています。
Posted by ブクログ
すごく面白い。
推理小説のような本で、「さっきの伏線がここで活きてくるのか!」という仕掛けがたくさんあるものは読んでいてワクワクするけれど、この「駅から5分」は、それと似た驚きに満ちている。
一人称の視点からの語りを一次方程式の物語だとすると、この本は、とても多くの人物からの思考という変数が絡み合った多次元方程式の様相を見せていて、そういう、人の繋がりの不思議さを感じさせてくれる、見事な構成だと思う。
登場人物が増えてさらに複雑さを増した、巻末の人物相関図がスゴいことになってきた。月刊誌に連載しているからなのか、刊行ペースが遅くて、この3巻は一年以上ぶりに出た新刊。どこまでこの、花染町という町を舞台にしたミクロコスモスが広がっていくのか、先がとても楽しみだ。
Posted by ブクログ
花染町に住む人々の微妙に絡み合ったり合わなかったりするドラマ。3巻になって、時系列的には進むのかと思ったら、行きつ戻りつなのにまた驚かされる。老若男女誰でも主人公にござれな手腕。ナギとアカブーの話にはヤラレタと思いました。ユリアの涙の謎(?)はいつ解けるのかなあ。
難解、だけど引き込まれる
くらもちふさこさんの漫画は、分かりにくくて難解。読者の想像に委ねられてる部分が多い。このオムニバスは特に。「花に染む」と合わせて読んでようやくなんとか。こちらに一切出てこない花乃とストーリーの答え合わせが面白い。