あらすじ
【憧れる河野先生の恋バナに少女の心は揺らいで…】中学生のシーナ（椎名和佳子）は男性教師・河野のことが気になってしかたない。朝の通学電車で一緒になり河野先生に接近できたシーナ。でも彼は女生徒に人気で、さらに女教師との恋愛の噂を耳にしたシーナは心中穏やかではない…。ピュアな初恋ストーリーの珠玉作、第1巻。
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中学生からみたら先生って大人の人達だけど、年をとっていても決して精神的に成熟しているわけではないよな。
この作品の教職員の皆さんの行動をみてもそう思います。
教師と生徒
教師と生徒の恋愛もの。
昭和の話なのでかなりゆるいですｗ
中学生相手に女性教師が宣戦布告とかありえないｗ
だからこそファンタジーっぽくて読めるかな。
人魚の表紙が素敵です。
天才
ミステリアスな男性を描かせたら右に出るものはいないんじゃないだろうかと思うほど、くらもちふさこ作品の男性は魅力的で何を考えているかわからない。わからないからこそ気になって仕方ない。少女マンガと小説が融合したかのような世界の広がりを感じられる作品です。
Posted by ブクログ
詩のような美しい台詞回しと淡く切ない教師と生徒でしかない自分との恋に何度となく読み泣いた。この作品は文庫ではなく単行本で買うことをお薦めする。(４巻つなげると１枚の美しい絵になる）気持ちを無視している先生が恨めしいけど最後は来てくれて指輪をくれるシーンは感動的。
Posted by ブクログ
何度読み返しても良い。
話の長さ、伏線、キャラクターが全部完璧。
どうやって作り上げたのか...感心してしまう。
後にも先にも、どんな恋愛マンガもこれにはかなわないと思う。
Posted by ブクログ
久しぶりに読んだ。
くらもち作品の中でもかなり好きな方。
最近の作品は読んでないのでわからないけど、
この辺りのくらもち作品でのヒーロー？は
何を考えてるかわからないクールな感じの男性が多かった。
この作品の河野くんもその１人。
昔はこういうキャラが受けたからなのかわからないが、
今読んでも河野くんはかっこいいなぁと思った。
Posted by ブクログ
私が教師と生徒の恋愛萌えになるきっかけだと思う。確かに絵やら時代背景やらで時代を感じるけど、20年近く前の作品とはとても思えない。ちなみにコミックスバージョン(文庫バージョンでないほうね)は全4巻の表紙をつなげると1枚の絵になるステキ仕様。
教師と生徒。少女マンガによくある設定だけど、物語を紡ぐ先生によってテイストが違う。
くらもち先生は互いの近そうで遠い距離感のさじ加減がうまいと思う。
Posted by ブクログ
ちょっと甘すぎるけど、若くてかわいいなあ・・・と思いつつ読んだ。昔から好きな作家さんですが、最近はちょっと絵がラフすぎて（うまいけど）ついていけない。でもこのあたりの絵もストーリーも昔みたいで、好き。
Posted by ブクログ
先日、ネット上で久々に友と再会。
その友のお気に入りの1冊がこの『海の天辺』だったのですが、そんなことはつゆ知らず。
タイムリーなことに先日、Musical batonならぬCommic Batonが回ってきまして、偶然にも"何度も読み返したい本"の1冊にワタシも同作品を挙げていたのです!
(ちなみにBatonの答えは他に載せました)
そのうえ、ワタシの前の前のバトン走者さんもくらもち作品を挙げていたり、ほかにも「くらもちさん好きです」という方がいたりで、ちょっぴり盛り上がりました。
ワタシのくらもち作品との出会いは、親戚のお兄さんちの本棚にあった『いつもポケットにショパン』。
でも、あのころはさっぱりわからなかったのですよね…、小学生でしたから。
絵も話も暗めで、逆に苦手意識がうえついたような気がします。
そして、ふたたび出会ったくらもち作品がこの『海の天辺』。
先生と中学生の恋なのですが、現実的でいてロマンチックところが好きです。
特に先生がいぢわるだったりするところとか、シーナのどんくさいところとか。
ひねりのきいた会話、ささやかだけど印象に残るシーンがたくさんあります。
もちろん、ドラマチックな『いつもポケットしショパン』もほのぼのな『天然コケッコー』も、『千花ちゃんちはふつう』も『おしゃべり階段』『東京のカサノバ』も大好きです。
きっといまでもこれからも本棚に、だよね?
