田口ランディのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ私はイライラしていた。10代にしろ、今でもそうかもしれない。タイトルを見てはっとした。そうだよ。できればムカつかずに生きたい!作中では寧ろ著者のお兄さんに共感していて。いじめを受けていつも居場所がなく感じていたお兄さんと、私の引きこもり体験は何処かだぶっている。
皆、できればムカつかずに生きよう。人にある程度は迷惑かけてもいいから、わあわあ泣いちゃって醜態曝してもいいから、自分の居場所を探したり大切な人を見つけたりしながら生きよう。亡くなってしまったお兄さんは社会の穴にはまってしまったのだな、と思って私はとても気の毒に感じた。私は今はそういった人を助ける仕事を目標として頑張りたいと再確認した -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルに共感して本屋さんで手に取りましたが作者さんが
ものすごく正直で赤裸々に自分を語る素敵な人だなあという印象を受けました。
周りの人に悪く思われないようによく見せるための虚勢みたいなものが全くといっていいほどない。
自分の家族と折り合いが悪くて悩みを抱いている人がこの本に出合えたらずいぶんと抱えている荷物を軽く出来るのではないかなあと思う素敵な本です。
印象深い文面
p139
それで、わたしは思った。なんだそうか「こだわりを捨てる」とか「欲を捨てる」とかいうけど、それは「こだわらない」「欲をもたない」ということでは決してなくて、「一度こだわってすぐ捨てる」「一度欲しがって、でもその思 -
Posted by ブクログ
ネタバレ偶然の再会した友達も、田口ランディを読んでいた。
そして、紹介してもらった本を、次の日に買ってよみはじめた。
すごく共感する本。
というか、こんな感じの内容が本になるなら、
私も本を書けるんじゃないかと、おもってしまった笑
それほど、ランディさんの言葉や体験に共鳴した。
似ているなあっておもった。
とくにこの想いたち。
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自分では何もできず、果敢に自己を表現している男の人たちの側にいて、それを手伝うことでかろうじて自分を満足させていた。
だけど、いつも思っていた。なぜ自分には「表現したい」という衝動が噴出してこないのか。こんなにも表現したいと願っているの