田口ランディのレビュー一覧

  • ソウルズ

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    出会いとか別れとか魂とかつながりとか。

    田口ランディの短編集で一番よいのは、やっぱりあとがき!

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    2010年06月15日
  • ソウルズ

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    魂の触れ合いをテーマにした読みやすい短篇集です。恋愛などの軽いタッチのものも久しぶりに読めて良かったです。

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    2010年02月07日
  • ソウルズ

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    田口ランディは個人的にはこういう短編の方が好きです。現代女流作家らしいっちゃらしいけど、きれいな文章でとても読みやすい。

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    2009年12月29日
  • ミッドナイト・コール

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    23歳くらいのときに初めて読んで
    つまらないわと思ったのですが、
    今日読み返してみたら案外面白かった。
    というか、当時しっくりこなかった
    主人公やそのまわりの人のあれこれが
    なんだか身につまされるような感じがして。
    主人公の年に近くなったからなのかしら。

    あと、最近落ち込むことが多かったのだけれど、
    この本の中の
    「女も30近くなればいろいろ人に言えないこともある」
    という言葉にちょっとほっとしました。

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    2009年11月27日
  • オクターヴ

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    バリのにおいがしてくる。
    花のような、果物が腐ったような、あのにおいだ。

    平均律にしばられた西洋音楽と違い、
    民族音楽には、土着の宗教や思想がしみ込んでいる。
    ガムランに魅力があるのは、
    人間のものじゃない力が働いているからかもしれない。

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    2009年10月21日
  • ソウルズ

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    直接的に幽霊を扱った話もあれば、“なんとなく惹かれる男女”だとか“音楽を通じた宗教的体験”といった、まぁ流行り言葉的に言うと「スピリチュアルな」と表現されるようなエピソードを集めた短編集。ただいずれも、肉体と乖離した話ではない。それらは不可分につながっているもの。

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    2009年10月04日
  • ほつれとむすぼれ

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    著者が様々な経験の中で感じたことが表現されている。表現が巧みであるために、著者の感じたことが明確に読み取れるように思えた。僕は感じたことを表現するのがとても苦手なので、著者の表現力にとても感銘を受けた。

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    2009年10月04日
  • オクターヴ

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    『シは有限の極み。上のドは神の世界。
     知覚できないものの世界をガムランが開く。』

    なんて謎めいた言い回しなんだろう・・・
    裏表紙に書かれたこの言葉の意味がとにかく知りたかった♪


    音階の「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」

    7の上にも下にも無数の7が存在している。
    8に移行する時、それは新しい7の始まり。
    でも、所詮、人間が決めたルールでしかない。


    NOWHERE。。。
    本文中で何度も出てくるこの言葉。

    これは「NO WHERE」であり、
    また、「NOW HERE 」でもある。

    どこでもない場所が、今ここにある。
    不思議な言葉だな♪


    バリ島を描写

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    2009年10月07日
  • ソウルズ

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    田口ランディさんの小説ということで購入しましたが、まだ読んでいないので
    読み終わったら感想を入力しようと思います

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    2009年10月04日
  • オクターヴ

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    バリの湿度を確かめられる本。 特に美術館のところ。
    田口ランディの作品にしては、まだスピリチュアル感うすめ。
    強いのは読んでられない。

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    2009年10月04日
  • ドリームタイム

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    13のストーリーからなる本書。

    「私」を名乗る主人公がランディさん自身の体験記なのか、
    はたまたフィクションなのか・・・
    現実と虚構が入り混じる不思議な世界に引き込まれます。

    特に「シェルター」がいいね♪

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    2009年10月07日
  • ドリームタイム

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    現実と虚構が入り雑じった不思議な物語。
    生。死。肉体。魂。苦悩。
    田口ランディーらしいテーマの短編集。

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    2009年10月04日
  • ミッドナイト・コール

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    自意識過剰で嫌な感じの女達の、うまくいかない恋愛を描いた短編集。切なくてやっぱり官能的。こんな風に女性って考えるもんかなぁと少し思ったり。

    一番良い話は…またしても後書き(笑)

    恋って、自分の気持ちにピッタリな石を見つけて、誰かに届けることなんだってさ。

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    2009年10月04日
  • ドリームタイム

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    エッセイ。霊だシャーマンだのいう話が苦手なので読むのに苦労。
     読んで判ったのは、どうやら田口ランディは静岡県民ということ。

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    2009年10月04日
  • ミッドナイト・コール

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    「自分の中にこうしてほしいイメージがあるくせに、それをはっきり言わないで、相手にわからせようとする」

    読んだ瞬間息が詰まった。
    女性なら一度は感じたことのある感情が詰まっている一冊。

    一人の夜のお供に。

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    2009年10月04日
  • ミッドナイト・コール

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    恋愛短編小説。
    不器用な女性達の物語。失恋した時に読んだら、何だかすごく勇気をもらえた気がします。
    以下の3作が特にオススメ★
    酔った勢いで、昔の男に無言電話をかけ始める、『アカシヤの雨に打たれて』。
    絵本の『100万年生きたねこ』みたいな男と付き合い別れるまでの『100万年の孤独』。
    男からの連絡を待っている間、落とした携帯電話を拾った変態からかかってきた電話がだんだん気になりだす『電話を待ちながら』。

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    2009年10月04日
  • ドリームタイム

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    さまざまな文面からなる、13の物語。
    著者のその他の作品を、少なからず読んだことがある人ならそう思うんだろーか・・・
    現実なのか、物語なのか、事実なのか空想なのか。
    境目が曖昧で、ふわふわしている。
    そのあたりの微妙さが、私にとってはとことん心地よい物語の数々。

    だけど、そんな曖昧なものやら、一見すれば「信じがたい」ものたちを信じることって、
    可能性を見つけることや、あきらめをとくということと繋がると、私は思う。

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    2009年10月04日
  • できればムカつかずに生きたい

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    これはまた、センセーショナルなタイトルだなと思います。そして、私自身もそう思います。『できれば』なのであって実際は、よく腹も立つし、『ムカつく』んですけどね。

    26の短編からなる一冊の内容は、イジメに家族の問題、精神的な問題、宗教、犯罪…と本当に多くのことについて書かれています。私自身は移動の合間合間に読んだのですが、一気に読むよりもそのほうがいいのではないかと思います。決して、すべてに共感できる一冊というわけじゃないんです。え?とか、違うだろーって思うこともあるし、うんうんと頷いたり、何となく自分の頭にあったことを代弁してもらう感じもあったりと、様々なんですね、感想が。

    そして一つ一つの

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    2014年05月31日
  • オクターヴ

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    久々に読んだ田口ランディ。描いていることは面白いのに、どうも文体が馴染めない。たぶん作者の思いが強く込められていそうな登場人物の言葉に、〜た、とか、〜なんだ、とかが多用され、文のリズムがのっぺりと、単調な印象になるからだろう。読んでて、そういう部分が出てくると一気に興ざめしてしまう。書いてることが面白いだけに残念。それでも舞台となったバリの土着的な精神世界は面白かった。

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    2009年10月04日
  • オクターヴ

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    『知覚できないものの世界をガムランが開く』というサブタイトル?にひかれ、購入。神秘なバリを舞台に、ひとりの女性が自分を取り戻していく。バリには不思議な力がある〜と私も思っていたので、物語のセリフの中に共感できる想いがたくさんあった。

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    2009年10月04日