オクターヴ

オクターヴ

小説・文芸
561円 (税込)

2pt

「シは有限の極み。上のドは神の世界。知覚できないものの世界をガムランが開く」。失踪した友人から届いた3枚の絵葉書が、〈私〉をバリの深奥へと導く。宗教と音楽とむせかえるような自然。不思議な青年オダ。「ニュピ」にはミツコに会えるかもしれないという謎の言葉の意味は……? 『7 days in BALI』として発表された傑作長編を大幅改稿。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    筑摩書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ちくま文庫
  • タイトル
    :
    オクターヴ
  • タイトルID
    :
    188939
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

オクターヴ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『コンセント』にも負けず劣らずの何とも言えない独特の怪しい雰囲気を持った傑作。

    主人公のスズキマホは、失踪した友人のミツコを探し、バリを訪れる…マホをガイドする青年オダ…

    バリという不思議な空間の中で描かれる混沌とした世界が非常に良い。デジタルのような規律の中で、閉塞感を感じる日常世界と対比されるかのようにこの作品で描かれているバリはアナログであり、無であり、メビウスの輪のような無限ループのように読み取れた。

    ホラー小説でもあり、ミステリー小説でもあり、冒険小説でもあり、心を救済してくれるような小説でもある不思議な作品だった。

    0
    2014年07月30日

    Posted by ブクログ

    読んでる間、
    正直なところすんごい辛かった。
    でも教わるものがめちゃくちゃ多かった。
    前見たもの勝ちだなって。
    わたしはわたしだと、思える。

    そして
    バリに絶対行かなきゃと誓った本。
    ますます勢い加速するー

    0
    2012年05月19日

    Posted by ブクログ

    田口ランディの世界全開。

    行方不明になった友人を追って、バリで覚醒する話。

    覚醒という言葉でいいかな?
    最近風に言うならアセンションかな?

    タイトル通り、絶対音感という社会に縛られ、
    ニュピを経て、解放されてゆく。

    すごくよく分かる。
    言葉とか音階とか、そういうものでない、
    震えみたいな波みたいなもの。
    それを上手に言葉に置き換えている。

    「世界を一つの価値の中に組み込もうとする強い意思」
    という表現をしていた。
    ラーマという画家とマホの話はとても興味深い。

    0
    2011年08月11日

    Posted by ブクログ

    田口ランディの作品て読んだことなかったな。

    舞台のバリ、ガムランの音楽、もともと興味がある分野だったので設定が興味を引いた。

    バリの雰囲気、独特の世界観を描き出す田口さんの文脈はすっとその空気に引き込んでくれ、読み進めるうちにガムラン音階が頭の中をぐわんぐわんしていく感じ。
    特にニュピのピーク時のシーンは、その音がマックスになってたかと。

    とても感覚的でその空気感が好きでした。

    0
    2019年03月07日

    Posted by ブクログ

    圧倒的なバリの空気。自然というか生命がとぐろを巻いているような雰囲気を感じました。自分に知覚できない世界がある。わかった!と思うが、何がわかったのか説明できない。
    バリの旅物語のようで、主人公の女性が自分の心の奥深くに降りていく物語です。
    バリに行ってみたくなりました。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    田口ランディさんの小説は久しぶりに読んだけれど、シャーマンだとか幽体離脱だとかのスピリチュアル要素は変わらずで(とは言え10年以上前の小説ではあるのだけど)とても読み手を選ぶと感じるのが正直なところ。
    私はそういうのは嫌いではないから読むのだけど、この作品は精神世界的な要素がとりわけ強めで、読み終えたときには程よくぐったりしていた。

    ドレミと始まって、シは有限の極み。そしてその上のドは神の世界。上のドの世界には、ほんの一部の人間しか到り着けない。
    物語の基本にあるのは上記のようなもので、主人公のマホは、行方不明になった大事な友人であるミツコを探してバリに向かい、そこでたくさんの不思議な体験を通して上記の世界に触れる。

    とても感想が書きづらい。理解できたと自分では思っているけれど、もしかしたら理解しきれていないかもしれない。いまひとつ自信が持てない。

    ただ個人的に思うのは、私の周りにも不思議な力を持った人が少なからずいて、そういう人たちはおそらく「上のド」の境地にいる人たちなのだろう、ということ。
    その人たちは行方不明にはならずきちんと置かれた場所にいるのだけど、どことなく浮世離れしていて、すべてを達観しているように見える。
    この物語のマホは、その境地に行ってしまったミツコを探して、見えない力に導かれるようにしてバリを訪れた。

    バリには行ったことはないものの、こういうスピリチュアル要素がある物語の舞台になりやすいように思う。シャーマン文化のある南の島だからなのだろうか。強いエネルギーを感じる場所だというイメージがある。
    「考えるな、感じろ」的な、独特な世界を楽しめた読書体験だった。

    0
    2021年04月27日

    Posted by ブクログ

    バリのにおいがしてくる。
    花のような、果物が腐ったような、あのにおいだ。

    平均律にしばられた西洋音楽と違い、
    民族音楽には、土着の宗教や思想がしみ込んでいる。
    ガムランに魅力があるのは、
    人間のものじゃない力が働いているからかもしれない。

    0
    2009年10月21日

    Posted by ブクログ

    『シは有限の極み。上のドは神の世界。
     知覚できないものの世界をガムランが開く。』

    なんて謎めいた言い回しなんだろう・・・
    裏表紙に書かれたこの言葉の意味がとにかく知りたかった♪


    音階の「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」

    7の上にも下にも無数の7が存在している。
    8に移行する時、それは新しい7の始まり。
    でも、所詮、人間が決めたルールでしかない。


    NOWHERE。。。
    本文中で何度も出てくるこの言葉。

    これは「NO WHERE」であり、
    また、「NOW HERE 」でもある。

    どこでもない場所が、今ここにある。
    不思議な言葉だな♪


    バリ島を描写した力強い精神世界には圧倒される。。。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    バリの湿度を確かめられる本。 特に美術館のところ。
    田口ランディの作品にしては、まだスピリチュアル感うすめ。
    強いのは読んでられない。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    久々に読んだ田口ランディ。描いていることは面白いのに、どうも文体が馴染めない。たぶん作者の思いが強く込められていそうな登場人物の言葉に、〜た、とか、〜なんだ、とかが多用され、文のリズムがのっぺりと、単調な印象になるからだろう。読んでて、そういう部分が出てくると一気に興ざめしてしまう。書いてることが面白いだけに残念。それでも舞台となったバリの土着的な精神世界は面白かった。

    0
    2009年10月04日

オクターヴ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    筑摩書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ちくま文庫
  • タイトル
    :
    オクターヴ
  • タイトルID
    :
    188939
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくま文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

田口ランディ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す