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Posted by ブクログ 2011年08月11日
田口ランディの世界全開。
行方不明になった友人を追って、バリで覚醒する話。
覚醒という言葉でいいかな?
最近風に言うならアセンションかな?
タイトル通り、絶対音感という社会に縛られ、
ニュピを経て、解放されてゆく。
すごくよく分かる。
言葉とか音階とか、そういうものでない、
震えみたいな波み...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月07日
田口ランディの作品て読んだことなかったな。
舞台のバリ、ガムランの音楽、もともと興味がある分野だったので設定が興味を引いた。
バリの雰囲気、独特の世界観を描き出す田口さんの文脈はすっとその空気に引き込んでくれ、読み進めるうちにガムラン音階が頭の中をぐわんぐわんしていく感じ。
特にニュピのピーク時...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月27日
田口ランディさんの小説は久しぶりに読んだけれど、シャーマンだとか幽体離脱だとかのスピリチュアル要素は変わらずで(とは言え10年以上前の小説ではあるのだけど)とても読み手を選ぶと感じるのが正直なところ。
私はそういうのは嫌いではないから読むのだけど、この作品は精神世界的な要素がとりわけ強めで、読み終え...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
『シは有限の極み。上のドは神の世界。
知覚できないものの世界をガムランが開く。』
なんて謎めいた言い回しなんだろう・・・
裏表紙に書かれたこの言葉の意味がとにかく知りたかった♪
音階の「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」
7の上にも下にも無数の7が存在している。
8に移行する時...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
久々に読んだ田口ランディ。描いていることは面白いのに、どうも文体が馴染めない。たぶん作者の思いが強く込められていそうな登場人物の言葉に、〜た、とか、〜なんだ、とかが多用され、文のリズムがのっぺりと、単調な印象になるからだろう。読んでて、そういう部分が出てくると一気に興ざめしてしまう。書いてることが面...続きを読む
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