田口ランディのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ偶然の再会した友達も、田口ランディを読んでいた。
そして、紹介してもらった本を、次の日に買ってよみはじめた。
すごく共感する本。
というか、こんな感じの内容が本になるなら、
私も本を書けるんじゃないかと、おもってしまった笑
それほど、ランディさんの言葉や体験に共鳴した。
似ているなあっておもった。
とくにこの想いたち。
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自分では何もできず、果敢に自己を表現している男の人たちの側にいて、それを手伝うことでかろうじて自分を満足させていた。
だけど、いつも思っていた。なぜ自分には「表現したい」という衝動が噴出してこないのか。こんなにも表現したいと願っているのに、表現がわき上がってこないのか。人の後ろばかり歩いているのか、なぜこんなに自信がないのか、なぜ何をしたらよいのかわからないのか。
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文章を書いてみたいと思った。
徒然なるままに。
ふとした瞬間に、ものすごく共感する言葉がちりばめられていた、そんな本。
不器用でも、もがいても、あきらめないでとにかく動いてみようという、そんなテンションの本。 -
Posted by ブクログ
この本には「自分で考える」ことについて書かれている章があるのですが、それは現代人にも言えることだよなあって痛感しました。私が沖縄に行って戦争の体験談をしてくださった方も同じことを言ってました。与えられるだけで考えることをやめてしまった私たちはニュースで、新聞で情報に操作されてもきっと誰もわからないんだろうなあ。考えることをやめるな。
クローン人間について書かれた章もあります。そこらへんは、「アイランド」という映画を見るのも良いのではないでしょうか。クローンと双子の違いは、紙一重。それで人権も何もかもが決まってしまうって怖いなあ。最近では人工授精っていう技術も発達してきてそれを利用される方も増えてきたもできちんとそういうことを考えることが必要なのではないでしょうか。人間だけじゃなくて、生物全ての命の重さを考えるべきだと思う。 -
Posted by ブクログ
コンセントを読んで気になる著者のひとりになっていた。生きにくい時代はいつの時代も昔から生きにくくて。だからこそ自分を。そういうことをちゃんと見てきた人だと思って気にかけていた。K先生の話がいい。K先生はシリアスな映画を生徒たちに見せる。生徒たちの中には「映画を楽しめた頃にもどりたい」「知りたくないことを知った。苦しい」と感想を漏らす。K先生は「でもいいんです。ボクは若い時にはちゃんと絶望しなければ世の中のことを理解できないと思っています。だから生徒に思想によって谷に突き落とすんです。」発言コワイ。でも素晴らしい。本当のことだと思う。世の中のことを理解するまでには多少時間がかかっちゃう。でも。一時間に一回ムカついてた頃が一日に一回ムカつくくらいになり一週間に一回くらいに減りやがて相手がムカつく頃を迎える。相手が何でムカついてるのもわからなくなってくる頃ようやく。生きにくい時代ってどういう意味かそろそろわかる頃になる。
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Posted by ブクログ
田口ランディさんの小説は久しぶりに読んだけれど、シャーマンだとか幽体離脱だとかのスピリチュアル要素は変わらずで(とは言え10年以上前の小説ではあるのだけど)とても読み手を選ぶと感じるのが正直なところ。
私はそういうのは嫌いではないから読むのだけど、この作品は精神世界的な要素がとりわけ強めで、読み終えたときには程よくぐったりしていた。
ドレミと始まって、シは有限の極み。そしてその上のドは神の世界。上のドの世界には、ほんの一部の人間しか到り着けない。
物語の基本にあるのは上記のようなもので、主人公のマホは、行方不明になった大事な友人であるミツコを探してバリに向かい、そこでたくさんの不思議な体験を通して上記の世界に触れる。
とても感想が書きづらい。理解できたと自分では思っているけれど、もしかしたら理解しきれていないかもしれない。いまひとつ自信が持てない。
ただ個人的に思うのは、私の周りにも不思議な力を持った人が少なからずいて、そういう人たちはおそらく「上のド」の境地にいる人たちなのだろう、ということ。
その人たちは行方不明にはならずきちんと置かれた場所にいるのだけど、どことなく浮世離れしていて、すべてを達観しているように見える。
この物語のマホは、その境地に行ってしまったミツコを探して、見えない力に導かれるようにしてバリを訪れた。
バリには行ったことはないものの、こういうスピリチュアル要素がある物語の舞台になりやすいように思う。シャーマン文化のある南の島だからなのだろうか。強いエネルギーを感じる場所だというイメージがある。
「考えるな、感じろ」的な、独特な世界を楽しめた読書体験だった。