田口ランディのレビュー一覧

  • マアジナル

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    不思議だなあ、ぽやややや~ん、で、思いがけないほどあっけなく、あっさり終わってしまう。おいてきぼりをくらう。
    残りのページ数あんまりないけど、回収できんの?うまくまとまるのこれ?と変にソワソワしながら読み進んでいった。

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    2013年12月29日
  • マアジナル

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    人は物事を特徴や性質毎に分け、名前をつける事で区別をしています。細長い形、丸い形、大きさに関わらず人が座るそれには「椅子」と名付けます。
    しかし区別は人が利便性を求める為に決めた約束事であり、実際には境界線を引くことはできません。分子レベル粒子レベルになると人間でさえ陽炎のような存在です。
    ましてや我々は目に見えないもの形にないものにでも境界線を引こうとします。 本小説を読んでいてそんな境界線の危うさを意識させられました。

    ~あらすじ~オカルト雑誌の出版社に就職した主人公、高木。記者として初めての仕事が故郷能登半島でのUFO目撃情報の取材でした。高木は取材を続ける中、17年前に中学生6人が

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    2013年11月18日
  • できればムカつかずに生きたい

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    再読。何回読んでも飽きないしその都度新しい発見がある。『まっすぐな言葉の模索』の、とにかく相手に自分の気持ちを伝えることを優先させるということ。『寺山修司さんの宿題』はなんだか胸が一杯に。

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    2013年05月29日
  • ほつれとむすぼれ

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    スピリチュアルなことの出会いがあるからランディさんのエッセイは読む。けど、今一つしっくりこなさもあったりする。
    今回は「アレクセイと泉」は見てみたいと思えた

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    2012年06月17日
  • パピヨン 死と看取りへの旅

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    著者のキューブラ・ロスを追い求める中、父の末期がんの宣告と看取り。その過程での生と死の関しての問いかけ。キューブラ・ロスや生と死についての記述もいろいろ考えさせられた。
    医療従事者としては家族の立場から見た医療現場というのがなかなかに心が痛い部分もありだった。説明してもわかってもらえないなと思うことや要求に対し今の現状では限界とか思うことも多かったが、病というものに直面した家族の立場・考えはこうなのだろうなと改めて感じた。う~ん、なかなか難しい。お互いに溝があることを踏まえた上でできることを少しずつ・・なのかな。

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    2012年05月20日
  • ミッドナイト・コール

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    30代の心理なのかな。

    わがまま過ぎない程度に素直でいたい。さみしい時はさみしい、会いたい時は会いたいって言える人を好きでいたいな。

    ま、女はあべこべの態度取っちゃうんだけどね!かわいくないものなのだ!

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    2012年05月15日
  • できればムカつかずに生きたい

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    ネタバレ

    エッセイ集というかコラム集というか。
    著者・田口ランディが、最初は家族について思うことから語り始め、いじめについて、そして、さらに精神的なことに話はすすみます。すすむといっても、一つ一つの話が連続しているわけではありません。ただ、配列に意図というか何か意味するものがあるように感じました。

    実は、田口ランディについては、この本を読むまで名前も知りませんでした(汗)。だから、先入観も一切なしに読んでいます。そんなふうに読んで感じたことは、本人は、自分をいいかげんな人のように書いていますが、とても真摯でまじめにいろんなものを受け止める人なんだろうなということです。まじめにまともに受け止めすぎて、世

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    2012年05月10日
  • できればムカつかずに生きたい

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    等身大で書かれている。賛否両論はあるのかもしれないけど、似た部分もあるようで共感することもしばしば。胸のつっかえが取れる言葉も。

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    2011年03月28日
  • ハーモニーの幸せ

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    ランディさんのエッセイ。
    なかなか良かったです。
    生きることで大切なこと、当り前だけど日々の生活で忘れ去られてしまう・・・たとえば、食べることの大切さ…を再認識できました。

    あと、犠牲ってゆう言葉についての件があるんだけど、
    これはすごく考えさせられました。
    自分は何かの犠牲になった、
    なんでそんなに受け身な考えじゃないといけなんだろう。
    やだやだ。

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    2011年01月10日
  • ドリームタイム

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    不思議で切ない13の物語からなる短編集
    フィクションの中に事実を織り交ぜながら書く
    この人の文章が感覚的に好き

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    2010年12月09日
  • できればムカつかずに生きたい

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    購入:題名と表紙の、反抗的な部分に惹かれて購入。
    著者の興味関心や目線が少年少女のそれと変わらなくて、
    答えのでないことに対して考えを巡らせている著者と
    同じように読者であるわたしも考えてみるのがおもしろい。
    暴力やいじめなど心の痛くなるトピックもあるが
    著者なりの解釈があって痛いだけで終わらない。
    単なる前向きではない、個を大切にしていくこと。

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    2011年07月11日
  • ミッドナイト・コール

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    23歳くらいのときに初めて読んで
    つまらないわと思ったのですが、
    今日読み返してみたら案外面白かった。
    というか、当時しっくりこなかった
    主人公やそのまわりの人のあれこれが
    なんだか身につまされるような感じがして。
    主人公の年に近くなったからなのかしら。

    あと、最近落ち込むことが多かったのだけれど、
    この本の中の
    「女も30近くなればいろいろ人に言えないこともある」
    という言葉にちょっとほっとしました。

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    2009年11月27日
  • オクターヴ

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    バリのにおいがしてくる。
    花のような、果物が腐ったような、あのにおいだ。

    平均律にしばられた西洋音楽と違い、
    民族音楽には、土着の宗教や思想がしみ込んでいる。
    ガムランに魅力があるのは、
    人間のものじゃない力が働いているからかもしれない。

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    2009年10月21日
  • ほつれとむすぼれ

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    著者が様々な経験の中で感じたことが表現されている。表現が巧みであるために、著者の感じたことが明確に読み取れるように思えた。僕は感じたことを表現するのがとても苦手なので、著者の表現力にとても感銘を受けた。

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    2009年10月04日
  • オクターヴ

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    『シは有限の極み。上のドは神の世界。
     知覚できないものの世界をガムランが開く。』

    なんて謎めいた言い回しなんだろう・・・
    裏表紙に書かれたこの言葉の意味がとにかく知りたかった♪


    音階の「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」

    7の上にも下にも無数の7が存在している。
    8に移行する時、それは新しい7の始まり。
    でも、所詮、人間が決めたルールでしかない。


    NOWHERE。。。
    本文中で何度も出てくるこの言葉。

    これは「NO WHERE」であり、
    また、「NOW HERE 」でもある。

    どこでもない場所が、今ここにある。
    不思議な言葉だな♪


    バリ島を描写

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    2009年10月07日
  • オクターヴ

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    バリの湿度を確かめられる本。 特に美術館のところ。
    田口ランディの作品にしては、まだスピリチュアル感うすめ。
    強いのは読んでられない。

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    2009年10月04日
  • ドリームタイム

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    13のストーリーからなる本書。

    「私」を名乗る主人公がランディさん自身の体験記なのか、
    はたまたフィクションなのか・・・
    現実と虚構が入り混じる不思議な世界に引き込まれます。

    特に「シェルター」がいいね♪

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    2009年10月07日
  • ドリームタイム

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    現実と虚構が入り雑じった不思議な物語。
    生。死。肉体。魂。苦悩。
    田口ランディーらしいテーマの短編集。

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    2009年10月04日
  • ミッドナイト・コール

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    自意識過剰で嫌な感じの女達の、うまくいかない恋愛を描いた短編集。切なくてやっぱり官能的。こんな風に女性って考えるもんかなぁと少し思ったり。

    一番良い話は…またしても後書き(笑)

    恋って、自分の気持ちにピッタリな石を見つけて、誰かに届けることなんだってさ。

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    2009年10月04日
  • ドリームタイム

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    エッセイ。霊だシャーマンだのいう話が苦手なので読むのに苦労。
     読んで判ったのは、どうやら田口ランディは静岡県民ということ。

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    2009年10月04日