宗田理のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回の彼等の悪巧みは。
安永のためにアルバイトをして稼ごうというもの
まぁこの子たちのアルバイトはごく普通のアルバイトではない。やっぱり大人を騙しちゃいます(笑)
まず久美子が占い師にバケます。そして親からガッポリ報酬を頂戴します。
しかし読んでみるとわかるんだけど、こんな単純なことを見抜けない親も親だよ子供たちの都合がいいように予言してるのにさぁー
とまぁ最初はこんな感じなんだけど、段々ヤバい事件に巻き込まれます
これは次のC計画にも続いていくんだけど、キーワードは「黒い手帳」これには政治家の賄賂についてを記したものがのってます
これを持っているのが議員である久美子のパパ(笑)このパ -
Posted by ブクログ
“「いっしょにやらない?」
お菊はすごくびっくりしてた。及び腰で、いまにも逃げ出しそうに見えた。こいつはこういうときに遠慮するから友だちができないんだ。あたしはそう思って言った。
「自分から勇気を出して入っていかなきゃ、いつまでたっても自分の居場所は手に入らないよ。居場所は自分で作るもんなんだよ」
ボールを差し出すと、お菊はこわごわといった感じで受け取った。それがお菊が野球の輪に加わるきっかけだった。”
あさのあつこ「ヨキナマ、ヨキナマ」
椎名誠「働く子どもたち」
関口尚「代打の女神様」
宗田理「ネコになった少年」
はやみねかおる「幽霊屋敷にて人喰い鏡を見る」
松原秀行「キャベツ畑のトリケラ -
Posted by ブクログ
札付きの非行少年の心を開こうと献身的に接する若い女教師。
しかし,彼は女教師にナイフを向ける。
彼の内にあった驚くべき葛藤,そして女教師を刺した理由とは。
ジュブナイルが得意な著者が少年犯罪を正面から扱った作品。
現在は厳罰化傾向により出版時から少年法は改正されているが,
やはり少年の凶悪犯罪は世間の耳目を集める問題である。
その理由の一つには,動機の不明確さがあると思われる。
大人には理解できない理由で簡単に人を殺してしまう少年たち。
その視点はある意味で恐怖で,大人たちは理由付けに奔走する。
しかし,それでは実際に何の解決にもならない。
そういった意味では,本作は驚くべ