宗田理のレビュー一覧

  • ぼくらの(秘)学園祭

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    菊池や相原は、中学3年生になる。
    その2学期の出来事
    出し物は、赤ずきんと7人の小人たち
    この準備中に事件が起きる。
    登校拒否をしていた生徒を病院から奪還する作戦の決行
    絵画にまつわるイタリアのマフィアとの戦い

    正攻法からではなく、頭と体をいかんなく用いて、いつものメンバーが活躍する本作

    読んでいて子気味のいいてんぽであっという間に読み終わる1冊

    仲間の大切さが随所に出ている本作。

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    2018年10月28日
  • ぼくらの恐怖ゾーン

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    高校へ進学したいつものメンバー

    新たな友人ができたぼくらシリーズの面々

    その友人塚本は、赤城山の近くに実家を持つ。

    ぼくらは、彼の実家に、2泊3日でおとずれることになるのだが。。

    一緒に来た塚本が、行方不明に・・

    塚本の家には開かずの間があり、彼を探すためにぼくらはそのあかずの間に足を踏み入れ・・

    友情や、それぞれの思い、高校生になっても大切な仲間を思う気持ちが随所に描かれた1冊

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    2018年10月28日
  • ぼくらの秘密結社

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    ひかるの誕生日の日、懇意にしているTV局の矢場から中国人、林が大変な立場に今あることを教えられる。

    林は密入国組織に命を狙われているらしい情報を得る。

    林を守るため、いつものメンバーは、秘密結社KOBURAを結成する。

    尾行、囮作戦、奇襲など相手の意表を突く作戦を展開。

    隅田川花火大会の夜、KOBURA館で最後の戦いが始まる。


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    2018年10月28日
  • 殺人コンテスト

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    題名からして、なんとも言えない感覚を覚える

    意地悪なおばあさんがいきなりこんなことを言い出す。

    遺産をすべてあげる、金額は数千間円規模

    しかし、そこには条件があり、余命わずかな自分を苦しめずに殺してくれること。

    何とも破天荒な条件の下で・・・

    物語は展開していく。


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    2018年10月28日
  • ぼくらの(危)バイト作戦

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    時は、中学2年の2学期

    安永が、学校を休みがちになります。
    相原、菊池を中心とするいつものメンバーは、父親が療養し、代わりに働いて、家計を支えていることを
    知ります。

    中学生ができるお金を稼ぐ方法を考え始めます。
    しかも、普通のアルバイトであるはずもなく、悪い大人を懲らしめ、また更生させるという一石二鳥のアルバイトです。

    そんな中、殺人事件に遭遇することに・・・

    ぼくらにどんな結末が・・・



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    2018年10月28日
  • ぼくらのメリークリスマス

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    相原や英治などいつもメンバーは、新たな事件に遭遇する。

    ルミの父親に秘密組織が金庫破りを強要してきた。

    もちろんそんなこと引き受けるわけもなく・・

    しかし、秘密組織もそのまま引き下げることはせず、ルミを誘拐すると脅迫してくる。

    このシリーズに出てきた七福神も登場し、今回は協力しルミを守る。

    頭を使い、組織の向かうメンバー、その中で悪徳業者であることを突き止める。

    そして彼らはクリスマスの夜、悪徳業者に立ち向かう


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    2018年10月28日
  • ぼくらの『第九』殺人事件

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    ぼくらシリーズの1冊
    ぼくらのメンバーの一人、ひとみの友人はいたずらの天才。

    彼女の名前は、城山ひかる

    彼女らの誘いで第九合唱会に参加することにるが、いたずら好きの彼女らの前ではくたくたに・・

    ひょんなことから、死体を見つけてしまう。

    それが発端で、2つのメンバーたちはそれぞれ犯人探しに躍起になるが・・・

    次第に2つのメンバーたちは心を通わせる・・・


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    2018年10月28日
  • 人牛殺人伝説

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    主人公、張英蘭は、中国残留孤児。

    肉親に会うために来日するが会えずに中国へ戻る。

    その出来事を記事にした速水遼子は、張英蘭と肉親捜しの約束をする。

    そんな中、鳥取に住む女性から英蘭の母を知る女性からの連絡を受け、鳥取に向かうが・・・
    その女性は事件に巻き込まれ死亡している。
    さらに情報提供者が現れるが、事件に巻き込まれ・・・・

    鳥取に残された伝説をモチーフにした作品

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    2018年10月28日
  • ぼくらの秘島探険隊

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    ぼくらシリーズを全部読みたいと思った1冊

    ぼくらの7日間戦争2の原作
    映画は具志堅ティナ主演で制作されました・・

    いつものメンバー、9人、英治、安原などは、沖縄のきれいな海がリゾート開発で失われるとの話を
    まさばあから聞き、沖縄へ。

    中二の夏、大人たちと自然をかけての夏の戦いがはじまる・・


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    2018年10月28日
  • 2030年の旅

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    2030年の世界を描いても、作家さんによってこんなに違うものなのか。面白かった。
    2作目の、あの展開はびっくり。
    小路さんのは、あの作品の続編?その後、というとだよね。こういう設定、嬉しくなる。

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    2018年04月08日
  • 2030年の旅

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    SFアンソロジー。2030年がどのような世界になっているか、それぞれの作家が自由に描いているけれど、だいたい同じような進化過程を辿っているのが面白い。予想がつく近未来だからでしょうか。個人でお喋りする小型AIロボットを携帯しているのが羨ましいです。小鳥型とかトカゲ型とか、はたまたコガネムシ型など。欲しい。トカゲいいな。『狼と香辛料』(アニメ視聴済)の支倉凍砂さん初読みでしたが面白い。ラストの坂口恭平氏のエッセイはどうしても文体が合わず放棄しました。

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    2018年04月04日
  • 2030年の旅

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    山内マリコさん目当てで手に取りました。
    東京オリンピックから10年後の世界。きっとあっという間に訪れるんだろうなー…
    中身はちょっと期待はずれ。

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    2018年03月14日
  • 2030年の旅

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    「2030年」をテーマにしたアンソロジー。オススメは瀬名秀明と坂口恭平。

    恩田陸/小路幸也/支倉凍砂/ 山内マリコ/宗田理/喜多喜久。

    宗田氏は2018年で80歳。

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    2018年01月05日
  • 2030年の旅

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    【収録作品】「逍遙」恩田陸/「144C」瀬名秀明/「里帰りはUFOで」小路幸也/「AI情表現」支倉凍砂/「五十歳」山内マリコ/「神さまがやってきた」宗田理/「革命のメソッド-2030年のMr.キュリー」喜多喜久/「自殺者ゼロの国」(エッセイ)坂口恭平
     喜多喜久の作品以外は、「小説BOC2」2016年7月(中央公論新社刊)初出とのこと。

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    2017年11月21日
  • ぼくが見た太平洋戦争

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    戦争ものの本を立て続けに読んでいるが、10代の若者に読んでもらうには好書。さすが物語のプロだけあって、きちんと伝えなければならないツボは押さえているし、語り口も一人称で呼びかけるなど、読みやすい。
    戦時中、中学生が勤労動員される理不尽、実際に空襲・爆撃される恐怖、焼夷弾で焼け出される中を逃げ回る様子などがリアルに書かれているほか、当時の自分を振り返り、政府からの情報を信じ、アメリカに捕まったら殺されると思い込んでいたことなども、等身大の言葉で書かれている。
    これなら、多感な時代にも、素直に読めるのではないだろうか。
    オススメ。

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    2017年09月29日
  • ぼくらの大脱走

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    なかなかヘビーなお話.
    この場を一件落着させてもその後の人生まで楽観できないことはしばらく後になって気づかされる.

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    2017年09月17日
  • 2年A組探偵局 奥の細道失踪事件

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    ネタバレ

    夏休みの最中に、高校生5人が行方不明になった。松尾芭蕉の奥の細道を辿る旅をすると告げて出て行った5人。中学生探偵の主人公の元に依頼が訪れ、テレビ局のプロデューサーを頼りに彼らを捜索することになった……。小中生を対象にしているだけあり、内容としては半分程、読み進めれば結末が予測できる。最後に、事件の黒幕から真相が明かされるが結末としてはカタルシスが残留する。本書の登場は1993年。今の日本に於ける問題が本書の最後を示していると感じる。

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    2017年03月14日
  • 2年A組探偵局 ラッキー・マウスの謎

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    ネタバレ

    シャーロキアンで推理小説を好む、主人公がイタリアン料理店を経営する息子と探偵局を開く。ネコ探しから、落し物など中学生ならでは依頼を引き受けてきたが、脅迫電話の対応を依頼された時は戦慄し、依頼を深刻に捜査する。犯人は”ラッキー・マウス”と名乗り、三つの事件が進行する。小難しいトリックは一切使っておらず、小学生向けの内容かなと感じる。ただ、中学生ならではの考えと行動力は大人になった私にとっては、いつもと違う視点で楽しめた。

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    2017年03月07日
  • ぼくが見た太平洋戦争

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    ぼくらシリーズの宗田理の著作。
    筆者の体験談と取材から構成されている。
    中学生に語りかけるような文章なのでとても読みやすい…反面少し内容はうすいかも?
    最後には現代に生きる中学生へのメッセージがあって、考えるヒントになるかもしれない。

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    2016年07月03日
  • ぼくらの太平洋戦争(角川つばさ文庫)

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    戦争中だって、ぼくらは生きていく!

    タイムスリップしているから死なない、という発想はどうかと思うけど、児童向けだし、シリーズとの齟齬もあるし、安心して読みました。著者は戦争を経験した世代。だから書けるのだと思う。悲惨すぎもせず、明るすぎもせず、ただ、今の中学生と変わらない、ということだけ。あとがきにあるが、その頃の中学生は、辛くても自殺はしなかった、辛いほど生きたいと思った、らしい。今の中学生が弱くなったのか、戦争よりも今は辛いのか。

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    2016年03月30日