麻生みことのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
かわいい・・・♪
麻生みことは何でも好きです。
一番誰にでもオススメなのは「そこをなんとか」ですが、こっちもやっぱり大好き。
タイトル通り恋愛絡みの話が多いですが、なんというか、「恋」より「愛」の伝わる話ばかり。
登場人物が多くて、短いエピソードがいくつも入っている短編集的な構成だから、一つずつの話はあっさりしてるんだけど、でもどれもじんわり来る。
路地に住んでる職人のキャラと、人との関わり方、ものづくりをしていく姿勢とか色々、いいなぁってじわじわ込みあげるものがあります。
今回の3巻で一番好きなのは、やっぱり最後の「ふきこ路地」かな。 -
Posted by ブクログ
京都の路地にある様々な職人たちの恋話を描いた路地恋花の三巻目です。
一話ごとに主役が異なるこの作品。今巻では靴屋さんの話と大家さんの話が特に素敵でした。
靴屋の話だけでなく全体に言えることですが、この作者は人が恋に落ちて行く段階の心情描写がとても上手いです。少しずつ相手のことが気になり、気付くと恋に落ちている・・・。
そんなあたりまえのことですが、なかなか繊細な気持ちですので書くのが難しい。それをやっのけるのはすごい。
大家さんの話は路地恋花という作品の締めに持ってきてもいいくらいの出来でした。大家さんの過去の話でこの路地ができた理由が書かれています。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ新米弁護士奮闘記!という題材で、段々少女マンガもこなしつつある?この作品、5巻も面白かったです。
いやほんと、デフォルトで“面白い話”が描けちゃうような人が描く薀蓄ものって、面白い内容に“薀蓄分”が単純に上乗せされちゃうようなお得感があったりするんですよねぇw
楽しく軽やかなコメディタッチで進行しつつ、テーマを絡めた感動的な山場を持ったドラマ展開をこなし、さらには爆笑もののオチもキッチリ入れてくれるという、パーフェクトに面白いネームはそのままに、弁護士というか法律関連の薀蓄知識まで得られてしまう、なんとも充実した内容。
そしてこの5巻では主要登場人物たちの関係性やらなんやらも大きく -
Posted by ブクログ
衝動買いその2
「花屋一抹」オーダー花屋と地検の女のお話。オチで噴いた。
「夏菊その2」喫茶店店主とロリータ少女の続編。萌え転がった。もう二人で幸せになっちゃいなYO!!
「佐倉家」手描き友禅に惚れた女性とその師匠のお話。切なかった。これも一つの愛のかたちだよね……。
「petit cadeau」「petit cadeauその2」引きこもり箱入り娘な万華鏡作家となにわのガラス職人のお話。思いのほかツボった!! 凸凹カップルでかわいい!
そして、今回の「Prologue」と「Epilogue」はホント反則だった……。しあわせになれよおおおおおお!!!!