あらすじ
恋も仕事も、かけた想いのぶん、輝くんだ。--路地で美容室を開業した慎吾(しんご)。ある日、結婚式当日の幼なじみ・美姫(みき)が、ウェディングドレス姿で現れる。わがままで気まぐれな腐れ縁の幼なじみの注文とは……。手作り本工房・小春と十和田の続編も収録!京都の長屋で職人たちが織り成す、あたたかく、切ない恋愛連作漫画。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今回は感動した〜。親ってすごいな〜と単純に。
3巻まで読んで、京都のことばの上品さとか、きれいな語感とかが、活字なのに実際に耳から入ってくるようで、やっぱりどこをとっても好きなシリーズ。
Posted by ブクログ
路地(ろおじ)の長屋に住む、さまざまな職人たちの恋模様。
素直になりたいのにできない、だけど引っ張られてしまう
不器用な人にありがちな心の内を描いているところに共感できます。
そして京都に行きたくなります。
思うようにいかないコトを思いながら、何度も何度も読み返してます。
長屋に住む前のオーディションは他の住人も参加してるなんて
楽しい~。
Posted by ブクログ
一巻からじっくり読んでいるのでレビュー遅れました。
今回は美容師の住人と大家さんの話。
「セビリア」だけでこの巻の全てが語れますね。
大家さんは素敵な人だし、京都の料理の真髄が知ることも出来ました。
五巻ではみっちゃんと花屋に再度フォーカスが当てられるようです。
鯛の昆布じめ食べてみたい。
Posted by ブクログ
最後に収録されている「ふきこ路地」に心打たれた。
母娘ってやっぱり難しいなって。
早苗さんは母から巣立ててよかった。
あまりに素敵な話だったもんで、まさか最終巻かと思ったら、次巻予告があってほっとした。
あぁ、京都に行きたい。
Posted by ブクログ
友達から「新刊が出た!」というメールをもらって早速本屋さんに行ってきました。
京都の長屋を舞台にしたお話。←この設定からしてあたしはグッときます!!!
そこの住人たちは何かしらの手に職を持ったというか・・・何かを作る人達で。
その住人さんたちを主人公にしたオムニバス形式のお話です。
毎回主人公が違うから1巻から読まなくてもすんなり読めると思います。
手に職を持った住人さんが主人公ということで毎回その方の職業にまつわる話がこれまたおもしろい!
というかそれをメインに1回読んで、恋愛ものとして1回読んで~なんてこともあたしはしています。
今回1番気になったのはヨーロッパの製本文化について。
要は簡単に綴じた本を書店で買って、それを好みのデザインで装丁してくれる工房があるらしくって・・・!
全部の本をそんなふうにしてもらうのなんてそれはよっぽど裕福な人じゃないとできないけれど、これぞ!っていう1冊だけでもしてもらいたい。いつか。
本編が終わった後のおまけも手が込んでてというか個人的にはかなりツボな感じで。
意外に嫉妬深いな・・・とかラブラブねぇ・・・とかその後の余韻を持たせつつ、次を想像させてくれるんだもん!!!
楽しすぎる!!!!!
激しい恋愛とか、どきどきするような!って感じのストーリーではないんだけど、ほっこりするというかしみじみ「いいなぁ・・・」って思わせてくれるそんな本です。
大人に読んで欲しいというか大人だからこそ楽しめるんじゃないかな?
男の人は大人になってもジャンプ読み続ける人多いじゃないですか。
その影響であたしも少年漫画はそれなりに読んでるけど、少女マンガってほっとんど読んでない。
そんな最近少女マンガ読んでないねぇって方にこそ読んで欲しい。
ちょっとテイストは違うけれど、地元にも古い建物を大事にして再活用しているところがあります。
冷泉荘っていうんですが・・・。
地元の雑誌や新聞とかにけっこう取り上げられていて、あたし自身はまだ行ったことありませんが、近いうちにぜひ行ってみたいスポットの1つです。
Posted by ブクログ
連作短編ですがどれもきゅんきゅんした!!
『セビリア』。その気になったら奪えるんちゃうん?って思ったけど、そうしないへたれ美容師が良い。
『椿靴工房』。続編が見たいです。絶対ここで終わらないと信じてる。
『綴2』。来たーーー! 続きをずっと待ってた。てか、まだ続きますよね? ちゃんとエンドマークつきますよね?
他の話も全部好き。
次巻の花屋に期待。
Posted by ブクログ
「この体まるっと お母さんの形見やなあ。大事にせな」
という、靴屋さんのお話が好きだった。
出てくる手作り品がどれも素敵すぎる。
恋花だけれど、むしろ恋はいいスパイスで。
出てくる手作り品と同じように、この漫画は、
読めば読むほど味が出てくる。
これまでずいぶんたくさんのお店が出てきたけれど、
長屋は一体、いくつあるんだろう。
いつまでもずっと、このひとたちの優しい物語と続くといいなぁ。
---------------------------------
京都にある「あじき路地」をモデルにしているんですね。
なんと、知らなかったなんて迂闊!
昔ながらの京の長屋、大家さんの名前をとった長屋の名前、ものづくりの若者。
これは、一度是非行ってみないといけませんねー。
Posted by ブクログ
「綴2」は、いたたまれない人多そう。だからこそいい。
しかし今巻はなんといっても「ふきこ路地」! 149ページに号泣。母と娘ってのっぴきならない確執が出来てしまうケースもあって、そういう物語も数多くありますよね。(娘からの「親離れ(という諦め)」か「追体験による理解」とか)
それとは逆に、一番近い女性同士の共鳴があって、これはこっち。
有川浩「フリーター、家を買う」のお姉さんが序盤に父親に叩きつけたセリフも辛かったけど、ここも「そーきたかー!」と。
家族というのは難しい。
Posted by ブクログ
恋は遠い日の花火とはよいことをいうものですが。
私は、この本を読みながら
花をめでるように
花火を見上げるように
読んでは微笑んでしまうんです。
そしてものづくりをする人への尊敬と敬愛をもひっくるめて、愛することのいとおしさを感じたりもします。
今回も喫茶店で読んでましたが、だいぶおかしな人だったかもしれません。
おそらくにやにやが隠せなかったから。
Posted by ブクログ
切なくて、面白くて・・・ドキドキしながら読みました。
長屋の職人さん全員の一生懸命さが伝わってきてすごく好きです。
綴の小春ちゃんと十和田さんの続きが読めて嬉しかったです。二人とも輝きが増した気がします。今後どうなるか、楽しみです。
大家さんのお話も切ないけど、いとおしくてよかったです。
Posted by ブクログ
3巻では1巻から登場している製本職人、美容師、靴職人、大家さんらが中心。
みんな大人のはずなんだけど、まだ修行中で悩みながら物語りは進んでいきます。将来への不安や、幼馴染の結婚、お客を好きになってしまったり、などなど、京都の町らしい話題も含めながら語られますので、そちらも魅力です。
一押しは大家さんの話。おばあさんになってもかわいらしいです。
あと、シリーズでは1巻、2巻に登場した井沢皐月とナオミの話が好きです。年の差がありますけど、年下のナオミにやられてしまってる皐月の姿がたまらない。
Posted by ブクログ
1篇1篇押し花の様な綺麗で可愛いお話。新しい店子さんも続々、古参の店子さんも登場。大家さんも可愛い。美容師さんのお話と製本屋さんのお話がお気に。やむおちも面白い。
Posted by ブクログ
#Booklog
また良書を発見!!と思ったら、麻生みことの著書でした。
やっぱり雰囲気がいいですね。京都にある昔ながらの長屋。「芸術を求める」店子にのみ貸すと言う変わった大家の方針で、色々な人が集まります。
これは、きっとドラマになる。
Posted by ブクログ
どの話も良かった。
切ないのもいいけど、
ちゃんとやりたいことやれてる大家さんにホッとしたり。
なんだかんだと親子に懐かれてる靴屋さんとかいい!
Posted by ブクログ
1・2巻ほどの新鮮な感動はなかったかなあと。
大家さんの話は、時期的に満を持して・なのかもしれないけど個人的にはついにきちゃったかー的な感じで。
この手のオムニバス形式は、形を守るのも破るのも難しいですよね。
でも「セビリア」はすごく好き。幼馴染同士の淡い恋なのに、静かな激しさもあって引き込まれた。美容師の男の子かわゆい。
あと靴屋さんのお話も共感。いいお話だった。一巻の綴じ本屋さんがまた出てきて個人的には嬉しかったのと早く十和田さんとくっつけーーー
大家さんのお話もなんだかんだすきです。年月経たからこそのお話素敵でした。
Posted by ブクログ
そうそう長屋の住人が入れ替わるわけでないので今回は散髪屋の話以外は以前から住んでいる職人たちの話ばかり。
だが相変わらずどの男もヘタレっぷりが尋常じゃなく、読んでいて共感値MAXです。
銀細工職人のミツ君の話の続きが読みたい。
Posted by ブクログ
かわいい・・・♪
麻生みことは何でも好きです。
一番誰にでもオススメなのは「そこをなんとか」ですが、こっちもやっぱり大好き。
タイトル通り恋愛絡みの話が多いですが、なんというか、「恋」より「愛」の伝わる話ばかり。
登場人物が多くて、短いエピソードがいくつも入っている短編集的な構成だから、一つずつの話はあっさりしてるんだけど、でもどれもじんわり来る。
路地に住んでる職人のキャラと、人との関わり方、ものづくりをしていく姿勢とか色々、いいなぁってじわじわ込みあげるものがあります。
今回の3巻で一番好きなのは、やっぱり最後の「ふきこ路地」かな。
Posted by ブクログ
京都の路地にある様々な職人たちの恋話を描いた路地恋花の三巻目です。
一話ごとに主役が異なるこの作品。今巻では靴屋さんの話と大家さんの話が特に素敵でした。
靴屋の話だけでなく全体に言えることですが、この作者は人が恋に落ちて行く段階の心情描写がとても上手いです。少しずつ相手のことが気になり、気付くと恋に落ちている・・・。
そんなあたりまえのことですが、なかなか繊細な気持ちですので書くのが難しい。それをやっのけるのはすごい。
大家さんの話は路地恋花という作品の締めに持ってきてもいいくらいの出来でした。大家さんの過去の話でこの路地ができた理由が書かれています。
Posted by ブクログ
製本屋さんの話
胸に詰まる。好きな仕事を、それだけで食べていける人は少ない。同時に、食べていけたとしても、続けられるかはまた違う。
それでも、仕事をする。その覚悟は、どこかに表出していくのだ。きっと。
靴屋さんの話
家族がテーマ。この関係は、とても好み。
大家さんの話
気持ちがつながって、互いに思いあっていることだけが、家族を家族にするのではない。何にせよ、行動に示すこと。
それだけが、人をつなげていく。路地の由来にぐらりときた。
麻生さんの描く、女性はしなやかで美しいからどうしても、そちらに目が行ってしまう。
Posted by ブクログ
何かを作る仕事が好きだから、この話は毎回ワクワクさせられて自分も・・・と夢を追いかけたくなる。
懐かしい人たちの話の続きもあったりで、ほんわかな気持ちにさせてくれた。
Posted by ブクログ
この3巻を買って、はまり、1&2巻も追加買い、京ことばと、町家の設定に魅かれまくっています。ストーリーもキャラ設定も本当にいいので、
★5にしたいところですが・・・・絵が・・・。
Posted by ブクログ
待ちに待った第3巻。
本作はある路地の長屋でお店を開く若手クリエイターの恋話がオムニバス調で展開していきます。
靴屋と美容師の話を期待してたら、大家さんがメインな感じ。
1,2巻を読んで漠然と大家さんは顔すら出ないキャラだと想像していたので、驚きでしたよ。
しかしお母さん、強ぇなぁ。芯のある女性は、カッコ良く、美しいものです。
この巻の最後、「これ最終回?」とか思っちゃいました。同じ誤解した人、他にもいるんじゃないかなぁ。
次巻予告があって安心した。次も楽しみです。
Posted by ブクログ
相変わらず読み終わったあとに不思議な居心地のよさを覚える本。
大家さんのお話が一番好きだったかも。あ、そのまま結婚したんだ!とは思ったけど、なんかほわほわ。
本編の内容とあまり関係ないですが、こういう路地いいなあって思う…こういうところ好き。
オーダーメイドって高そうやけど、自分だけのものっていいなって思うし、この路地がいい!!(何回でも言うけど)
オムニバスで読みやすいし、次も楽しみです。