玉岡かおるのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ最後は若干駆歩感があったが
1つの家の栄華から没落までを書ききった
凄く良い作品だった。
今でこそ鈴木の名前は残っていないが
鈴木の一員だった会社は
事業主を変えて
生き残り社会を支え続けている。
何でも神戸製鉄では社章は当時のままとか
(今は変わったかも)
経営者一族って
社員の事なんて何一つ考えず
やりたい放題しているイメージがあったが
(実際我が社はそうだけど)
明治・大正・昭和
時代も変わり、戦争をくぐり抜け
大震災を経験した当時は経営者も
労働者もお国のために働いたんだろうなぁ~
だから経済大国日本があると
改めて考えさせられた。 -
Posted by ブクログ
単なる有名な米国人建築家と、華族のお嬢様の国際結婚のお話と思うなかれ。長年日本に暮らし、日本や日本人の精神を熟知したアメリカ人として、終戦後、マッカーサー副官のバーレット少佐に、「天皇陛下は国民の象徴である」と進言したのが、メレル・ヴォーリズその人である。その後、日本は天皇陛下を現人神ではなく象徴として、奇跡の復興を遂げ、先進国へと躍進する。昔からよく使っていたメンソレータムや出身校のカレッジソングにメレル・ヴォーリズが関わっていたと知り、とても身近な人物に感じたが、小説後半でこのヴォーリズ・ファイルと呼ばれる会談のことを知り、日本に多大な貢献をした人物だと驚きと感銘を受けた。
メレルのパート