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千二百年もの間、日本に銀をもたらし近代鉱業の中心となった生野銀山。その但馬の地に生まれつき、明治の時代を生きた三人の女がいた。東京帰りで名士の娘、咲耶子。町一番の美貌で芸妓の芳野。気立てがよく真っ直ぐな女中の志真。彼女たちの胸の中には、生涯忘れられない男として刻まれた、孤独な坑夫、雷太──。激動の変革期、恋と夢に魂を燃やした、名もなき人々の感動大河ロマン。
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Posted by ブクログ
日本史の教科書にもたびたび登場する生野銀山。その開坑は、807年と伝えられる、兵庫県は姫路の北の山間部に位置する場所。この生野銀山を舞台として、炭坑夫として働くことになった雷太、彼を取り巻く3人の女性たちのと悲しく切ない人生模様が綴られていく。
物語の中心にいる3人の女性、名士の娘の咲耶子、芸妓の芳野、そして、女中の志真のうち、かなり芳野に肩入れをして読んでいた。きっと、咲耶子が幸せになるのだろうな予測しつつも、何とかして芳野が幸せにならないかと心の中で地団駄していた。詩や小説や歌でもそうなのだけれど、僕は女性の登場人物に感情移入することが...続きを読むほとんどだ。何でだろう。命が輪廻しているだとしたらならば、前世は女性だったのかな(一応断っておくけれど、現世で女性になりたいと思ったことはただの一度もない)。
明治の生野銀山を舞台にした物語。歴史小説でありながら、恋愛小説でもあり。日本が変わりつつあるなかで雷太が抱える負の部分はとうてい想像できないけど、どう彼が立ち向かうのか後半が気になるところ。
読み始めは少年達を含めた若者の成長の物語と思ったが、3人の女性の生き方を描くもののようだった。 明治の時代に女学校から果ては東京まで勉強に出た金持ちの家の女性、男親に死なれて芸妓になった女性、お手伝いながら健気に生きる女性。(上)では、意に染まぬ結婚や町の有力者に無理矢理に落籍される芸妓とか不安な形...続きを読むで終わる。その女性達の心の中心にいるのが坑夫の雷太。(下)では、どのような結末を迎えるのか見当が付きにくい。読むのが怖いような・・?
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