銀のみち一条(下)
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銀のみち一条(下)

737円 (税込)

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生野にも押し寄せる、近代化の荒波。落盤事故やストライキを乗り越えて新しい鉱山が動き出す。女たちの運命もまた然り。エリート技師の夫とすれ違う咲耶子、家族を養うため町の有力者に身請けされた芳野、父の遺言で嫁入りが決まった志真。恋に泣き、夢破れてもなお続きゆく人生。苦しい過去を背負いながら、やがて再生の未来へとつながるそれぞれの銀の道とは──感涙必至の大長編。

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銀のみち一条 のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 銀のみち一条(上)
    737円 (税込)
    千二百年もの間、日本に銀をもたらし近代鉱業の中心となった生野銀山。その但馬の地に生まれつき、明治の時代を生きた三人の女がいた。東京帰りで名士の娘、咲耶子。町一番の美貌で芸妓の芳野。気立てがよく真っ直ぐな女中の志真。彼女たちの胸の中には、生涯忘れられない男として刻まれた、孤独な坑夫、雷太──。激動の変革期、恋と夢に魂を燃やした、名もなき人々の感動大河ロマン。
  • 銀のみち一条(下)
    737円 (税込)
    生野にも押し寄せる、近代化の荒波。落盤事故やストライキを乗り越えて新しい鉱山が動き出す。女たちの運命もまた然り。エリート技師の夫とすれ違う咲耶子、家族を養うため町の有力者に身請けされた芳野、父の遺言で嫁入りが決まった志真。恋に泣き、夢破れてもなお続きゆく人生。苦しい過去を背負いながら、やがて再生の未来へとつながるそれぞれの銀の道とは──感涙必至の大長編。

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銀のみち一条(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年04月04日

    これでもか、これでもかと繰り返されるたくさんの試練。ページをめくる手が止められなくなってしまった。

    人は持って生まれるものがあるのだと感じた。
    また、道は必ず「直利」ができるのだとも。

    すごいパワーがみなぎる感じが最後にあふれてきて、やっと何とか物語が終わったという感じ。


    何度か訪れたことの...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年05月10日

    明治そして大正時代初期が時代設定になっているとはいえ、世間の無責任な言動や噂話、絶えることのない好奇心は現代においてもまた同じことか。登場人物である三人の女性たちに降りかかる無情ともいえる試練・不幸。こうした難局の中で、彼女たちはそれぞれ、どうのような「一条のみち」を見い出し、進んでいくのか。生野銀...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月12日

    面白かった。

    生野銀山って、そう遠くないし、聞いたことはあるけれど、ほとんど知らなかったけど、
    日本が近代化する時代に、こんなに活気がある所だったんだな。

    でも、女性には生き辛い時代だったんだな。

    0

    Posted by ブクログ 2012年04月03日

    時代や状況に振り回される中、それぞれが「直利」を通して再生していく姿が清々しい。「何をするために産まれてきたのか」なんだか後半は胸にグサグサくる言葉ばかりでした。

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月23日

    玉岡ファンの方の推しでこの本を選んで読みましたが、明治から大正にかけての男尊女卑や、古い結婚観、搾取する側とされる側の対立などの時代性やドロドロのメロドラマ的内容に些か読み疲れが・・、女性はこういう展開が好きなのかな?
    3人の女性の生き方の物語ですが、3人とも一人の男性との恋愛関係に引いたり押したり...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年04月27日

    ああ読み終わってしまったというのが、一番最初の感想。もう少し、この物語の中にいたかった。芳野最期を見たかった。「惻隠の情」を胸に、最期は何を想うのだろうか。自らに誇り高く生き切るのかなぁ。雷太みたいな男への憧れももちろんあるけれど、芳野みたいな生き方にも憧れてしまう。うーむ、やはり前世は女なのか、自...続きを読む

    0

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