矢野浩三郎のレビュー一覧

  • 大聖堂(上)

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    大聖堂建設に秘められた、様々な策謀の数々。
    中世のイングランドを舞台に繰り広げられる修道院運営、そして、王国の権力争いなど事細かに描かれている。そしてその陰謀は手段は変われども、やはり昔も今もあまり変わらないのかもしれない。フィリップ院長vsウォールラム司教。アリエナvsウィリアムの対立軸が面白い。

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    2014年01月15日
  • 大聖堂(上)

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    まだまだ序の口なのかどういった展開になるか予測がつかないが、続きは早く読みたくなった。

    赤児は子守唄にスヤスヤ眠る。ゲップをしたくなると、口の端をゆがめる、それが笑っているように見える。

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    2018年11月25日
  • 大聖堂(上)

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    神と王権が凌ぎ合う12世紀イングランドでの大聖堂建設を核に、石工や修道院長などのそれぞれの群像劇。寒冷期の前でまだまだ農業収穫が豊かだった感じはするが、それでも何かひとつ間違うと飢えと寒さに彷徨うことになる中世の姿がリアルに迫る。

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    2013年05月22日
  • 大聖堂(上)

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    13世紀イギリスが舞台の歴史小説。
    あまり知らない時代と舞台なので、「へー、そうなんだ」という点も多く、その辺も面白い。
    しかし、もちろん物語としても波瀾万丈で素晴らしい。
    まったくもって情け容赦なく、結構いい人だったバーソロミュー伯はパーシー伯に負けちゃうし、娘のアリエナはラストであんなことになっちゃうし・・・。
    ウィリアム許すまじ!

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    2013年03月20日
  • 大聖堂(上)

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    中世イングランドの世界に一気に引き込まれる。いつか大聖堂を建てたいという夢を抱く建築職人トムや修道院長フィリップ、貴族の親子などその時代を生きるさまざまな身分の人々が登場し、壮大なドラマを繰り広げる。

    建築にかかわる描写については正直、さっぱり分からないが、人々の野心、裏切り、愛憎などの物語がおもしろくて、どんどん読み進めてしまった。登場する人物がみな完璧ではなく、なりゆきで罪を犯してしまったり感情にまかせてひどいことをしてしまったり、どこかしら弱い部分を持っているのがいい。

    第1巻では、長い流浪の末たどりついたキングズブリッジで、トムが念願の大聖堂建立をはじめるところまで。無事に完成する

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    2013年02月23日
  • ミザリー

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     ジョジョの作者の荒木比呂彦氏が面白いと言っていたので読んでみる。有名な作品だけど初めてだ。
     舞台は僻地の女の家、登場人物はそこに閉じ込められた作家と家主の女。極限までの閉鎖空間なんだけど、展開が面白くさくさくと読める。

     そして作家の業がすごい。極限状態に追い込まれても物語に書ける執着がありえそうである。作者本人なのなかなぁ。面白かった。

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    2012年07月25日
  • 大聖堂(中)

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    ヨーロッパキリスト教的二項対立、勧善懲悪、
    波乱万丈なよく出来た面白い群像劇。
    マクロな面白さは文句なしなエンターテインメント。
    一部人物を最後まで追いきれていないところは残念。
    艱難辛苦の波状攻撃が、よくもまあ次から次へと。
    相似パターンの繰り返しにややしんどくなる。

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    2012年03月18日
  • 大聖堂(中)

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    「ランニング・ハイ」、辞書には「マラソンやジョギングなどをしていて最初は苦しいが、走っているうちに段々と気分が良くなってくる現象」とある。 上中下千八百頁の大分な分量、翻訳、中世と言う馴染みのない舞台。はっきり言って直ぐに物語世界に入り込める訳ではない。但し、仕事の合間に少しずつ読み進めるうちにこの世界を読むことが日常に転ずる。将にリーディング・ハイ状態。読み終わることを望まない物語。中巻を読んだ時点で二百年後の続編「大聖堂―果てしなき世界」を読みたくなった。勿論、続編が正編を越えることは稀であるが・・・

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    2012年02月08日
  • 大聖堂(中)

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    登場人物が出揃い、話が目まぐるしく動いてゆく。
    それぞれが自分の目的のためにお互いを利用しあうのが面白い。
    イングランド王室の内紛に登場人物が振り回されていくのもはらはらさせられる。

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    2011年09月13日
  • ミザリー

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    暑いですね。なので今年はホラーでも読んで涼しくなろうかと思います。
    キングも初読です。
    いやー、すごかった。設定は有名なので知ってはいたのですがとにかくぐいぐい読み進めてしまい、あやうく電車乗り過ごそうになってしまいました。
    あんまグロ描写もなく、あー怖いって思わせる技法はすごいなぁと思います。
    しかしこの文庫本、新装版にするなら新訳は出せなかったのかな?やっぱり古く感じます。
    どうしても「アッタリキ」とか「ヨウヤットネ」という語句が原書でどういう語句なのかが気になります…。

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    2011年07月06日
  • 大聖堂(中)

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    舞台は12世紀のイングランド、キングズブリッジ。
    ここに、大聖堂を建てようとする人々の物語。


    神父のフィリップ、元伯爵令嬢のアリエナ、建築職人のトム。
    それぞれの人生がキングズブリッジを中心に動き始めます。

    三人はそれぞれのやり方で、
    協力しながら大聖堂を建てようとします。、
    しかし、それを快く思わない人々の陰謀、
    そして国内の政治に左右され、
    思うとおりにいきません。

    そんな中、大聖堂建築に携わる重要人物が死んでしまい……。


    怒涛の中巻です。
    上巻を読んだ方なら一気に読んでしまうと思います。

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    2011年06月02日
  • 大聖堂(中)

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    スティーブン王とマティルダ女帝の戦いは一進一退。翻弄される貴族・宗教家・そして庶民。大きな変化が二度にわたって大聖堂の現場を襲う。果たして大聖堂は建立できるのか。そしてそれは、誰の手によって成されるのか。

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    2011年08月19日
  • ミザリー

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    昔々、深夜に父親が見ていた映画。それがキャリーだと気が付いたのは、この作品の中盤にミザリーさんが斧を取り出して(省略)する場面でした。
    「あのシーンのあの女はこの女だ!!!」
    幼少期のトラウマが、あの女の斧を振り上げる映像とともにフラッシュバックした瞬間、わたくしは主人公と一体となったので御座います。本当に幽霊なんかより怖いよ、この女。
    ある小説家が狂信的なファンに監禁されるという話っていうか、まぁ、イカれてしまった人間はどんな怪物より怖いんだよという話。

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    2010年03月06日
  • ミスト 短編傑作選

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    スティーブン・キング原作の映画を観ることはあれど、呼んだことはなかった。この本を買った当時、丁度映画「ミスト」を観終わった後で、お!と思って買った1冊。ミストのことはすっかり長編小説だと思っていたが、中編小説らしい…あまり本を読まない私にとっては長編小説に思えた。

    「キングは言い回しがクドい」と言われたことがある。確かにと思わせる節はあるのだが、物語のシチュエーションだったり、起承転結の持っていき方というか結末の付け方が私は好きだった。

    収録されている作品で最も好きなものは「ジョウント」。
    私の望む結末のあり方だった。何回読んでも良い。

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    2026年01月22日
  • ミスト 短編傑作選

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    スティーヴン・キングの作品を読みたいと思っていたが、長編が多いような気がして躊躇していた。
    そのため、この短編傑作集はとても読みやすく初心者向けであった。
    「霧」も面白かったが、「ほら、虎がいる」が1番良かった。

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    2025年10月18日
  • ミスト 短編傑作選

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    ディストピア小説。
    霧が全てを覆い尽くす。
    買い出しに出かけたスーパーに閉じ込められた住民達。自然の脅威なのか、得体の知れない何かなのか、命の危険に晒された時、閉塞感の中、人々はどんな行動に出るのか。
    スティーブン・キングは人間心理を書くのがホントに上手い作家だと思う。今回は集団心理の怖さがフォーカスされている。
    霧も怖いけど、人間も怖い。
    出るのも地獄。残るのも地獄。
    どうすりやいいの?もう無理〜ってなるわ。
    私は、多分すぐに諦めてしまうタイプです。

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    2025年05月10日
  • ミスト 短編傑作選

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    映画「ミスト」は(何度もみたくないという意味で)「ミッドサマー」に匹敵する救いのない映画の筆頭に挙げられます。原作は、わずかに希望が見えて良かった、、

    他の作品では「ジョウント」が好きですね

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    2025年03月30日
  • ミスト 短編傑作選

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    ジョウントがかなり好きだったなーーー。霧は映画を先に観ていたから結末はなんとなく覚えていたけど、解説にもあったようにこれぞキング先生!の要素がギュッと詰まっていた感じ。短編は今回初めて読んだけど濃いな。キング先生にしか得られない読書時間がある。だからすぐまた読みたくなる!

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    2025年03月02日
  • ミザリー

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    怖いしイライラするし痛い。読みやすい文体ではないのと余りにも長くて辛かったけどその長さも含めてこの作品なんだろうなと思いました。

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    2024年04月22日
  • ミスト 短編傑作選

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    養老先生がよく読んでらした有名作家の短編集だったので、手にしましたが、翻訳本は当たり外れがあります(私には)。中ではジョウントという短編は怖かった!ホラーの表現が上手いのかな

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    2024年04月03日