ダレン・シャンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小学生の時に出始めたシリーズで、途中の巻から読めていなかったのがずっと気になっていたので、今なら一気に読めると手に取りました。
当時の印象も暗めのイメージだったけど、蜘蛛やサーカスなど、楽しいシーンでも、やっぱりどこかおどろおどろしく、意地悪い感じ(?)もあり、そのあたりが、この本を大好きになりきれないところかなあ..きっと好きな人には好きな世界観なのだと思いますが。
自分が招いた結果なので、ダレンも悪いけれど、本人にはどうすることもできずに進んでいく展開に、切ない気持ちに。
ちょっと悪いことをしたい、親の言いつけどおりじゃないことをしたい、自分の力でなんでもできる!みたいな子供の気持ちに -
Posted by ブクログ
ネタバレバンパイア元帥であるダレンとバンパニーズ大王のスティーブが戦い、ダレンが勝ってハッピーエンド。
前巻を読むまではそう予想していたのだけど、どちらが勝っても勝者が闇の帝王となって世界が滅ぶというのなら、物語の落としどころはどこにあるのか。
ふんふん、なるほど、そう来たか。
という決着をつけたあとも、まだ本の半分をちょっと過ぎたくらい。
ダレンの行動がエバンナの心を動かし、エバンナの決意が人類の未来に希望を灯す。
善意だけではない、人の心のダークな部分や弱いところもしっかり書かれ、判断ミスには大いなるツケを払わされ、辛い部分の多かった物語だったけど、最後は明るい気持ちで本を閉じることができる -
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ネタバレ前巻でハーキャットの正体を探すために訪れた荒れ果てた世界。
それは、闇の帝王が君臨した未来の世界だったことがわかる。
しかも、その闇の帝王は、スティーブかダレンの勝者どちらかだと。
スティーブが闇の帝王になる未来は想像がつきやすい。
けれど、ダレンが闇の帝王?
そんな時、ダレンたちが身を置いているシルク・ド・フリークがダレンの故郷へ行くことになった。
一緒に行くか、それともやめるか。
一緒に行くと言ったダレンを哀しげに見るミスター・トール。
嫌な予感しかしない。
そこで昔の親友トミー・ジョーンズと再会。
プロサッカー選手となったトミーと、試合後にスティーブのことで話をする約束をしていたの -
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ネタバレ前作でバンパニーズ大王の正体がわかり、引き換えにクレプスリーを喪ってしまったダレンたち。
みんなその喪失を嘆くが、ダレン一人は心が冷え切って泣くことができない。
これは辛いね。
今はまだ半バンパニーズのスティーブが真のバンパニーズになる前に倒さないと、バンパイア一族は滅亡する。
残るチャンスはあと一度。
しかし今作ではそこからいったん離れて、ハーキャットの正体を探す旅へとダレンは向かう。
ダレンの恋人デビーと、バンパニーズとの戦いの一部始終を見ていたアリス警部が、人間もバンパイアと協同して戦うべきだと言い、バンパイア・マウンテンを目指すことを知りながら、どうしてもハーキャットをひとりで行か -
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ネタバレ一作ごとにどんどん新しいステージへ進んでいくダレン。
ところが今回は、再びクレプスリーの故郷の町に行き、そこでダレンのガールフレンドだったデビーと再会する。
デビーは教師として、ダレンは15歳の少年として。
普通は受け入れられないこの事実を、一応受け止めたうえで、教師と生徒で恋愛はできないと悩む。
え?悩むところそこ?
デビーのメンタルは強靭だ。
それから、前回この町に来た時にダレンと親しくなった動物愛護団体のR・Vが、バンパニーズとなってダレンを狙う。
逆恨みなんだけどね。
自業自得なんだけどね。
それは彼にとっては認められないことなのだろう。
そしてもう一人。
ダレンがバンパイアにな -
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ネタバレダレンがバンパイアの掟の裏をかいて死刑からバンパイア元帥になってから6年。
バンパイアとバンパニーズとの戦いは続いていた。
そこへミスター・タイニーが訪れ、バンパニーズ大王が現れたこと、バンパイアが生き残るためのチャンスが5つあったうち、1つは既に失敗してしまったが、まだ4つ残っていることとを伝える。
そして、そのチャンスをものにするための人物は3人。
ダレンとクレプスリーとあと一人だという。
あと一人と出会うため、ふたりはバンパイア・マウンテンを出て魔女であるレディー・エバンナの家を目指し、もう一人のメンバーであるバンパーア元帥・バンチャ・マーチと、レディー・エバンナとともにシルク・ド・ -
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ネタバレ半バンパイアにふさわしいことを証明するための試練に失敗したダレンは、死刑判決を言い渡される前にバンパイア・マウンテンを逃げ出すことにした。
カーダに強く勧められて。
しかしその結果、カーダが招き入れたバンパニーズと出くわしてしまい、ダレンを心配してついてきてくれたガブナーをカーダが刺殺したところを目撃してしまう。
このままでは自分も殺されると思い、カーダに対する怒りを胸に脱出不可能と言われた水門から脱出したダレン。
しかしそとは雪が降り積もり、体は傷だらけ、体力はみじんも残っていなくて、死を待つばかり。
そんなとき、一緒にバンパイア・マウンテンを目指した狼たちと再会し助けられ、快復するのだっ -
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ネタバレバンパイアの掟に反して子どもをバンパイアにしてしまったクレプスリーが断罪された前巻。
クレプスリーを助けるために、ダレン・シャンは力量の試練を受けることになった。
そもそも命の保証がないような試練をいくつも受けなければならない掟っていうのが過酷過ぎる。
ダレンは子ども(の姿)で、半バンパイアであることから、いくつかの試練は免除されたものの、水の試練、針の試練、火の試練と立て続けに試練を受け、体はもうボロボロだ。
そしてついに4つ目の、バンパイアの血を飲んだ猪と戦うという試練で、絶体絶命のピンチに陥る。
その窮地を救ったのはリトル・ピープルであるハーキャット。
試練のピンチを他人に救ってもら -
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ネタバレダレンが半バンパイアになってから8年。
12年に一度のバンパイア総会出席のため、ダレンはクレプスリーとバンパイア・マウンテンへと向かう。
今作はその道中と、バンパイア・マウンテンの様子、それから今後重要になってくると思われる登場人物たちの紹介と言ったところ。
8年経ってもまだバンパイアにとっての根幹というか、重要なことをダレンに伝えていないクレプスリーってどうなの?
最後の最後に、本来は禁止されている、人間の子どもをバンパイアにした理由をクレプスリーはバンパイア元帥に問われ、「なぜか、自分をおさえきれなくなったのです」と答える。
この「なぜか」が、実はダレンの運命ということなのではないかと -
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Posted by ブクログ
ネタバレ最近ちょっと深い、複雑な、面白い本を立て続けに読んだので、ちょっと浅くて単純に思えてしまった。
ああ、これは子ども向けだったな、とは思いたくないけれど。
親友サムの記憶を体内にとどめるためにサムの血を飲んでから、人間の血を飲むことへの抵抗が薄れてきたダレン。
それにつれてクレプスリーへの憎しみも薄れつつあったのだけれど。
今回ダレンはバンパニーズという、バンパイアから分かれて、人間を血の供給源としか見ない吸血鬼たちを知ることになる。
クレプスリーは自分の故郷を守るため、そこで人間を殺戮しては血をすすっていたバンパニーズのマーロックを倒すことにするのだが、事情を知らないダレンに邪魔をされ、マ -
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実は2回目。笑笑
発売当初から大ファンで、ハリーポッターより面白い!!!!!と、はまったダレンシャン。
今、四年生の娘ともう一度買い直して読みはじめてます。
なんとなくうっすらとは先がわかるものの、やっぱり面白いわ。
ハリーポッターは知ってる人多いけど、断然ダレンシャンおススメです。
今、小学校で読書タイムがあるので、それ用に購入して、娘と同じタイミングで読み進めてます!!!
あの時、わたしは高校生で仲良しのマキととにかく先が気になって気になって。な日々を過ごした思い出の一冊です。
マダムオクタ。わたしも少し飼いたくなっちゃう。
↑巨大蜘蛛 -
Posted by ブクログ
ネタバレ親友の命を救うために半バンパイアとなったダレン。
いつか家族や友達の血を吸ってしまうかもしれないことを畏れたダレンは、自分を半バンパイアにしたクレプスリーの元へ行き、旅に出ることにした。
でも、ダレンが心に決めたのは、絶対に人間の血を吸わないということ。
極力動物の血も吸いたくはないのだが、そうすると死んでしまうので、必要最低限の血だけをいやいや飲むダレン。
しかし人間の血を吸わないと早々に死んでしまうとクレプスリーは心配する。
家族と別れ、友達をつくることのできないダレンは、クレプスリーとサーカスに戻った時、ついに友達ができる。
へびおとこのエブラ。
そして、サーカスに入りたがっていた少