中原中也のレビュー一覧

  • 永遠の詩04 中原中也

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    ネタバレ

    「私はその日人生に、椅子を失くした」だと思い、検索したがヒットしませんでした。中原中也で検索しました。

    中原中也の繊細な詩集です。
    年譜、資料、解説もあります。

    邪道かもしれないが、曲をつけたいものがいくつかあった。

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    2011年06月17日
  • 汚れつちまつた悲しみに… 中原中也詩集【語注付】

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    中原中也の詩はすごい好きです!
    重苦しい時もあるけれど、彼の柔らかい文体が好き。

    この詩集のP.100の「春」がいいなあと思いました。

    中原中也の詩、もっといろいろ読んでみたいです。

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    2019年01月16日
  • 永遠の詩04 中原中也

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    中也の詩は、忘れていた日本語の美しさ、言葉と言葉の間の無限の可能性を思い出させてくれる。残酷なことに、美しいことに、理由なんてない。湖上という詩が、とてもロマンチックではかなくて、素敵。

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    2010年07月04日
  • 中原中也全詩集

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    ・・・・・書きかけ・・・・・


    103年前の1907年(明治40年)4月29日に山口市に生まれた詩人。1937年(昭和12年)10月22日に30歳で没していますから、絵に描いたような夭折である訳ですが、

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    2011年09月14日
  • 永遠の詩04 中原中也

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    何度も読んだことのある詩でも、こうしてタイトルや装幀を変えて売っているとつい買ってしまう。このシリーズ、いいと思う。年を取った今読んでも、若い頃とは違う部分でまた引き込まれる。

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    2010年04月23日
  • 中原中也詩集(新潮文庫)

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    大好きな大好きな中原中也の詩集。眠れぬ夜に音読する用です。

    良質の詩には音読して気持ち良くなるようなリズムがあります。この詩集には全編に尖った言葉と音の揺らぎが詰まっています。

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    2010年02月13日
  • 中原中也詩集(新潮文庫)

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    憂鬱なのすたるじあ。
    いちばんすき。だいすき。
    おとのひびきだけでいい。
    おとだけで。

    ―ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

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    2009年10月26日
  • 中原中也詩集(新潮文庫)

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    ――港の市の秋の日は、大人しい発狂。
       私はその日人生に、椅子を失くした。

    時代ってなんだろなぁと思う。
    いつも、人の気持ちはこんなにも似かよって、混沌と。

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    2010年07月20日
  • 中原中也全詩集

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    初めて好きになった詩人が中原中也でした。
    教科書に載っているようなのよりも、初期の詩の方が個人的には好き

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    2009年10月07日
  • 中原中也全詩歌集(上)

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    仮名遣い、漢字等おそらく其の儘で有り、雰囲気的にも楽しめるо中也の詩、メルヘンの中に直球で伝えたいことがガンガン入ってくるから、読んでいて切なく成るо
    でも凄いなァこの人о

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    2009年10月04日
  • 汚れつちまつた悲しみに…… アニメカバー版 中原中也詩集

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    最近海外文学の比率高めで日本が恋しくなっていた。110円コーナー覗いてたら、そういえばこれ読んでなかったなと。

    生きる、恋する、死ぬの3テーマに分けられた詩集。

    有名なのは、

    汚れつちまつた悲しみに…
    これ昔日本語で遊ぼうでよく聞いていたな。当時はわからなかったけど、大人になってから読むとよく沁みてきた。

    サーカス
    かの有名な、ゆあーんゆよーんゆやゆよん。凡人には思いつかない言葉。

    あとは、生い立ちの歌という詩が気になった。年代ごとに、私の上に降る雪は綿、霙、雹、吹雪、と変わっていってるのだけど、その年齢に何があったのか気になる。こんなにまじめに巻末の年表読んだの初めてかも笑

    そし

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    2025年01月20日
  • 中原中也詩集(新潮文庫)

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    ゆきてかへりぬを読んでからだったので、長谷川泰子さんのこと歌ってるんだろうなと思われる詩がちらほらあって感動してしまった。萩原朔太郎の詩は、読んで(声に出して)魅力が分かると思ったけど、中原中也の詩は、目で追うだけで心情が伝わる気がした。「サーカス」「黄昏」「盲目の秋」「雪の宵」が特に気に入りました!

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    2024年10月12日
  • 中原中也詩集(新潮文庫)

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    一夜分の歴史
    夏が来た
    断片昏睡
    冷酷の歌
    蜻蛉に寄す
    春宵感懐
    幸福
    盲目の秋

    当たり前の事に気がつくのにどれ程の歳月を要するのかと思う。

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    2024年02月10日
  • 永遠の詩04 中原中也

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    教科書に載っていたものしか知らなかったので、改めて解説もついたものを読む。リズムが良くて何度も繰り返し口ずさみたくなるのが歌みたい。今でも好きな人が多いのがわかる気がした。

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    2023年11月17日
  • 詩集『山羊の歌』より(乙女の本棚)

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    なんだかひどく参っている現在、詩も絵もじんわり染み渡る一冊だった。
    弱く迷う心に寄り添う中原中也の詩と、アナログ画材を使用した厚みと暖かさのあるまくらくらま氏のイラストが、漢方薬のようにじんわり効いてくる感じ。
    絵だけでもぼーっと見ていれるし、詩の味わいも深い。
    挿し絵と違う情景を思い描くのも詩集本来の楽しみか。
    しばらくすぐ読める手元に置いておこうと思う。

    「いのちの声」は同じ「乙女の本棚」シリーズ『待つ』(太宰治・今井きら)を思い起こさせた。
    あれもはっきりしないなにかを待つ主人公の話。
    ここ最近参ってる自分も、よくわからないなにかを待っているのかもしれない。だから中原中也の詩と、太宰治

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    2023年07月25日
  • 中原中也全詩集

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    トタンがセンベイ食べて
    春の日の夕暮は静かです
    アンダースローされた灰が蒼ざめて
    春の日の夕暮は静かです

    吁!案山子はないかーあるまい
    馬嘶くかー嘶きもしまい
    ただただ月の光のヌメランとするままに
    従順なのは 春の日の夕暮か
        (「春の日の夕暮」より)

    幾時代かがありまして
      茶色い戦争ありました

    幾時代かがありまして
      冬は疾風吹きました

    幾時代かがありまして
     今夜此処での一とさかり
      今夜此処での一とさかり

    サーカス小屋は高い梁
      そこに一つのブランコだ
    見えるともないブランコだ

    面倒さに手を垂れて
     汚れ木綿の屋根のもと

     ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

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    2023年03月01日
  • 永遠の詩04 中原中也

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    中原中也の詩集ですね。
    私の中也との出会いは、解説の川上未映子さんと同じく中学校の国語の教科書でした。トラウマのように、詩と言えば中也を彷彿します。
    実際は中也の詩の深い意味を理解していたとは言えず。蝶のイメージが強烈に焼きついて私の心に住み着いただけようでした。
    中也の詩集をあらためて読んで、中也の内包の格闘を解説の高橋順子さんと共にふれる事が出来たように思えます。
    もちろん、宮沢賢治さんと同じようにすべてを思い至れる訳ではないので、中原中也さんの詩を吟じてみて感じたままに私流に想い受け止めてみました。
    永遠の詩のシリーズは、作家の作品から選び抜いた作品集です。選択がとても好ましくとても気に

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    2022年12月10日
  • 詩集『山羊の歌』より(乙女の本棚)

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    この感性、いったいどうやったら育まれるのか。私には、絵がないと、読み辛いので、有難い。詩の凄さが滲み出ているが、大き過ぎて。解釈するより、感じるだけが、正解かも。

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    2022年11月13日
  • 汚れつちまつた悲しみに…… アニメカバー版 中原中也詩集

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    都会の夏の夜
    いのちの声
    夏と悲運
    詩人は辛い
    酒場にて

    読むたびにドキッとする。
    最後の数行で核心をつかれるような感覚。
    思わずハッとさせられる。

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    2022年09月20日
  • 中原中也詩集(新潮文庫)

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    私はその日人生に、
    椅子を失くした。

    港市の秋の一節。

    なんて重たく、拠り所を失ったような言葉なんだ。

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    2022年02月19日