中原中也のレビュー一覧
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私が読んだものとは違うけれど一番内容が似ていたので登録させてもらった。やはり「サーカス」はいい。「ゆよーんゆやーんゆよゆやん」がとてもいい。空中ブランコの揺れている感じがとても良く伝わる。あと「臨終」の「この魂はいかにとなるか?うすらぎて空となるか?」を読んだときの感動がすごかった。そこまでこの詩は有名でない(あまり「サーカス」とかよりメジャーではない?)けれど、これを読んだとき泣きそうになった。頭の中に魂が煙草の煙の様に空に消えていく様子が浮かんできた。その他にも亡き子文也を歎く詩に感動した。たくさんあるけれどどれも子を亡くした親の気持ちがよく伝わってくると思う。「詩」というものは昔から意味
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やっぱり
5月5日は中原中也の誕生日。だから読み返してみようと思いダウンロードしました。やっぱり中也の紡ぐ言葉の文章の端々に哀愁漂っていて、嬉しいことがあった時のうたにも、どこか儚げな奥深い中也らしい部分が見え隠れするのが私は好きです。
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ネタバレこの永遠の詩シリーズは8人の詩人が取り上げられていますが、最も早熟の天才は中原中也ではないでしょうか。
高橋順子さんの解説によると、幼いころは神童といわれ、17歳で女優と同棲、のちに失恋、愛児文也の死、そして自身の早すぎる死まで短くて波乱に満ちた生涯だったようです。
中也のファンとしても有名な川上未映子さんも巻末のエッセイ「悲しみとはいったい何か」で中也の背負っていた悲しみについて語られています。
その作品は、静かで明るいものから激しさを秘めたもの、七五調までと多岐にわたってその天才ぶりをうかがわせています。
「春と赤ン坊」
菜の花畑で眠っているのは…
菜の花畑で吹かれているのは…
赤ん坊で -
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初めて詩集というのを読みました。
この詩集は「生きる」「恋する」「悲しむ」がテーマのアンソロジーだそうです。
有名な「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」が子供の頃、何となく聞いて???な具合でしたが、一部始終を通して読むと、それが「空中ブランコ」と認識できる、イメージを集中すれば非常に理解はしやすいと感じました。
夕陽を「蜜柑」と例えるなど、現代人にはない想像力に触れて、次は全詩集を読みたくなりました。
中原中也という人物は、自然をとても愛した人なんだと感じました。
空や雪に憧れて、酒と煙草と立腹を愛し、可愛らしい色気が全体的に出ています。
フランス語のところは注訳が欲しかったかもしれません