エリンさんのレビュー一覧
レビュアー
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好みでした
1巻でも、結構ボリュームを感じました。
ただ、好きと言われたことと友達にカミングアウトしたところで、なるほどこれが始まりかと納得しました。
これから2人の幸せを見届けてきます! -
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日常の中で
櫻子さんシリーズ、まだ出版して下さるとは夢にも思いませんでした。
櫻子さんが旅立ってから、それぞれのスタートを切ったみんなが、櫻子さんやヘクター、そして梅さんを懐古しながら日常の中でなにかと出会って、だけどそれは櫻子さんが繋げたものだったり。所々で櫻子さんが、櫻子さんらしい文で返信していることに安心を覚えたり。
小説の中の人々なのに、みんな元気そうで良かったなあなんて昔の友人のSNSを覗いたようなそんな気持ちになりました。
百合子ちゃんのおばあさまからのメッセージ、よかった。感動した。
最後に、いーちゃんもヘクターもみんなが九条家に集まったこと、きっと梅さんが笑ってるだろうなあ。喜んでいるだろ...続きを読む -
やっぱり面白い
待望の短編集が一冊になって出版されたのが嬉しくて嬉しくて一気に読んでしまいました。私の大好きな白夜さんと管子猫のお話、また、『浅草鬼嫁日記』のキャラクター達も出てきて大旦那様と話しているのが微笑ましく、サスケくんが可愛かったです。
葵と大旦那様の関係がより理解できた気がします。そして、葵とおじいちゃんが暮らしたあの家がとても良い使われ方がされていたのが嬉しかったです。無くならなくて良かった。お手紙は鈴蘭さんに届いたかな?お返事はきたかな?鈴蘭さんと現世に留学中の妖達が笑っているといいなあ。このシリーズを読むと、すごくホワホワと温かい気持ちになります。また新しいお話いつでも待ってます。 -
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最後まで
最終巻発売、おめでとうございます。この小説でだいたいの骨の名前や場所を覚えました。家族や友達に豆知識みたいに披露してみたり。
櫻子さんは、最後まで櫻子さんでした。だけど、1巻と比べて櫻子さんが笑っていた気がします。今のこの時代、大切な人をいつどこで失うか分からない。だから、ちゃんと感謝して愛し言葉を掛ける。でもきっと“その時”は後悔するんだろうなとも思います。櫻子さんが梅さんに後悔を抱いていないとは思わないけれど、しっかり見送れてよかった。この小説で“死”がいかに身近に潜むのか、ただ、そこには“骨”があって語ってくれるのかもしれないと知りました。櫻子さん、正太郎くん、百合子ちゃん、阿世知ちゃん...続きを読む -
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