中原中也のレビュー一覧
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もっと早く 茨木のり子 を知るべきでした。何歳でこれを読むべき、と押し付けがましいのは論外だけど、10代で読んでいれば、今読んだ時に自分を必要以上に責めずに済んだはず。若い時に茨木のり子をスルーした人は、若松英輔 さんの特別授業と共に読むことをおすすめします。Posted by ブクログ
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フォロワーさんのレビューで知った詩集。
うつくしいことばと、純粋さに、わたしの忘れかけていた何かが共鳴した、ような気がした。
重吉の詩のことばを借りれば、「ほそいがらすがびいん」と鳴って、壊れるように。
壊れた「がらす」は粉々になって、光にきらきらと反射してプリズムとなる。
重吉の詩を読んで「び...続きを読むPosted by ブクログ -
乙女の本棚シリーズから、中原中也さんとまくらくらまさんのコラボ作品「詩集『山羊の歌』より」です。この作品のイラストがスゴイんです!!画集としても楽しめるとうたっている、乙女の本棚シリーズの中でピカイチです。飾っておきたくなります。
「汚れつちまつた悲しみに
今日も小雪の降りかかる」
あま...続きを読むPosted by ブクログ -
人生で最初に好きだと思って、今も一番好きな詩人はこの人。本当にありがたい。2006年に急逝されたとのことで、同じときに生きていたことに驚きと感謝。
これからも読み続けたい。読み続けなければならない気がする。
自分の感受性くらい
はもちろん、今回響いたものはこちら。
「ギラリと光るダイヤのような...続きを読むPosted by ブクログ -
汚れちまった悲しみに…が昔から好きだったので美しい絵と読めて良かったです。
何故だか中原中也の苦しみ?のような感情をヒシヒシと感じました。絵がすごく美しくまるで美術館にいるような感覚でした(^-^)Posted by ブクログ -
哀しい詩だった。
よくわからない言葉がたくさんだけど、解説を読んで胸にきた。遠さ・自己・神・女性・死など詰め込まれていて哀しい。Posted by ブクログ -
中也詩はリズム感が良く、声に出して口遊むのもまた味わい深い。幼少期から文学に優れ、新聞に短歌の投書もしていたというから、そのリズム感覚を引き継いでいるのだろう。少し捻くれているようでどこまでも純真な詩の数々が綴られた詩集。Posted by ブクログ
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石垣りんさんの詩集ですね。
永遠の詩シリーズ 05 の作品です。
このシリーズの魅力は、時代に関わらず読み次がれていける作家と作品を見事に紹介されていることですね。
石垣りんさんの詩集も、ものすごく受け入れやすく、働く私たち職場の隣に席する仲間だという事だと思います。また、『職場の詩人』であり...続きを読むPosted by ブクログ -
『汚れつちまつた悲しみに……』を初めて聞いたのは、小学生の頃。教育テレビでやっていた、"にほんごであそぼ"という番組でした。その時に、妙に耳に残る語感のよさが印象的で、もういちど、きちんと文字として読んでみたくなり、高校生になってこの本を手にしました。
表題作の『汚れつちまつた――』は、冒頭も印象的...続きを読むPosted by ブクログ -
金子みすゞさんの詩集ですね。
みすゞさんの詩はおりにふれて目にする事はありましたが、短いなかにも心惹かれるものの多いのに感心していました。
今、こうして詩集として声に出して読んでみると、みすゞさんの宇宙が私の命のなかにも響きます。
50篇の作品が紹介されています。
蜂と神さま
蜂はお花のなかに、...続きを読むPosted by ブクログ -
確か読むのに結構時間がかかった気がします。
詩の独特な言葉が印象に残りました。
例えば「っ」が「つ」になっているところとか。
私は「サーカス」がよく印象に残っています。Posted by ブクログ -
書店で表題作に胸を突かれて購入した詩集。
なんて美しくて悲しい詩なんだろう。
それでも、日差しを受けてキラキラ光る雨粒や、降り注ぐ光、雲間からの青空が浮かび、光に満ちて神々しい。
29歳でこの世を去った八木重吉。
名前は重々しい響きだけれど、彼の紡ぎ出す言葉達は、コロコロと楽しげで、軽やかで、美し...続きを読むPosted by ブクログ -
表現がとてもきれいで、印象に残りました。
昔の言葉であったり、「っ」が「つ」になっていたりして意味を完全に捉えきることは難しいかもしれませんが、心を揺さぶられるきれいな詩を書く方だと思います。
「ゆあーん ゆよーん ゆあゆよん」
など、独特な表現も相まって、私の一番好きな詩人の方です。Posted by ブクログ -
春日狂想が好きです
家族を失って、辛くて辛くて、もう辛いなんて言葉では表現しきれないほどの悲しみのなか、それでも私たちは生きていかないといけない。失った家族の事を思い出したあと自然と頭に浮かぶようになった詩です。Posted by ブクログ -
中也先生の詩には、言い表すことのできない美しさがある。ほかの詩人にそれを求めてみようにも、結局これを読めば「ああ、これだな」という気分になってしまう。どうにかしてほかの詩人も参考にしたいのに……。個人的には「憔悴」「また来ん春……」がお気に入り。
「このバージョン」に限った話をすると、装丁も綺麗だし...続きを読むPosted by ブクログ