沙野風結子のレビュー一覧
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美麗でエロティックな表紙がステキです。太ももに絡んだ下着………帯で隠れていないので、本屋さんでは羞恥プレイになります。
再びの沙野センセと笠井あゆみセンセのタッグに、腰砕け再発でした。
ただ一人の主人だけに奉仕する執事…そう言うととても隠微なのですが、もっともっと深い使命を負わされているのが己裕なのです。
ただの執事ものではなく、サスペンスミステリーの色が濃い作品でした。
己裕の主人である則雅は貴族の末裔で、暮らしぶりは執事を使えるくらいリッチなので、冒頭はとても華麗な日常の描写から始まっていてうっとりさせられます。
でも、次第にその裏に潜む闇の部分が明らかになっていくにつれ、戦慄させらること -
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久々に特殊設定じゃない沙野作品を読みました。タイトルどおりでありながら、そこは一味も二味も違う幼馴染みものになっています。とてもセンセらしく、ほろ苦くも隠微な話でした。はっきり言って、エロ満載。
医療機器関係の会社で経理をしている舟(しゅう、です。どうしてもフネwと読んでしまって大変でした)は、母の葬儀の直後に幼馴染みの同級生だった敦朗と10年ぶりに再会します。
小5の時に転校してきてたちまち人気者になった輝かしい存在の敦朗とは正反対で、地味で家庭内のトラブルや母の呪縛から逃れたいだけの苦しい毎日を送っている舟。敦朗に取り上げられてしまった「お守り」を取り返したい一心で始まったちょっと奇妙な -
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ラピス文庫同タイトル作品の新装版です。政界もので、お気に入りの作品。内容は殆ど同じなんですが、なんと、イラストが大注目の笠井あゆみセンセなんです。もう、エロスがあふれ出まくっております…表紙もすごく淫らで、危険水域。もしかしての使用後ティッシュまであるし!ただ、口絵がなかったのが残念すぎる…ガン見です。
目玉は、超ラブラブ書き下ろしと笠井センセのあとがきラブラブイラスト。
そして、小冊子全サです。
あらすじと読みどころポイントは、旧作品で熱入れまくりでレビューしていましたwww
「とても臨場感にあふれていて、代議士同士のかけひきも見応えがあります。いつも思うのですが、センセの作品は五感を隈 -
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ネタバレ私は新書版の「兄は莉一のことをなんとも思ってなかった」ヴァージョンのが好きなんですが、
新装版文庫の「兄は兄で莉一に片思いしてた」バージョンのが、
弟への嫌がらせのこととかいろいろと収まりがよくなるから
加筆修正して作品としての完成度があがったと思う。
それでもやっぱりラストの真相暴露シーンは唐突に感じられるけど。
今新たに弟を見て恋に堕ちる話でもよかったなー。
でも「実は……」の真相を明かさないと、タイトルにならないし。
互いに互いが「くるおしく君を想う」っていた話で、大好き。
今ごろ気づいたけど、朝南さんの表紙イラスト、
「ガラス窓のこっち側の2人」を描いているんですね。素敵素敵素敵!! -
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「花」「共謀」両シリーズがリンク。報われない恋に胸を焦がしていたウーが、運命を共にする相手を見つけます。
登場は少しだけどオールキャラ。キリト×圭祐、零飛×蒼、鷹羽×斎も登場していて嬉しい限りです。そして、ウーが強く逞しい心を持ったカッコいい18歳の青年に成長していて、イラスト見てはしみじみさせられました。
斎に恋焦がれて、刑事である彼に会う口実として裏社会の情報を流していたウー。そのことを零飛に咎められ、夕矢の元へ拉致されてしまいます。
互いに叶わぬ恋に辛い想いを抱える者同士。始めは相容れない異質な相手と考えていたのが、次第に打ち解けていき最後には大切な存在となっていきます。体からの関係と -
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「甘やかな凶暴」続編。キリト×圭祐のアダルトラブが再び登場です。サスペンスチックで、メインキャラ二人が対等な大人の男という攻×攻のムードがたまりません。
キリトは本格的にホストクラブのオーナーとして、夜の街で生きる男となっています。対する圭祐は、TV局報道番組のディレクターとして相変わらず忙しい身です。時間も環境も食い違う格差婚?な二人ですが、まめまめしく連絡を取り合う描写に互いを大切に想う気持ちが現れていたりするのがいいのです。
しかし、穏やかに日々が過ぎるという訳にはいかず、歌舞伎町での商売には当然のごとく、不穏な空気が漂いまくることになっていくのです…
危ないことに愛する圭祐を巻き込 -
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ラカン神国国民は皆青みがかった黒い瞳と髪を持ち黄桃色の肌をしている。そこでは神の子である天子が絶対的存在であり、その神兵となるべく13歳で入隊した少年達のこめかみには正規の神兵になる時にチップが埋め込まれる。それは天子へ不敬な事を考えたり行動すると爆発し命を落とさせるものだ。
家が貧しい為に給料の良い神兵へ志願したセツは戦闘のさなか敵に殺される前に自決しようとしていたところを敵国、ガイゼル帝国の大将ヨルク・レイドに命を助けられる。ヨルクは皇帝のいとこでガイゼル帝国民らしい白い肌、金髪、翠の瞳を持つ美丈夫だ。
ガイゼル帝国皇帝アーシェイドの治世において元々の領土である大陸を補正戦争の名の下に侵攻 -
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雑誌連載の3篇に書き下ろしがプラスされた、3CPのオムニバスストーリーです。
とってもエロスなファンタジー戦記。軍服好きにはたまらん設定です。ストイックな軍服に包まれた躰が淫らに蕩けるのに萌え。神の代理人である天子様が敵国の皇帝にいたぶられるというのもお気に入りな展開。
しかも、そんなSM蹂躙系の話であるにもかかわらず、そんなにシリアスでもなく、ラブがあちこちにダダ漏れです。沙野作品としては甘め。セリフひとつが洒落てて味があって、ダーク一辺倒じゃありません。
「神の人形」は、ガイゼル帝国の親衛隊大将ヨルク×ラカン神国の若い兵士セツ。ヨルクがすごくオープンにドS!「奥までたっぷり汚染してあげよ -
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テンプレではありながらも、上海マフィアの零飛は魅力充分。異国のムードたっぷりで、五感を刺激される描写は読んでいて引き込まれます。
零飛は、上海マフィアとして容赦なく、痛みを感じないという冷酷さも際立っていて生ぬるくないのがいい。かといって、BLでの範疇を超えてまでの893じゃないのも安心感?
受の蒼が、零飛と対等でいようするのが、話し方、行動によく現れていて女々しくないのも好感が持てます。
濡れ場はかなり濃厚。愛があるのかないのか、ギリギリのところの攻防でもあるし、次第に互いが惹かれていくと、やさしさが加わっていくところも絶妙です。30ページ目あたりから始まるお約束もしっかり踏襲。
ストーリー -
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「花の堕ちる夜」の続編。
先輩刑事鷹羽×彼を憧憬する新米刑事斎が今回の主人公です。前作の零飛×蒼が重要な役割をもって登場してます。
刑事に上海マフィアに監禁拘束という、ベタではあるけど大好物な設定で期待以上に楽しませてくれました。
先輩刑事鷹羽に見込まれて、上海マフィアのお膝元に潜入捜査を命じられる美形で真面目な斎が、零飛にまんまと囚われ辱めを受けるという想像通りのストーリーですが、描写力がすばらしい。全てが躍動感があって生き生きしているかんじ。
生半可なドラマ観るよりよほど高品質な脳内映像化が可能です。
中国マフィアが出てくると俄然話が面白くなるのはどうしてでしょうか…ファインダーしかり -
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ネタバレ「リバが苦手な人でも大丈夫なように」と沙野さんが
書いた、山岳クライマー&医師カップルのお話。
攻めは高校の後輩で、受けがクライミングと決別し
医師への道を進むことを決めさせた男。
その攻めは、天才クライマーの受け弟と唯一無二の
山岳パートナーとして活躍していたが、山の事故で
弟は亡くなり、攻めひとりが残される。
「一人では山から戻られない(=生に執着しない)」
攻めは、現実世界でも半分向こう側の世界に行ったきりの
ような状態だったのを、受けが退院後に同居しながら
つきっきりで生きることへ戻そうとする。
「生きる」ことへ足を向けさせる手段として、セックスが
使われているんだけど、弟・パー