笹沢左保のレビュー一覧

  • 死人狩り

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    ネタバレ

    伊豆西海岸を走行中のバスに銃弾が打ち込まれ、バスは海に転落し、乗員乗客27人全員が死亡。
    この事件で妻子を失った浦上警部補は、犠牲者の誰かに恨みを持つ者による犯行と睨み、亡くなった1人ひとりを虱潰しに当たる。

    被害者たちの人生が濃い。意外な角度や裏がありすぎて面白い。浦上警部補と伊集院のコンビのやり取りも好き。

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    2025年11月25日
  • セブン殺人事件

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    ネタバレ

    淀橋署の宮本部長刑事と、本庁の佐々木警部補。年齢も経歴も対象的な2人は名前から「宮本武蔵と佐々木小次郎」に例えられるライバル。そんな2人が7つの難事件に挑む。 読みやすくて面白かった。「美容師殺人事件」「放火魔殺人事件」の動機が…。

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    2025年11月23日
  • 取調室 静かなる死闘

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    笹沢左保の長篇ミステリ作品『取調室 静かなる死闘』を読みました。
    笹沢左保の作品は3月に読んだ『死にたがる女』以来ですね。

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    完全犯罪を狙う犯人と「証拠」と「自供」からそれを崩そうと考える刑事。
    取調室の中で繰り広げられる心理戦。

    佐賀のホテルで大学生の撲殺体が発見された。
    状況証拠から、息子を残し宿を出た大学教授の父・小田垣光秀に容疑が向けられる。
    一週間後、小田垣は北海道で逮捕された。
    取調官は、「落としの達人」の異名を持つ水木正一郎警部補。
    完璧なアリバイを盾に淀みなく証言を繰り返す小田垣を前に、水木は長期戦を覚悟する。拘留期限が迫る中、水木が最後に打った大胆な一手とは!

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    2025年08月17日
  • 有栖川有栖選 必読! Selection3突然の明日

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    ベストミステリ第3弾。

    白昼・銀座交差点のド真ん中で人間が消失した。
    不思議な光景を目撃した翌日、食品衛生管理官の兄は神楽坂で墜死。
    同じ建物では料亭の主人が毒殺されていて--。
    突然の嵐に見舞われた家族に、明日は訪れるのか? 本格ミステリ作家として旬を迎えた著者渾身の〈謎〉の剛速球! 有栖川有栖が選ぶ、笹沢左保のベストミステリ第3弾。

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    2025年03月04日
  • 白い悲鳴 新装版

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    笹沢左保の短篇ミステリ作品集『白い悲鳴』を読みました。
    笹沢左保の作品は3年近く前に読んだ『お不動さん絹蔵捕物帖』以来ですね。

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    陸進不動産の金庫から七百万円が忽然と消えた。
    責任を問われ、経理課の酒巻伸次と御木本平吉が解雇される。
    金を盗むことができたのは、酒巻含め経理課の六人のみ。
    納得いかない酒巻は真犯人を突き止めるべく、巧妙な罠を仕掛けるが―(「白い悲鳴」)。

    事件の陰に潜む哀しい人間模様を描いた四篇を収録。
    殺人、愛憎、裏切り、復讐…意表を突くどんでん返しのミステリー集。
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    2019年(平成31年)に刊行された作品です。

     ■白い悲鳴
     ■落日に吼える

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    2024年12月08日
  • 有栖川有栖選 必読! Selection12 泡の女〈新装版〉

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    話の展開が予想がつかず、二転三転していきラストはある意味で衝撃的でした。
    主人公が1人で調査・推理していく姿、そして次々と明かされる真実など今読んでも古さを感じることはありませんでした。

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    2024年02月04日
  • 取調室2 死体遺棄現場

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    通常の犯人探しではなく、取調室で犯人との心理戦が展開されるのが主題であり、その展開が私にとって非常に魅力的だ。犯人でなくても、人との会話には独特の緊張感があり、相手の心を読み解きながら話を進める過程がとても心地よい。

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    2023年12月20日
  • 有栖川有栖選 必読! Selection11 シェイクスピアの誘拐

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    ネタバレ

    叙述トリック、暗号、安楽椅子などさまざまなパターンがあり、驚き。木枯らし紋次郎かタクシードライバーのイメージしかなかったが、まるで連城さん。こうやって埋もれていた作品を掘り起こすこのシリーズは、貴重。最後の、緑の池のほとりは、怖さ漂う。

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    2023年12月12日
  • 取調室 静かなる死闘

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    もう最初から犯人は被害者の父親って
    だいたいわかっているので
    倒叙ものといってもいいかな。
    取調室で、いかに自白を引き出すかの攻防。
    今ならちょっと問題になるかもですが
    そこは割り切って推理劇として楽しみました。

    犯人には強固なアリバイがあって
    取り調べを担当した刑事は
    その行動履歴や考えていることを
    相対しながら少しずつ引き出していく。
    一方、他の刑事たちは
    そのウラを取ったり、さらなる情報を集めたり。
    で、それをまた取調官にフィードバックして
    そこからジワジワと詰めよっていくのです。

    いやぁ、それにしても事件の関係者である
    犯人・被害者家族の人間関係が
    破綻しまくっていて…
    なんかどっ

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    2023年08月27日
  • 有栖川有栖選 必読! Selection11 シェイクスピアの誘拐

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    〈トクマの特選!〉の笹沢佐保シリーズで初の短編集とか。悪くはないんですが、笹沢氏の短編ならもっといいものが幾らでも埋もれてる気がするので、少し食い足りないですかね。そんな中で怪奇短編の「緑色の池のほとり」が含まれていたのが、個人的にはハイライトでした。そう言えば、「異形の白昼」の編集後記で筒井康隆氏は「(笹沢氏は)時おり、とんでもない奇妙な話を書く」と述べている。なるほどと言ってしまそうになります。

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    2023年07月06日
  • 有栖川有栖選 必読! Selection2 空白の起点

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    笹沢さんの長編作品を読むのは二作目
    主人公のニヒルな感じも、女性への主観など
    時代を感じる。
    あえて今読めない部分ではあるためよさもあるのだけど、結構偏見が強めで少々引いた。

    事件には鉄壁のアリバイがあり、動機と犯行方法を解いていくテーマと犯行方法に繋がりがあり
    そこは良いが、こちらの方が古いのだろうけどなんかこの手の話しはどこかで読んだ気持ちになる。

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    2023年06月10日
  • 有栖川有栖選 必読! Selection9 後ろ姿の聖像 もしもお前が振り向いたら

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    完璧なアリバイを隠して、犯人扱いされながら自死を選んだ男。アリバイ崩しから、彼の不可解な行動の理由を探るホワイダニットに物語のベクトルが途中で大きく変わるのがミソか。事の真相はドラマ的にこういうことしかなさそうで、ミステリ的なロジックとは無関係に見当が付いてしまうのだが、それが疵というわけでもないだろう。ホントに読ませる。

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    2023年06月04日
  • 有栖川有栖選 必読! Selection4真夜中の詩人

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    戦後の高度成長期、国内屈指の百貨店社長の孫とある一般家庭の乳児が誘拐されるが、どちらも身代金要求は無いという。
    誘拐ものなのに、身代金の話や警察の出番がほぼなく、母親である主人公が独自調査で真相に辿り着くという異色作。
    淡白な文章で語られ全体的に緊張感は緩いものの、最後はスルッと収まりました。
    発表の時代(1972,昭和47)は置いといて、好みは分かれるかな、と。

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    2023年05月20日
  • 有栖川有栖選 必読! Selection9 後ろ姿の聖像 もしもお前が振り向いたら

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    ネタバレ

     物語の幕が上がるなり、製パン工場の駐車場で他殺死体が発見される。被害者はバーを経営する女性、十津川英子
     荒巻という部長刑事が、自分より若いが階級が上の御影警部補とコンビを組み、容疑者が主張するアリバイの打破に挑むのが前章。荒巻は、8年前に有名な作曲家、船田元を殺しで服役していた、沖圭一郎が出所していることから、沖が復讐のために十津川英子を殺害したと考え、捜査を進める。
     御影は、50万円が当たっていた宝くじをなくしてしまい、気になっているという描写がある。これはちょっとした伏線である。
     十津川英子は、かつて岬恵子という名の歌手だったが、30歳でオスカル・ロメロというブラジル人と結婚し、日

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    2023年05月20日
  • アリバイ奪取 笹沢左保ミステリ短篇選

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    笹沢左保氏の初期短編の傑作集。古い話なので風俗が違いすぎ、若い世代の読者などほとんど時代劇やファンタジーの世界かも知れない。プロットやオチの付け方などに既視感を感じることが多いが、いやそれは違う。こっちがオリジナルなのだ。

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    2023年05月16日
  • 有栖川有栖選 必読! Selection10 アリバイの唄 夜明日出夫の事件簿

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    ネタバレ

    ● 感想
     テレビドラマ「タクシードライバーの推理日記」の原作であり、シリーズ探偵である夜明日出夫が登場した作品
     夜明の幼馴染である令嬢、大町千紗が、高月静香という女性の殺人の容疑者として疑われる。夜明は、元刑事として、現役の刑事で古くからの友人である丸目平八郎と協力して捜査を行う。
     ポイントはアリバイ崩し。大町にはアリバイがあったが、そのアリバイのポイントは、逗子の別荘で、午前4時にいたことが、電話により証明されているというもの。いったんは、このアリバイが崩せないと考え、大町は容疑からはずれるが、続いて高月の愛人である夏木潤平という県議会議員が死亡する。自殺か、事故か、あるいは他殺か。夏

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    2023年04月30日
  • 有栖川有栖選 必読! Selection9 後ろ姿の聖像 もしもお前が振り向いたら

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    ネタバレ

    どこか懐かしい感じがする物語に一気読みでした。
    アリバイ崩しがメインかと思いきや、全く違う展開で、最後に明かされた過去には驚きました。

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    2023年03月31日
  • 有栖川有栖選 必読! Selection1 招かれざる客

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    最初に『結婚って何さ』を読んだのですが、面白かったのでSelection1から順に読んでいこう
    と思い購入しました。
    前半で事件の概要などを列挙した後に、後半でその謎に迫っていくという構成は面白かったです。

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    2023年03月31日
  • どんでん返し

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    全編2人の会話だけで構成された短編集。
    ・影の訪問者
    ・酒乱
    ・霧
    ・父子の対話
    ・演技者
    ・皮肉紳士
    の6篇。

    2人の会話の行く末は?
    どの作品も、意外な展開にあっと驚きます。
    タイトルとカバーデザインは、要検討でしょうか?

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    2023年03月21日
  • 死人狩り

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    2.75
    言葉使いがちょい古い
    正直いつに書かれてたかはわからないまま読んでるからまぁ前なのかな、それかこの書く人のやり方なのか
    短編集みたいな感じでちょっとがっかり
    結末もわかっちゃったんで読み進めていく楽しみがなかったかなって感じです

    主人公の執念が見えたし疲労感、体調がどーゆー状態かというのが伝わった

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    2023年02月21日