笹沢左保のレビュー一覧

  • 悪 魔 岬

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    自殺関与、死体遺棄の罪により懲役三年執行猶予二年―不倫の恋を清算するため、三条雄介と心中をはかり、生き残った小此木美紗に科せられた罰だ。美紗に捨てられた元婚約者松平大二郎は、心中事件に疑問をもち、三条の妻八千代とともにその真相を追う。が、美紗もまた三条の命日に不審な死をとげる。意表をつくどんでん返し。会心の本格推理小説。

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    2011年06月19日
  • セブン殺人事件(電子復刻版)

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    新宿淀橋署の部長刑事・宮本清四郎と警視庁捜査一課の佐々木冬彦警部補は、その苗字から武蔵と小次郎になぞらえられる好敵手。叩き上げの実力派の宮本と、大学卒のエリートコースをゆく理論派の佐々木が、しのぎを削りながら、成金会社の社長秘書が刺殺された事件をはじめとする七つの難事件に挑む。傑作本格推理連作集。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

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    2011年05月04日
  • アリバイの唄

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    孫悟空タクシーのドライバー・夜明日出夫は三十八歳。三年前まで警視庁捜査一課の警部補だった。ある晩、夜明が乗せたアベック客の女の方が三週間後に殺された。容疑の濃い美貌の女は、夜明の幼なじみで逗子の豪邸にいたという鉄壁のアリバイがある。最後に夜明が解く前代未聞の大トリックとは一体何か?

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    2011年02月09日
  • 他 殺 岬

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    そうとう昔の作品です。本格推理とは言わないまでも、二時間ドラマよりはちょっと気の利いてる感じの作品。

    ものがたり自体はもう二時間ドラマぴったりの感じ。

    名作なんだろうけど、ちょっと物足りない。

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    2010年11月23日
  • 時計の針がナイフに変わるとき

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    前半散々イライラさせられたほどのことはあって、
    解決編は非常に秀逸です。
    しかし全体的にクサさと生々しさが。

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    2009年10月04日