佐々木久美子のレビュー一覧
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攻め:原田仁
受け:乃木坂乙矢
先にCDを既聴していたので話の内容は既に知っていたのだけれど、CD化されていないエピソードの数々で二人の人となりや老執事の事などが補完された。
CDで出ていたのか記憶に無いのだけれど、年齢が攻めの原田の方が2歳も年下でビックリ。これはわざわざ年下設定にする理由はあったのかな?ちょっとそれが分からなかった。
原田が男子校だったのはCDにはあったけれど大学時代に同性と2年付き合っていたことはCDに無かったような。
庭に散歩するようになったり、その庭で原田が居眠りしているのを見掛けたり、そういうCDには抜けてるエピソードで二人の距離が縮まっていく過程が見えた感じ。
やっぱりCDだといろいろ削らないといけないのよね。
最後、二人が結ばれて、富益が起こしに来る朝まで2日間あって、その2日間はベッドの中にいたそうだけれど、その時のいちゃいちゃを読みたいなと思いました(笑)
実は絵師さんは私のちょっと苦手な方だったので最初どうなのかなと思っていたけど、これは大丈夫でした。ホッとしました。
余談だけれどこんな雰囲気の老執事、同じ作家さんで見た記憶があるような、無いような。
評価はちょっと甘いけれど3だと辛すぎるので4にしてみました。 -
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【あらすじより】
本気の恋をするなら、こんな男がいいとずっと思っていた―。人気モデルの永井が一目惚れした翻訳家の高田。理知的で静謐な大人の男に、口実を作って迫るけれど、高田は優しく抱いてはくれても、心までは赦してくれない。彼は死んだ恋人を今も想い続けているのだ。「僕は厄介な男だよ?」決して振り向かない男と、真実の恋を知らない男。彼らが葛藤の果てに辿り着いた、痛くも甘い恋の深淵。
【感想】
恋に臆病すぎて自分の感情を抑え込む攻めとそんな攻めに一目惚れした受けがゆっくり時間をかけて攻めの心を開き恋するお話です。最後の最後に軽く濡れ場?があるくらい体のつながりよりも心を大切にした話に最後まで楽しく読めました -
Posted by ブクログ
高校からの親友?悪友?のリーマンモノ。
攻めが6年越しの秘めた思いをもつ受けは
某暴君の兄さんが、まっとうに優しく見えるほどの暴言&ガサツっぷり。
お前ちょっとそこに正座しろ!、なんてこと言うんだ!と説教のひとつも
ついてやりたくなります。
2人を見守る友人3人には、攻めの気持ちなんてお見通し!ってほど
口では言い合ってても大事に大事にしてる彼に
とうとう思いを告げられ、たいして考えもせずスパンとやっちゃい
攻めが接触を断つとキレるわ殴るわ…攻め大変ね(苦笑)。
すったもんだあって、やっとくっついた夜
攻めの責めっぷりにはじけっぷりが清々しかったです。
6年ぶんの妄想、報われて良かったね。 -
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ネタバレ高校の卒業式前夜、須賀は憧れていた友人の一堂に呼び出されて、突然の告白を受ける。
戸惑いながらも、「もっとゆっくり考えさせてくれるなら……」と一堂の特別になれることを喜んで彼を受け入れた。
それから、数ヶ月。
ゆっくり須賀のペースで勧められた恋愛で、二人でキスをして、慰めあうところまでは進んだけれど、「男同士だから身体を繋げることのできない」という一堂の言葉を素直に信じた須賀は、一堂が女の子を抱くのを黙認していた。
ところが、ある日友人に見せられたビデオから、男同士でも身体を繋げられることを知って……という感じでした。
当初、読み始めた時は、須賀に好き、と言いながら女の子を抱く一堂を「酷い男」って思ったんですけど、読み進めていくうちに、そうじゃないんだなー……っていうことは、理解できました。
須賀が大事すぎて手、出せないんだ。
でも、須賀だって年頃の男の子だから、「できる」と知れば積極的に動くし、独占欲だって持ってるんだもんね。
むしろ、根が真面目な分だけ、須賀の方が思い込んだら一直線かもしれません。
作者さんが後書きで書いてましたけど、人に「こういうことしたら喜ぶ」って言われたら、それを何のためらいもなく実行しそうだし、暴走したら一堂が望まないことまでやりだしそうですよね。
しかも「ちゃんと言葉にしてくれなきゃわからない」っていうだけの強さも持ち合わせてるから、最終的には一堂の方が尻にしかれてそうですよね……。
真面目で真っ直ぐで素直な人間ほど、思い込んだら一途だと思うので、そういう意味では扱いが大変……。
あっ、ちょっと話がずれましたが。
そんな素直な須賀を一堂が大事にしすぎて、でも大事にされながらも須賀がゆっくり成長して、二人の恋を育てていく話、でした。
ゆっくりゆったりなので、激しいアップダウンを望む人には物足りないところもあるかと思いますが、こういうゆっくり進む恋愛も、いいものだ、と思いました。 -
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外資系商社リーマン×ブログラマ (同級生同士)
腐れ縁の同級生たちとの飲み会の後、いつものように友人の家にあがりこんだ主人公。
当たり前のように家主である友人のベッドを占領して眠っていたところ、キスをされてしまった。
それからぎくしゃくしてしまう友人関係…。
すごくスタンダードな設定だし、展開ももしかしたらこうなるのかなーという展開を外れたりはしないんですが…。
すっごくおもしろいです。
文字通り竹を割ったような性格の主人公と、それに振り回されているように見えて実は惚れてたから逆らう気すらなかった親友。
二人ともぐるぐるぐ余計なこと考えてるので、じれったいけど、それが楽しいというか。
ちなみに本作で一番楽しいのはこいつらの友達ズです。 -
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大学助教授×リーマン
「僕とおつきあいしていただけませんか?」
驚くほどあっさりとOKしてもらい、同居生活がはじまったが、相手はおどろくほど亭主関白でかいがいしく世話をしてくれて面喰う。
受けは高校生の時に両親を亡くしてから、幼い双子を育てるために生きてきて、手を離れたところで攻めに出会います。
大切に尽くして、浮気も許すんだけど、攻めはどこかズレたその受けの態度に戸惑ってしまって面白い。
最初は「なんだこれー?」と思ったけどめっちゃくちゃ面白かったです。
なかなかない設定ですよコレ。
妹の挙式シーンあたりからは、じんわり涙まで浮かんできていっきに読みました。
まあ女性としては、どうせ手に入らないいい男だったら、これぐらい振り回されてててくれたほうが楽しいです(笑) -
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「エスコート」シリーズ1作目。
ボディーガードという職種だけで、かなりツボります。
不労所得者というふれこみの志岐×新米ボディーガードのユカリ。オヤジと若造の組み合わせ。莫大な財産をクリスマス・イブに相続する志岐を、一人で2週間警護する初仕事にユカリは気合充分。しかし、上から目線で体格も勝っていて年齢も10以上年上の志岐にすっかりお子ちゃま扱いされてしまい、ユカリは初日から反発心をあおられます。
とにかく、キャラクターがどれをとっても魅力的。30過ぎのオトナで余裕をかます志岐と、20歳のわりに子供っぽくて生意気で、でも可愛気のあるユカリのやりとりが読んでいて楽しい。キャラクターの魅力が飛び抜けてるというか、インパクトがあるというか、秀でています。直ぐに感情を表に出して、喜んだりしゅんとしたりするユカリと、からかったり憎まれ口を叩いてもいざと言う時には頼もしい志岐のCPはすてきです。榎本、真城も少ししか出番がなくてもきちんと魅力が伝わってくるところがすごい。
Hシーンも充分。ストーリーは、身体の関係ができても、つまらない?喧嘩でくっついたり離れたりの二人の心にハラハラさせられたり、財産絡みで危険な目にあってドキドキさせられたり、エンタメレベルがとても高いなーと感じる作品。ひねりのあるストーリー展開にやられました。最後まで面白くて引き込まれます。 -
Posted by ブクログ
成熟した大人の恋でした。題名が「恋に堕ちた翻訳家」なので、翻訳家の高田目線かなあと思っていましたら、トップモデルの永井の語りですね。モデルであり、自分がどう見られるかも十分承知している永井がある日偶然出あった高田に惹かれて、次に会う約束をねだる。年上で自分の周りにいないタイプの高田に急速に惹かれていくがある日、高田の背負う重い過去を明かされる。大人の恋とは身体の繋がりだけではなくて会う度に募っていく気持ちが切ないくらいに感じられるしっとりとした作品でした。若いしモデル柄押しも強い永井に対して、良識ある大人で流されない高田でしたが、いざセーブしていた気持ちを解放したら、飛行機で宮古島まで追いかけてしまう様な情熱的な男だったんですね。素晴らしい☆〜
それから秀先生の言葉遣いって丁寧で美しいんですね、とても心に響きました♪〜