佐藤大輔のレビュー一覧
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購入済み
1巻読了
筆者の文学然とした言い回しとテンポの良い展開がこの戦記への没入感を一層高めてくれる。この小説が未完であることが、最新巻まで読んでいないながらもとても悔しい。
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Posted by ブクログ
典型的なゾンビ物、当然大型スーパーに立てこもったりもする。
作画が佐藤ショウジさんだけあってエログロ描写は文句なしに見事。
日本刀でばさばさゾンビを斬り捨てながら「濡れる!」とか悦る毒島先輩も見事。
物語の起点である、学校という閉ざされた空間から脱出し
街をさまよい生きる道を歩き続ける男女7人と犬1匹
様々な困難、苦難を乗り越えるその一挙手一投足に常に手に汗握りっぱなしですよ。
終始絶望度が半端じゃなく高いんですよ、その要因は
僅かなかすり傷を負うだけでもゾンビ化したり
原因不明のゾンビ化現象がパンデミックを起こしている所にありますね、悲惨です。
今までのゾンビ物にありそうでなかった手法が -
Posted by ブクログ
腰帯にこうある。「新シリーズ初巻にして最終巻」。まさに次巻に着手する前に、死去。享年52歳。
『征途』を除き、シリーズが完結した事がない、という点で、主に架空戦記の読み手に有名だった作者であるけれども、みんな期待していたと思う。(生きている間に)いつかは次が出るのでは、と。
しかし、その望みは全て虚しくなりました。
本シリーズは、星間航法のある意味欠陥により、地球からはなれたどこか遠くの宙域に飛ばされてしまった地球人の後裔が、いくつかの星間国家を築いているという設定。
そのなかでも主要な「帝国」と、小さくて勢力は弱いが狡猾な「ヘレネス統一体」の、いささか乱暴な政治戦からスタートする。
ヘレネス -
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