佐藤大輔のレビュー一覧

  • 図解まるわかり システム開発のための見積りのきほん

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    冒頭に「見積りとはプロジェクト計画」とあり、全編通してこのコンセプトが貫かれている。
    見積りに必要な要素が網羅的に書かれているので、誰も教えてくれる先輩がいないような環境で、見積書を作ったり、RFPへの提案書を提出したりしないといけない状況に、仮になったとしたらこの書籍を読み込んで書かれている通りに資料を作れば、それなりの形にはなると思う。
    しかし現実的にそのような場面があるのかどうかは疑問があり、大抵の場合はある程度の経験を積んだシステムエンジニアが、社内で上司の指導を受けながら見積書や提案書を作るのではなかろうか。そうするとこの書籍に書かれている、見積りの周辺の知識は経験知で賄えてしまい、

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    2025年12月04日
  • 地球連邦の興亡1 オリオンに我らの旗を

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    わーい!久々の本格的なハードSFに出会いました〜!まだイントロなので星は4つにしておきますが、手応えはなかなか。しっかりした世界観と人物設定も面白いです。メカの説明とか(好きな方は長くなるものです)政治機構などの説明はちょっと冗長?不明な点も多くてありますので先々解明されるかな?でも、たぶん、これなしでは先には進めないはず。
    時代は22世紀末、何故か突然ハイパーゲートを手に入れた人類とエイリアン(人間タイプ、酸素呼吸生物、意思疎通可能)との戦争が終わり、これからの長ーい泥沼の終戦後に何が待ち構えているのか…歴史を紐解けば人類が常に苦悩してきた本当の生き残りをかけた大問題…これに作者はどうこたえ

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    2024年06月04日
  • BERT入門 プロ集団に学ぶ新世代の自然言語処理

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    TransformerやBERTについて、ふんわりとした理解を得ることが出来る入門書。
    数式を使わないレベルでの説明なので、しっかりと理解したい人は他の文献も当たる必要があるが、最初の1冊としては良さそう。

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    2024年04月11日
  • 皇国の守護者1 - 反逆の戦場

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    最初は物語の背景がよくわからず、とまどい感がありましたが、なるほどこういう設定かぁ、と理解してからは面白い、一気読みです。

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    2023年11月14日
  • 学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 5巻

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     5巻なので基本構造は割愛。
     …ではあるが、綺麗に場面転換から始まったので、難関か飛ばしてしまったんじゃ無いかと不安になった。
     ゾンビ物のお約束な流れで、安全なところに固まっている生存者グループを渡り歩いてドラマを構築していく。
     メンバーひとりひとりに焦点を合わせ、ドラマを煮詰めつつ大きなドラマを追う。
     ゾンビ物にしては、理性的な人間が多い印象もあるが、アホばかりのB級作品よりは良い。
     主人公達も、行動を振り返り考える姿を見せる部分に好感。
     そして時折含まれる青臭さが作品を引き締めていた良い。

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    2023年07月28日
  • 学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 4巻

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     4巻なので基本構造は割愛。
     相変わらず、ゾンビ物の定番シーンを学校スタートで描くだけに徹した構成にひとつまみの「青臭さ」を足した印象な作品。
     起こった事象から、自身達の置かれた状況を把握し、行動に移す。
     考えて行動する人たちのゾンビ作品は、ありそうでいて壊滅的に少ないので、好感は持てる。
     それでいて、行動に人情味を持たせ、理性と人情というこの手の作品では相反する行動原理を巧いこと操っているのが面白い。
     もう少し、丁寧に現況そのものの描写があれば嬉しいのだが、その辺りも演出の一部かも知れない…。

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    2023年07月11日
  • 皇国の守護者5 - 英雄たるの代価

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    「英雄」として皇国の行く末を担わざるを得なくなる新城。
    義兄の元を訪ね、その指揮権を(臨時に)継承することに。

    新城が戦を率いる場面は多くありませんが、政治的な混乱部分が本書の大半でありながら、「つまらない」と感じさせない筆力です。
    次巻は新城が「全軍」を指揮しての戦闘となりそうで、期待大です。

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    2023年07月10日
  • 皇国の守護者2 - 勝利なき名誉

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    北領での戦いが終結します。
    新城の剣牙虎たちも奮闘しますが、彼我の戦力差は如何ともしがたく、多くの戦友が死んでゆきます。

    敗戦の中で唯一の「英雄」となった新城には、新たな任務が与えられることに。

    <帝国>と<皇国>の体制や経済についての解説部分が複雑で、物語の展開が滞る印象もありますが、その描写があるからこそ、単なる「ライトノベル」のような軽薄な印象ではない、重厚な物語になっているのではないかと思います。

    ようやく序章の部分が終わったところ、これからの物語の展開に期待が高まります。

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    2023年06月18日
  • 皇国の守護者1 - 反逆の戦場

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    ずいぶん前に漫画を1巻だけ読んだことがあり、ずっと気になっていた作品でした。
    今回書店で文庫本を見かけたのも縁と思って手に取りました。

    良くも悪くも、旧日本帝国軍の「臨機応変に対応できない(ある意味で無能な)上層部を、現場の優秀な下士官がフォローする」というあり様を賛美する雰囲気がないわけではありませんが、自分の部隊からの死傷者を限りなく少なくすることが部隊を率いる者としての価値だ、と信じて時には非人道的な行為(住民を謀略によって避難させ、その村を焼き払ったり井戸に毒を入れたりする)も行いますが、それがどれほどの「悪」なのか、ふとしたときに住民や部下に見せる優しさがどれほどの「偽善」なのか、

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    2023年06月16日
  • 皇国の守護者5 - 英雄たるの代価

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    ますます、新城直衛に引かれていきます。この巻のラストは喚起の雄叫びをあげたくなりました。
    最高です。

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    2023年02月01日
  • 皇国の守護者4 - 壙穴の城塞

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    この巻も、おもしろい。
    最後、そうくるかぁ・・・
    次巻も楽しみ。
    天霧冴香いいですね。登場してくるとわくわくします。ユーリア姫との今後がまた楽しみです。

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    2023年01月26日
  • 皇国の守護者3 - 灰になっても

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    面白かったー。千早がかわいい。出てくる人物が皆、ひとくせもふたくせもあってキャラがたっている。
    次の巻も楽しみです。

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    2023年01月22日
  • 凶鳥〈フッケバイン〉 ヒトラー最終指令

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    ドイツの敗戦目前に片田舎に墜落した正体不明の飛行物体を確保せよ。と指令を受けた歴戦の勇士たる主人公がそこで相対したモノとは…。
    と、ぶっちゃけちゃえばゾンビものテイストです。
    歴戦の勇士たる主人公が理想の騎士団長そのままでカッコ良すぎですね。

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    2022年09月11日
  • 侵攻作戦パシフィック・ストーム

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    復刊版で本編と外伝を一気読みしたが、やはり面白いな…でも未完(;´Д⊂)
    個人的には外伝の『チンパンジーがシェークスピアをタイプする日』、『真田中佐は戦争を愛する』がお薦め。
    本編はあれこれ日本側の戦略を論じていただけにどう進展するかが楽しみだった。

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    2022年08月12日
  • SNSを超える「第4の居場所」 インターネットラジオ局「ゆめのたね」がつくる新・コミュニティ

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    1.今度、このラジオに出ることになったので、おすすめで紹介されました。

    2.ゆめのたねというラジオを立ち上げ、現在まで走ってきた岡田さんをメインにした自叙伝です。著者は学生時代、ハンドボール部として活躍し、勉強も頑張ったことで有名大学に進学します。しかし、そこで、OBというタテ社会の現実を目の当たりにし、「自分はタテ社会のない会社で働こう」と決意します。しかし、そこから、持病との闘いや日々のストレスとの葛藤を経て、大介さんというパートナーに巡り合います。大介さんとの出会いによって、今この瞬間が成り立っており、ご縁の大切さが身に染みてわかるストーリーとなっております。

    3.本当に出会いは突然

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    2022年03月25日
  • 皇国の守護者5 - 英雄たるの代価

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    自宅に戻り、2人の女性にはさまれる新城。

    平和そうに見えつつ、水面下での味方同士の落とし合いみたいなものも垣間見えます。

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    2021年08月08日
  • 皇国の守護者4 - 壙穴の城塞

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    なんか、面白くなってきました。特に最後。

    新城も人なのだなぁと思うのですが、なかなか周りはそうは思わない。

    だって、あれだけ活躍したらもう英雄でしょう。

    でも、本人が自分を英雄視していないのがまたいいです。

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    2021年07月22日
  • 皇国の守護者3 - 灰になっても

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    ここら辺から面白くなってきたような感じがします。

    外の敵はもちろん、国の中にも敵はいる。憎たらしいのは、外の敵より中の敵かも?

    自分の隊を持った新城。今までの軍隊とはちょっと違う訓練をし、短期間で完成とまではいかないけど、何とか仕上げてきた感じです。

    どんな活躍をしていくのか楽しみです。

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    2021年05月17日
  • 皇国の守護者2 - 勝利なき名誉

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    まさかの捕虜になる……。

    あれ?英雄になる話じゃなかったのかな?と思いつつ、捕虜中の新城の労働方法に只者ではない感があり、やっぱり今後が楽しみです。

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    2021年04月26日
  • 皇国の守護者1 - 反逆の戦場

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    帝国軍が押し寄せて、負け戦の皇国軍。

    何とかして皇国軍の大隊の所へ戻ろうとするも、上にたつ人が次々に戦死していき、新城が隊の隊長になる。

    短編も入っていて、短編の方は、この戦いから数十年後の話。

    長編の最初にこの短編を持ってきたということは、この話は、新城が皇国の英雄となっていく話になっていくと思います。

    所々に図とか絵とかで説明も入り、細かいところまで考えてあるのだなぁ。と思いました。

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    2021年04月07日