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続きは無い
いつもの佐藤節
超未来、日本に似た雰囲気(国力は米国並み)の帝国と近隣諸国との軋轢を駆逐艦長視点で描き、途中で終わってしまう寂しさ満載のお話。
別作者では続き書けないだろうなあ
Posted by ブクログ
腰帯にこうある。「新シリーズ初巻にして最終巻」。まさに次巻に着手する前に、死去。享年52歳。
『征途』を除き、シリーズが完結した事がない、という点で、主に架空戦記の読み手に有名だった作者であるけれども、みんな期待していたと思う。(生きている間に)いつかは次が出るのでは、と。
しかし、その望みは全て虚しくなりました。
本シリーズは、星間航法のある意味欠陥により、地球からはなれたどこか遠くの宙域に飛ばされてしまった地球人の後裔が、いくつかの星間国家を築いているという設定。
そのなかでも主要な「帝国」と、小さくて勢力は弱いが狡猾な「ヘレネス統一体」の、いささか乱暴な政治戦からスタートする。
ヘレネスによる、ある無人星系の詐取、そして、その宙域で一触即発の事件が発生、さらにそこから近い別の無人星系における謀略のスタート。
これに、天城少佐はどう対処するのか?
自分でも知らず知らずのうちに「英雄」に祭り上げられてしまった主人公の闘いが今始まる……というところで、本巻は終わっている。
日本と韓国がモデルなのかな、と思われるこの関係にどきどきわくわくしながら読んでいると、ここでの途絶。
あまりにも残念だ。
幸い、ハヤカワ文庫では今までにも、『GUIN SAGA』や『銀河乞食軍団』を別の作家に書き続けさせるというような試みを行っている。
是非本作についても、別の作家に書き継がせてもらえないだろうか。たとえば、横山信義あたり、どうでしょう?
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