「ひきこもり」は統合失調症とは違い、人間関係そのものが治療的意味を持つとの考えから、精神分析家についても書かれていて、心理学に興味のある方は引き込まれると思われ。
「ひきこもり」についてだけを語っているのではなく、
日本的なダブル・バインド〜言葉で否定しながら抱きしめている二重メッセージが引き起こす危険な状態についてジャック・ラカン、ハインツ・コート、アウグスト・アイヒホルン、メラニー・クライン、ウィルフレッド・ビオンや等のフロイトに近しい分析家の学説を引用しているのだけれど、とても読みやすかったです。