細居美恵子のレビュー一覧

  • 帝都おりえに屋のささやかな奇跡 明治異風小奇術譚

    Posted by ブクログ

    身の回りに不可思議な現象が起こることに悩まされる女性と、その現象をうまくコントロールして生業としている青年が人々にささやかな手助けを行う物語です。

    とても綺麗な世界観の描写、華やかなサーカスや手品の世界とその暗部など様々なものが出てきますが、それらの対比が素晴らしい。奇術を基にした不思議な空気が上手に描写されています。

    今作は奇術がどんなものなのかを描写することに文章が多く割かれていますが、もしも続編がつくられるならおりえに屋がどんな活躍をするかをもっと多く描いてほしいなと思います。

    久しぶりに小説の世界に没頭できる作品に出会いました。
    とても満足です。

    0
    2026年09月28日
  • 浅草ちょこれいと堂 ~雅な茶人とショコラティエール~

    Posted by ブクログ

    面白かったー。派手な事件があるわけでもないけど、美味しんぼ的なチョコレートの味わいによる人の心の変化とか、人間関係の進化とか。
    麗子さんの悩みは些細なようでいて、本人にとっては深刻なんだろうな。最後のほうでちょこっと見せた理人の本性みたいなのが可愛かった。
    この作者さんの文章がとにかく好きだなー。読みやすくてすっと入ってくるのと、浅草愛とかご自分の世界への愛情がしっかり保たれていていいなーと。
    続編あったら読みたい。

    0
    2026年01月07日
  • 魔女は謎解き好きなパン屋さんー吉祥寺ハモニカ横丁の幸せな味ー

    Posted by ブクログ

    大学生の主人公である凛弥くんに感情移入してのめり込むように楽しませてもらいました(*^^*) 恋愛ものを読んでほっこりしたい方におすすめです。

    0
    2025年10月27日
  • 私と継母の極めて平凡な日常

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    継母である琴子さんと一緒に過ごさなくてはいけなくなってしまった由依ちゃん。血の繋がらない赤の他人との生活になかなか馴染めていなかった彼女が、徐々に心を開いていくストーリーに感動できました。誰かと一緒にご飯を食べたいという夢を幼い頃から持っていた由依ちゃんが、琴子さんや和樹を含めた榎本家の面々の優しさに触れて食事を楽しめるようになる姿が、とても涙腺に来ました。血が繋がっていなくても家族になれるというテーマが、とても良かったと思います。

    0
    2025年08月20日
  • 魔女は謎解き好きなパン屋さんー吉祥寺ハモニカ横丁の幸せな味ー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    パンが食べたくなる作品。登場人物がみんな素直で(最終話のストーカーを除いて)、気持ちがいい。主人公の真っすぐな恋心が、魔女に届けばいいなぁと思いつつ、次回に期待!

    0
    2025年08月17日
  • ねこの湯、営業中です! 函館あやかし銭湯物語

    Posted by ブクログ

    北海道を舞台として、銭湯と妖!
    好きしかない!
    深く考えずに楽しく読めた!
    二人が結ばれると良いなー

    0
    2025年08月14日
  • 魔女は謎解き好きなパン屋さん―吉祥寺ハモニカ横丁の秘密の味―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    凛弥にとって恋のライバル登場かと身構えていたら、まさかまさか「そっちの恋」のライバルか!と最後に驚かされた。
    まだはっきりとした自覚にまでは至らないにしても、いやまさか、まさか、加賀見さんが……詳しくは本編にて。

    今回もパン屋の魔女の推理はキレッキレ。
    一方で凛弥の直感による本筋を見通す発言もかなりのもの。
    知識があって推理力も確かな魔女も、思い込みや先入観で真実から遠ざかってしまうことも自覚済み。
    その欠点を補うのが凛弥、本当にいい相棒だと思う。

    今回はYouTuberという現代的なネタを扱っていたり、加賀見さんの過去に関わる話やキャラが出てきたりと話の広がりや深みを感じた。
    それに前回とは違う加賀見さんの演技を見られたのも感慨深かった。
    パン屋としても探偵役としても優れているのに、役者としても本当に優れているからなあ、彼女。

    そんな彼女でもまだ自覚しきらないものがあるなんて面白い展開。
    そして様々なキャラから「鈍い」判定をくらう某キャラよ。
    がんばれ……!
    案外きみの春は近いぞ!

    0
    2025年05月12日
  • 魔女は謎解き好きなパン屋さんー吉祥寺ハモニカ横丁の幸せな味ー

    Posted by ブクログ

    思い入れのある吉祥寺の話。
    知っている地域が舞台の本は、自然と手に取ってしまう。

    加賀美さんの謎解きも素敵だけど、やっぱり剛さんが好き。
    探偵という存在には、どうしても惹かれてしまう。

    続編も購入済みなので楽しみ。

    0
    2025年03月10日
  • 千年桜の奇跡を、きみに 神様の棲む咲久良町

    Posted by ブクログ

    ちょうど1年前、タイトルに惚れて買った本。
    1年、積読になっていた。
    ふと手に取った。
    とても綺麗な本だった。
    ちょうど1年前、桜の季節に旅立った父さんからのプレゼントだと思った。

    一読をお勧めします。

    0
    2025年03月08日
  • 魔女は謎解き好きなパン屋さんー吉祥寺ハモニカ横丁の幸せな味ー

    Posted by ブクログ

    パン屋の女店主が謎をときつつ、彼女に恋する大学生が謎に巻き込まれていく話。この手の者は主人公は助手みたいな立ち位置だけど、この作品は主人公も中々勘が鋭い。読んでるとパンの香りがしてくる気がする。パンと謎がみたい人に。

    0
    2024年12月31日
  • 京都伏見のあやかし甘味帖 日吉の神、賀茂の陰陽師

    Posted by ブクログ

    シリーズ7作目です。前回恋人同士になったのに普通だな…と思ってたら8作目を先に読んでたことに気づく…。なので、今回はまだまだぎごちない2人や、就職活動に悩む虎太郎を励ますれんげの姿が仲良くていいですね。
    れんげは首に呪いをかけられてなかなか大変でした。強い思いを残した妖は怖い…。

    0
    2024年12月06日
  • 京都伏見のあやかし甘味帖 神無月のるすばん七福神

    Posted by ブクログ

    今回は恵比寿さまの釣り竿を探すことになり、七福神に事情を聞くために奔走することになりましたね。なかなかユニークな七福神たちでした。
    巻末に虎太郎オススメ京都甘味案内がついてて、どれも美味しそう。買いに行こうかな〜。

    0
    2024年12月01日
  • 天地の狭間のランダム・ウォーカー

    Posted by ブクログ

    世界の不思議な現象を記録する、2人の調査官の物語。
    今回は泣ける話が多い。心にジンと来るものがある。本のページ数はそこまでないはずなのに、世界観が濃いからページを捲る手が止められない。
    伏線もバッチリで見習いたいところ。
    世界が美しく、まだ見ぬ未知に溢れているワクワクを思い出させてくれる1冊。

    0
    2024年08月07日
  • 世界の果てのランダム・ウォーカー

    Posted by ブクログ

    不思議な現象が起こる様々な世界を渡り歩く、調査官の物語。
    介入してはいけないと言われているのに介入し、時に不思議な現象に巻き込まれて、目の当たりにし、その現象に遭遇した人々と交流を経て、物語は進んでいく。とても綺麗で、世界は美しいことを想像させる。
    まだ見ぬ世界に探究心を向ける、いい話。
    ……まあ、その、伏線とかちょっと怖い話もいくらかあったけれど。涙なしでは読めない。

    0
    2024年08月07日
  • 私と継母の極めて平凡な日常

    Posted by ブクログ

    『誰にも頼れない警戒心の強い猫のような少女が、理不尽と嘘に傷つきながらも、それを上回るほどの人の絆や優しさに救われていく物語_________』

     大袈裟に励まされるのでもなく、なんとなく文章を読み進めていくだけで、元気になれてしまう、不思議な小説です。今回初めて読ませてもらいましたが、すっかり当麻月菜さんのファンになってしまいました。笑
     何かと騒がしく落ち込みやすい、いわゆる「インフォデミック」な世の中を離れ、忘れ____フィクションだからこそ素直に受け入れられる優しさに包まれて、明日もなんとなく元気に、一緒に生きていきましょう♡





    ※以下、ネタバレ含みます。







     いやぁ、由依ちゃんかわいいです。
     琴子さんほほえまです。

     大声で泣くということ。
     私たちは、自然の一部でありながらも、人間の暮らしという、切り取られた、ある意味以上な生活をしている中で、知らず知らずのうちに、秩序や常識に組み込まれ、自分自身の___いうならば、わがままや身勝手な気持ちの素直さというものを、忘れてしまいがちです。
     けれど、忘れてしまうのなら、思い出すだけでいいのでしょう。そういう、生きていくための気楽さを、色々な場面で教えてくれているように思いました。素晴らしいお話です。今回初めて読ませてもらいましたが、すっかり当麻月菜さんの文章に虜になっております。笑 個人的には、中村航さん(代表作:Bang_Dream!)に近しいものがあるかな?と思いました。


    ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー



     以下、私の個人的雑記です。
     興味のある方だけ、ご覧くださいませ。




     総理大臣、国会議員の派閥———
     何が変わっても、日々の暮らしは変わらない。
     けれどその穏やかさは、ガラス細工のように繊細なもの。  
     確かに続いて欲しいと、祈り続けるもの。

     川が流れるのは、貴賤を隔てるためではない。
     そこに貴賎があるならば、
     それは人が勝手にそう見出しただけのこと。
     川はただそこにあり、水が流れているだけのこと。

     人生楽ありゃ苦もあるさ(水戸光圀)

     


     例え話にたびたびあがってくることといい、当麻月菜さんは、政治的な教養を持ちながら、それ以上に、日々の家事や勤めを大切にし、そして、人を助け、助けられる絆を育むことを尊ぶ心を持っていらっしゃるように思えました。
     まさしく、人が切なく歌うのは、恋の想いや、生きる不条理の儚さを、誰かに聞いてもらいたいから。そこに政治的な教養や、道徳の利用価値は必要ないのです。
     私が好きな著書、本居宣長『もののあはれ』と『日本』の発見/先崎彰容 の内容にしばしば現れ、ひとり想うだけでは抑えきれない儚さが、「ぁぁ」となって、溢れ出る。小説のモノローグとして、由依さんの心の声が、歌うように溢れ出る様子は、なんともまさしく「もののあはれ」のようで、美しいです。
     琴子さんの弟とはいえ、ただの他人に過ぎないはずの和樹さんが、家族として惜しみなく助けてくれる絆に涙したり、真くんを慕う友情は、恋の愛情にとてもよく似ている様子もまた、儚く、もののあはれです。

     また、『幸せ恐怖症』と、真くんが呼ぶ、母親の強迫観念の内容も———わかりやすい呼び方にしてくれていますが、これも実在の病と言えます。
     学術的には「分裂病」か「統合失調症」と呼ばれます。右脳過剰だと分裂病、左脳過剰だと統合失調症になります。
    記憶の保有がうまく出来ないという点を鑑みると、分裂病の兆候ですが、他人の機微を見分けられないのは、統合失調症の典型的症状です。
     常に先の見えない恐怖に怯えてしまうのは、左脳過剰なので、どちらかというと統合失調症よりなのかもしれません。令和現在も、多くの人が罹患しているであろう、この心の病。
     処方箋として、 分裂病と人類/中井久夫 を参照して頂けたら幸いです。私自身、人が何故、こんなにも「まだ起きてすらいない何かに怯える」のか、不思議でしたが、この本を読んであっさり解決しました。
     学術的で長いので、簡単にまとめますと、私たちの先祖は縄文時代において、森の中で暮らしていたため、狩るよりも狩られる経験の方が多かったのです。その経験から、もう二度と狩られないよう、先んじて、草葉の揺れる音や獣のわずかな匂いを風から嗅ぎ分けたり、まだ現れていない何かへの恐怖を、生きる本能に結びつけて、発達、進化し、生き延びてきました。
     その、理屈ではない、本能に刻まれたものが、恐怖すれば生き残れるという遺伝情報を覚えてしまったのです。それが現代の私たちにも引き継がれ、それゆえに、電車の中や、通り道で聞こえる誰かの笑い声や視線が、「自分を貶める者ではないか!?」と怯えてしまう気持ちになったりするのです。
     そういうものだから、本能だから仕方ない、と割りきるだけでも、心はかなり楽になると思います。そうやって慣れていけば、少しずつ気にならなくなります。作中で由依ちゃんが奥様たちにくすくすと笑われてしまう場面も、悪意がないと分かっていても彼女は恥じらっていましたが、同時に「仕方ないじゃん」と開き直る前向きさも見ていました。
     開き直ることと自信を持つことは、実際の効能としては、同じものです。心の仕組みを知って、開き直って、楽にいきましょう。笑笑 



     以下、個人的脳内劇場、出演者一覧です。

     由依:黒沢ともよ or 種崎敦美
     琴子:篠原恵美 or すずきけいこ
     和樹:細谷佳正
     真:松岡禎丞 or 小野大輔
     
     他のみんなも思い思いに声を浮かべながら読んでおりましたが、はっきり意図できたのはこの四人でした。
     由依ちゃんは表紙を見た印象と話し方から、どう考えても奥沢美咲さん(Bang_Dream!)を連想できたので、ともよさんをお招きしました。笑 琴子さんを篠原恵美さんに担当してもらいたかったのも、同じ理由で、戸山香織さん役だからです。
     もう一つの可能性として、種崎さんとすずきけいこさんのお二人を連想しているのは、気付く人はピンとくる、そう、あなたはギャルゲーマーですね!ご存知、「ノラと皇女と野良猫ハート」からお招きしました。明日原ユウキちゃんと反田幸子さんから連想しています。結構こっちもしっくりきます。

     和樹役に至っては、もう、ほそやんさんを知っている人には説明不要かと。笑 男気、屈託のない笑顔、不器用にずれれている情の厚さ。こういう役が似合いすぎるんですよ。笑 私としては、対魔導35試験正体・草薙タケル役が印象的です。
     真くんは、松岡さんと小野Dさんとでずいぶん印象は変わりますが、なぜこのお二人なのかと申しますと、メディアミックスの方法次第だろうなぁと感じた次第です。仮にギャルゲーのような媒体であるなら、Planetarianですずきけいこさんと共演済みの小野Dさんはよく似合いそうだと思いました。逆にアニメ媒体であるなら、主役の出演百戦錬磨の松岡さんがしっくりきそうだと連想しました。(単純かよ!)(さーせん)

    0
    2024年06月26日
  • 新米パパの双子ごはん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    双子の言葉ひとつひとつが
    かわいかったです。
    わたしもパパたちみたいに
    いきなり子どもが尋ねて来たとしたら
    同じかパパたち以上に
    びっくりしてしまうと思います。

    0
    2024年01月14日
  • 新米パパの双子ごはん~仲直りのキャンプカレー~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回も面白かった。キャンプと仲直りより海翔と美涼の恋の話がメインのように思う。美涼の過去は読んでてしんどかったし、4話目のラストで泣いた...
    どの話も双子が可愛くて最高。双子たちの成長も感じられて面白い。新しい双子の女の子も可愛くて好き

    0
    2023年07月10日
  • 京都伏見のあやかし甘味帖 逢魔が時に、鬼が来る

    Posted by ブクログ

    失踪した虎太郎を探して再び丹後の地へ。「鬼」と言われた人たちは大和朝廷にとって不都合な勢力や恐れられた存在。歴史の勝者による都合のいい歴史改竄の犠牲。有名どころの神社がもてはやされる一方でその土地に伝わる古来からの存在は蔑ろにされている。他の作品でも日本人の信仰心が薄れて地味な土地の神たちが消えつつある、と描かれていた。自分たちを普段見守ってくれている存在に感謝を。
    家族を求めた天女が悲しい。

    0
    2023年02月27日
  • 恋文やしろのお猫様 ~神社カフェ桜見席のあやかしさん~

    主人公と猫さんの素敵な話です。

    とてもピュアな感じで、良いストーリーです。この先の進展が楽しみです。

    0
    2022年11月16日
  • 新米パパの双子ごはん

    Posted by ブクログ

    私の好きなほのぼのストーリー(^-^)

    いきなり双子のパパになる。
    最初は受け入れなかったけど、
    だんだんと、子供達への愛情に溢れていく。

    続編もきになる❤

    0
    2022年08月12日