早寝電灯のレビュー一覧
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元気がでました
キャラクターがみな魅力的で、隅々までとても楽しく読めました。
それぞれ悲しい事やつらい事も抱えて末永く幸せに生きて欲しい、わたしも前向きに生きていこうと思えた作品です。 -
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タイトルでちょっとコメディ要素強めかと思ってたけど違いました。自分の物語として二人で寄り添うことを選んだ二人のお話です。いい小説とか読んだあとに来るふわぁーって身体が浮くような感覚がありました。BLではなかなかこないです。
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受けが人をあやつれる声を持つという特殊な設定ゆえに、最終話で「言葉」について語る攻めの台詞がよかった。
幼少期から家庭で心を痛めてきたふたりだからこそ通じる素敵な説得だった。
好きだの愛してるだの言われるのもいいけど、あんなふうに自分の弱さを信じてもらえたら本当に幸せだろうなと思う。 -
ネタバレ 購入済み
この先生はがっつりファンタジーじゃなくて、現実とファンタジーを織り交ぜるのが本当に上手だと思う。
特にこの一冊は、モノローグに頼らない絵だけの描写がめちゃくちゃ面白かった。
たとえば、攻めが花柄の布団を叩く。するとまるで飛び出てきたかのように花が舞う。その花びらが全く別の場所で眠っている受けの上に舞い落ちる。
(もちろん、「わっ、なんだこの花びらは!」などと言ったりはしない」)
現実と非現実が混ざり合う、あるいはふたりの気持ちがリンクしていることを示す漫画ならではの演出がすごい。
先生の単行本は全部持ってるけど、ストーリー抜きで一番を選ぶならこれ。
内容も素敵だけどね。誰かの人生と -
ネタバレ 購入済み
すてき!
正確な二面性っていうのは表裏一体で、どちらも自分であり、どっちかが偽物というわけではない。そんなことを教えてくれた作品。いつも見せていた自分ではない自分を見られた時にそっちが本性だと言われがちだけど、そんなのいつも見せてた方が本性じゃない理由にはならないし、仲良くする上で何の障害にもならないんです。
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購入済み
素敵な作品
ファンタジーの軽い転生もの以外、転生ものはあまり読んだことが無かったのですが、雰囲気に惹かれ購入。
自己のゆらぎ、転生前の記憶の思い出し方など、不自然なところがない繊細な描写が多く、大切に大切にしたいお話でした。
この作者さんの作品はもう1つ持っていますが、どちらも切なく優しく、読後温かい気持ちになる良い作品でした。 -
ネタバレ 購入済み
買って良かった!
すごく温かい話で、ホロッと泣きそうになりました。
試し読みでとても続きが気になり、購入してみましたが、アタリでした。
作者さんの他の作品も読んでみようと思います。
妖怪だけど人間で、人間なのに妖怪になれそう、という独特の世界観で、そういう曖昧模糊としたほんわかした雰囲気にうっとりしました。
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購入済み
最高
早寝電灯先生の作品はすばらしい映画を見終わった時の余韻があって運命だとか神様だとか才能だとかに感謝したくなります。愛が溢れる。今回も素晴らしかった。オムニバスの名手。信頼の早寝電灯先生。