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どうしてこんなにも、懐かしいと思うのだろう――…。 校内新聞に載っていた小説の作者「春沖洋介」。高校教師の吉武はある日、それと同じ名前を、旧校舎に残されていた昭和30年代の論文から見つける。さらに小説の登場人物である「坂上三雲」の名前もそこに書かれていた。現在の小説と、過去の論文――…。このふたつの奇妙な一致に、吉武と、そして小説の作者である吉武の同僚・八尋はかつてこの高校に在籍していた生徒、春沖と坂上が自分達の前世なのでは、と疑い始める……。過去と現在が交錯する、感動の転生BL。
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切ない。でも幸せ。
東洋人だからか、それとも無意識に仏教的発想が精神に染み込んでいるのかわからないが、
生まれ変わりとか前世とか、すんなり受け入れてしまう自分がいる。
昔聞いた流行歌で、「生まれ変わって、君がどんな姿に変わっていても、
僕はきっとまた君を見つけられる」ってのがあったな。
ふたりはお互いを見つけられたんだろう。切ない。でも幸せ。羨ましい。
えっちシーンは要らないと思ったけど、BL漫画だからしょうがないかというのもあるし、
それが二人の前世で結実しなかった思いの結果だったとして納得することにしよう。
そうそう、別れるときはきちんと「さよなら」を言わないといけない。
二人の場合、「さよなら」の挨拶「また明日」は「また会おう」という意味だったけど、
良くも悪くも「さよなら」を言ってもらえないと、次の一歩が踏み出せない。
見失ったものを探すことが許されたのか許されないのかわからなくて、
その場に心が取り残されてしまうんだよ。
「また明日」、ううん、これからはずっと一緒。
もう別れないから「さよなら」は要らない。
佳き佳き佳き佳き佳き佳き佳き。
映像化して欲しいです。
例えば岩井俊二さん、とか。
静謐な世界感に、気持ちが一気に持っていかれます。何なのでしょうか。絵とストーリー、バランスが良く、漫画としての破綻がどこにも感じられません。
素晴らしい作者様です。ありがとうございます。
今作は、幕間の紙飛行機が水先案内人のように、浮上したり着床したり、それが読む側の気持ちへの思い遣りのように感じられ、やはりじんわり来ました。
他の作品も、頂きます。
素敵な作品
ファンタジーの軽い転生もの以外、転生ものはあまり読んだことが無かったのですが、雰囲気に惹かれ購入。
自己のゆらぎ、転生前の記憶の思い出し方など、不自然なところがない繊細な描写が多く、大切に大切にしたいお話でした。
この作者さんの作品はもう1つ持っていますが、どちらも切なく優しく、読後温かい気持ちになる良い作品でした。
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