早寝電灯のレビュー一覧
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オメガバースものは、意志よりも運命と欲動を描くものが多いですが、この作品は凛とした空気感や白根先生の理性的で自分を律して生きている強さが描かれていて素敵でした。美しかったです。
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切ない。でも幸せ。
東洋人だからか、それとも無意識に仏教的発想が精神に染み込んでいるのかわからないが、
生まれ変わりとか前世とか、すんなり受け入れてしまう自分がいる。
昔聞いた流行歌で、「生まれ変わって、君がどんな姿に変わっていても、
僕はきっとまた君を見つけられる」ってのがあったな。
ふたりはお互いを見つけられたんだろう。切ない。でも幸せ。羨ましい。
えっちシーンは要らないと思ったけど、BL漫画だからしょうがないかというのもあるし、
それが二人の前世で結実しなかった思いの結果だったとして納得することにしよう。
そうそう、別れるときはきちんと「さよなら」を言わないといけない。
二人の場合、 -
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1話目を読んだ時には何の事かわからなかったのですが、少しずつ解き明かされてゆく長年にわたる愛のストーリーでした。少しずつ回収されてゆく伏線。うがった見方かもしれませんが、辰実くんの能力がはたしてどれほどのものなのかはわからない。でも最後には思いが通じ合えてよかったです。一士くんの思いが素晴らしい。
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透明感のある世界観
現代もののオメガバース。
学校の同級生が、社会人になって再会することから始まる、かつて始まらなかった恋。
同級生の旅行代理店の社員α×高校教師Ω
Ωが良くある華奢な男性ではなくて、年下攻めの男性なみにしっかりとした体つきで描かれているのが、“普通の男性”で、“Ω”である主人公としてきちんと表現されている感じがして好印象だった。
詩的な表現?が多少ある作品で、鯨や海、水の透明感や学生の頃の瑞々しさといった透明感のある世界観が、現代ものでありながら無理なく両立しているのがとても良かった。
オメガバースだけど心の描写がメイン。