高瀬志帆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
内容と対象読者はもうタイトルの通り、中学受験をしようかなと思った親である。
漫画という手に取りやすい形式ながら侮ることなかれ、なかなかに良い本だった。
構成としてはタイプの異なる4つの家族の受験体験記が描かれており、受験によってあり得る様々なシナリオが体験でき、受験に対するイメージが膨らむ。理想論ばかりにも偏らず、悪しきイメージにも偏らず。
また、基本的には子の受験を支える親目線の展開で、仕事との両立や塾弁当の用意等、意外と見落としがちな"受験生の親"生活をリアリティをもって予習できる。
我が家では父親である私が中学受験に関心を持っていて、妻は「まあ、あなたが言うなら」 -
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作者は戦国武将が好き?
登場人物名に戦国武将の姓が多い気がする。
ちなみに桜花ゼミ吉祥寺校トップクラスは島津で、これは島津氏か(関ケ原の撤退戦がかっこいい)。
女子トップは前田花恋さんで、これは前田利家にちなんでか。
4巻の話がきっかけで島津くんと仲良くなり、その後Ωクラスに上がったのは上杉くん。
もう一人のΩ入りは柴田まるみさんです(私は柴田勝家はそれほど好きでもない)。
全桜花ゼミのトップは、お茶の水校の天才っぽい織田くんです(目が普通の人と違う)。
他にも戦国武将の姓がたくさん登場しているからチェックしてみて下さい。
私はゲーム好きの武田くん(退塾した石田くんに特製鉛筆をもらってた)にもっと頑張ってもらい -
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秀才にも悩みはある
桜花ゼミ6年トップクラスの秀才、島津くんの話が良かった。
島津・上杉が喧嘩するところから始まるのだが、この時には島津くんは嫌な奴としか思えないが、実は父親から過度なストレスをかけられて、その発散的な感じで暴言を吐いたことが後でわかります。
96ページでエレベータ-の中でお互いにサンキューと言うシーンがあるのですが、サンキューの意味は、
島津→上杉:プチ家出して家に帰りづらかったが、(喧嘩をした)上杉が自分を探すのを手伝ってくれたおかげで家に帰ることができた、ありがとな、的な意味かと。
上杉→島津:エレベータの扉を開けてくれてありがとうの意味もちょっとあるかも知れないが、親から勉強に関して -
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続々と結果が!残るは開成!
続々と結果が分かる18巻。
どこの家もドラマがある。
我が家も残り半年ちょいで本番を迎える。
出来る限り笑顔で終わらせてあげたい。
どこの親も気持ちは一緒。
でも、そこに入る枠は限られている。
上手く行かなかった時、ちゃんと子に寄り添える事ができるか…今から不安
だけど、今は、我が子が志望校に入れる事を信じてあげなきゃいけないとも思う。
こんなん、親が狂ってなければやっていけない。
でも、狂うにしても「正しく」狂わなきゃいけない。
こんな高い壁を小さな子どもたちが苦しんで上って、
失敗したとしても確実に子供らは成長していく。
あぁ、怖いな…