内容と対象読者はもうタイトルの通り、中学受験をしようかなと思った親である。
漫画という手に取りやすい形式ながら侮ることなかれ、なかなかに良い本だった。
構成としてはタイプの異なる4つの家族の受験体験記が描かれており、受験によってあり得る様々なシナリオが体験でき、受験に対するイメージが膨らむ。理想論
...続きを読むばかりにも偏らず、悪しきイメージにも偏らず。
また、基本的には子の受験を支える親目線の展開で、仕事との両立や塾弁当の用意等、意外と見落としがちな"受験生の親"生活をリアリティをもって予習できる。
我が家では父親である私が中学受験に関心を持っていて、妻は「まあ、あなたが言うなら」という感じ。
本書を読んでおいてもらって「え!こんなに大変なの?!」という予習をしておいてもらったほうが、後々困らない(受験するにせよしないにせよ)と思うので、次はどのように手に取ってもらうかを画策している。笑