山極寿一のレビュー一覧

  • ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」
    面白かった。
    人間だけが文化を持つ存在じゃない。ゴリラを中心に、チンパンジーやサルなど類人猿の社会性から、人間が生活する現代社会を見直す本。
    京大で勉強したくなった…
  • 京大総長、ゴリラから生き方を学ぶ
    命の危機を感じるような出来事がさらっと書かれている。朗らかな語り口から、ゴリラ研究に対する一種の狂気を感じられる。
  • スマホを捨てたい子どもたち 野生に学ぶ「未知の時代」の生き方
    スマホ脳、と関連させてつづけてよんでみた。
    重複する部分も多かったが
    特に筆者のゴリラとのフィールドワーク
  • ゴリラの森、言葉の海(新潮文庫)
    山極さんと小川洋子の対談、まるでNHKのスイッチインタビューのようだが、ゴリラに生きることの根本を見つつ我々の存在そのものを問い直す、洞察に満ちた対談。

    タイトルが素晴らしい
  • 京大総長、ゴリラから生き方を学ぶ
    友人に誘ってもらい始めた読書会の第一回選書。
    話す中で見えてくることがあって、この感じは中学生ぶりくらいで新鮮だったなあ。アウトプットとして、2本のコラムを書きました。(以下概要)

    「関西人の対話術」
    ボケはツッコミを要求し良いツッコミはボケを生かす。ということで関西人(デカめの主語)は会話を対話...続きを読む
  • スマホを捨てたい子どもたち 野生に学ぶ「未知の時代」の生き方
    自分はバリバリの文系なので、理系的な考えが足りないと日々感じています。
    この本では、霊長類の中でも最も人に近い生物、ゴリラと人類を比較して、テクノロジーによって失いつつある「野生」について語られています。
    ゴリラとの生活はカルチャーショックを受けるほど刺激的で、ゴリラの子どもと、シルバーバックの話は...続きを読む
  • スマホを捨てたい子どもたち 野生に学ぶ「未知の時代」の生き方
    信頼関係は身体が触れ合うことでしか生まれないっていう考え方はなるほどと思った。五感を共有することで、信頼関係が生まれる。食事を共にすることが大事なのはそういうことなんやなと思った。だから歓迎会とかもあるし、気になる人を食事に誘うのもそういうことなんやなと。
  • 京大総長、ゴリラから生き方を学ぶ
    誰かに動いてもらったり、周囲に理解者を増やしていくことがいかに大事か

    相手の立場やメンツを大事にしながらも、迎合するわけではなく適切な距離感も保つ

    味方を作ることは、敵を作ることにもなる

    ある程度は騙されても仕方ない…度胸も大事

    未開の地で成果を出そうとする人には参考になる


    ゴリラの情報...続きを読む
  • スマホを捨てたい子どもたち 野生に学ぶ「未知の時代」の生き方
    Twitterフォロワーさんが「目次からタイトルを推測できない本」と書いていて気になっていた本。ゴリラフィールドワークを通じてコミュニケーションのあり方を見つめ直す。現役中高生が読んでの感想に興味がある。最近読む文章を通じて改めて分かるのは、少なくとも今の人類には思考には身体接触(空間共有)が必要と...続きを読む
  • 京大変人講座
    越前屋俵太がナビゲーターになり、京都大学の「変人」教授達がそれぞれの専門分野で突き詰めたものを語る。タイトルは刺激的だが、内容は分かりやすく、かなりまともなことが書かれている。

    啓蒙的な話も多い。「不便だからこその良さ」「安心安全という情報に頼りすぎる危うさ」など。世の中が便利に、どこかギスギスと...続きを読む
  • スマホを捨てたい子どもたち 野生に学ぶ「未知の時代」の生き方
    全体的にスマホに対して悲観的でしたが、最後にコロナ禍の状況では、山極さんでさえテクノロジーを利用してほしいといったオチが面白かったです。それでも、多様性に対して強いメッセージが印象的で、人類学の視点からこれからの社会の在り方が伝わる内容で勉強になりました。
  • 「サル化」する人間社会
    サル化した現代社会の考察というよりゴリラの社会性を綴った本。著者の長年の研究を読みやすくサラッとまとめてます。
    著者は序列社会のサル社会より平等なゴリラ社会のほうが過ごしやすいというスタンス。

    暇つぶしにおすすめな一冊。

    バローの惣菜パンを食べてる感じ。
  • 「サル化」する人間社会
    ゴリラ生態研究記! タイトルの内容は主に最終章

    タイトルから人間社会について論じている本かと思いきや、そうではなく、その前段階として類人猿(ゴリラなどのサル)の社会を学び人間と比較することが人間社会の起源を検討する上で重要だとしています。

    そのため、筆者のゴリラ研究での経験談が存分に語られていま...続きを読む
  • 虫とゴリラ
    解剖学者の養老孟司さんと、霊長類学者の山極寿一さんによる対談を収録した一冊。虫とゴリラの目で日本の未来を語った作品で、養老さんは虫、山際さんはサルやゴリラをたとえに使って、最新のビッグデータやAI・SNSなどについても語られる(2人とも研究対象が異なるのに、不思議と会話が噛み合っていたのが凄い…)。...続きを読む
  • 虫とゴリラ
    解剖学者の養老孟司さんと、霊長類学者の山極寿一さんによる対談を収録した一冊。虫とゴリラの目で日本の未来を語った作品で、養老さんは虫、山際さんはサルやゴリラをたとえに使って、最新のビッグデータやAI・SNSなどについても語られる(2人とも研究対象が異なるのに、不思議と会話が噛み合っていたのが凄い…)。...続きを読む
  • 虫とゴリラ
    「虫(養老)とゴリラ(山極)」は分かりますが、このタイトルはチョットねって思いました。

    人間の社会はこれでいいの?虫とゴリラの視点で人間のおごりに物申す。という内容の本です。
    今まで山極寿一先生の著作は未読なので、養老先生との対談形式なら山極先生の知識や思想を知るのに良いかと思い読んでみました。
    ...続きを読む
  • 虫とゴリラ
    「虫(養老)とゴリラ(山極)」は分かりますが、このタイトルはチョットねって思いました。

    人間の社会はこれでいいの?虫とゴリラの視点で人間のおごりに物申す。という内容の本です。
    今まで山極寿一先生の著作は未読なので、養老先生との対談形式なら山極先生の知識や思想を知るのに良いかと思い読んでみました。
    ...続きを読む
  • 京大総長、ゴリラから生き方を学ぶ
    動物との比較で、ごくありふれた「家族で食事をするということ」の特異さや今まで意識してなかった視点が知れて面白い。
    研究者の著書を読むといつも未知の世界に感心させられるし面白い。読後感も良い。そして必ず研究対象である動物に会いたくなってしまう
  • 京大総長、ゴリラから生き方を学ぶ
    アートの起源は何かに憑依して、その心になって世界を見つめ直すことだと私は思います。つまり「垣根を越えた」感覚は、アートの発想に繋がるのではないでしょうか 泰然自若 人事不省じんじふせい こうしたネゴシエーションの能力は「食卓の戦争」の機会を与えられなければ開花しません ただ遮二無二やるだけではダメで...続きを読む
  • 虫とゴリラ
    虫好きとゴリラ好きには共通点があるようで意外にないっていう話。

    養老さんと山極さんと好きなお二人の対談というので期待し過ぎていたのか、表面的な話で終わってしまった感じがした。

    水上交通をもっと重視するべきという話が面白かった。