京都大学発! 行列のできる授業が書籍化!「京大変人講座」とは――京大に連綿と受けつがれている「自由の学風」「変人のDNA」を世に広く知ってもらうため発足した公開講座。普通の人が思いつかないこと、ありえないほどワクワクすることを実現する場所だ。★変化の最先端が「変人」なのだ霊長類学・京大総長 山極寿一×ナビゲーター 越前屋俵太★学校では教えてくれない「恐怖の地球史」岩石学・小木曽哲★なぜ鮨屋のおやじは怒っているのかサービス経営学・山内裕★「安心・安全」が人類を滅亡に導く法哲学・那須耕介★「不便なモノ」が社会を豊かにする!?システム工学・川上浩司★「ヘンな生き物たち」のサバイバル術生物学・神川龍馬★「無計画」という最適解地球物理学・酒井敏
Posted by ブクログ 2021年10月17日
変わったこと(誰も手を出さないようなこと)を究める人がいるから、新たな発見・見方が生まれ、私たちの生活が色鮮やかになっているということを実感できる本でした。
本書では6人の京大の先生が、私たちにも身近なテーマをすごく分かりやすく説明してくださっており、目から鱗の話も多かったです。
個人的には、高級鮨...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月12日
目の付け所は変わっているけれど、内容はいたって真面目。第1章「地球の教室」でがっちり心を掴まれる。どの先生の研究も面白い。続刊も読みたい。なんでも持ち込み可のドイツ語のテストで知り合いのドイツ人を持ち込んだエピソードや「カスれるナビ」、電卓で「1.33」(「×」「=」「-」「2」「=」)*30回繰り...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月13日
【ギフテッドではない楽天家】
考え方が実におもしろいです。
おもしろい考え方を許容できる風土がすばらしい!
人と違うことを考え、意見を述べると除け者にされる環境ではこのような発想は育ちません。
人と違うと安心できない人もいるでしょうが、わたしは基本的に人と違うことを好みます。
「常に少数派」これ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月05日
京大と銘打つ通り、京大の先生方の特別講義の集めたもの。変人なのかもしれないが、文章や中身は至ってまとも、むしろ読みやすい。
世知辛い世の中になったのは、同調圧力のせいであり、それに負けるなと頑張っている人たちに向けたエールでもありました。
やはり京大の方々は面白い人多いですよね。自分の周りでもそう思...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月14日
小曾根哲教授の地球学、神川龍馬助教の進化生物学が面白かった。▼地球岩石学者の小木曽教授の『常識を越えるノート』:1)地球はいま46億歳。気が遠くなるほどの悠久の時間を生きている。2)火星と金星には生物はいないのに、地球だけ「”たまたま”いい条件が重なって生命が生まれた。3)原始の生物にとって酸素は猛...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年11月12日
変人という天才達の集まり、各分野の着眼点も面白く、深い読み物、さすが!
「遠足のおやつ300円まで」秀逸!
不便益とは!
東大は官僚養成学校、京大は西園寺公望が、自由な学風の学校作ろうとしたのが始まり
東京は討論、ディベート
京大は対話、ダイアローグ、発見方式
Together and Alo...続きを読む