小林薫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
◼︎ Q.(問い)
エンジニアがマネジャーになるために身につけるべき「マインドセット」は何か?
◼︎ A.(答え)
組織の成果を大きくすることがマネージャーの仕事の本質
◼︎ What(どういう意味?)
- マネージャーの成果=個人のアウトプット ではない
- 組織の成果に影響を与える(テコ作用を及ぼす)ことがマネージャーの成果
- 「より多くの付加価値をどうやって付けるか」を考える
◼︎ Why(なぜこうまとめた?)
- エンジニアとしては個人の成果を優先したくなる
- マネージャーになったらそのマインドセットの転換が必要(個人 → 組織へ)
- 「どうすればマインドセットを切り替えられるか?」は考えるべき課題
◼︎ How(何を実践する?)
- 自分の仕事内容を振り返る(個人のもの / 組織のもの を区別する)
- 目標設定の仕方を変える → 組織への影響を明記する
- マインドセットのスムーズな転換方法を考える
◼︎ Keywords
- マネジャーのアウトプット=自分の組織のアウトプット+自分の影響力が及ぶ隣接諸組織のアウトプット
- 「仕事の価値」に対する考え方を転換する → 「価値を生み出す」仕事から「付加価値を高める」仕事へ
- レポートを "書くこと" は重要だが "読むこと" は重要でないことが多い → レポートは思考整理(自己規律訓練)の手段
- 部下・関係者の力を結集できる知識や能力がマネージャーとしての能力
- マネージャーのアウトプット=組織のアウトプット
- アウトプットに影響を与える(テコ作用を及ぼす)活動をするのがマネージャーの役割
- 部下の教育とモチベーションの向上
- 情報収集と提供、意思決定とナッジング、ロールモデルになる
- 「より多くの付加価値をどうやって付けるか」を考える
- ミーティングはマネージャーの仕事を遂行するための手段(知識共有と意思決定)
- 「将来」の問題解決のために「今」何をすべきかを考える(Working Backwards)
- 部下に任せる仕事は「自己利益:高, 複雑さ:低」から「企業利益:高, 複雑さ:高」に徐々にシフト
- 企業文化(価値・目標・手段)を明言し範を示す → 複雑化での判断基準になる
- モチベーションの向上 ≒ 環境整備
- 本人の「やる気」を無理やり引くだすのは不可能
- 最適なマネジメントスタイルは部下の成熟度次第
- 考課の目的も部下の業績改善 → そのために必要なフィードバックは伝えるべき -
Posted by ブクログ
インテル CEO の アンディ・グローブによる、マネージャー向けの指南書。
「マネージャーのアウトプット=自分の組織のアウトプット+自分の影響力が及ぶ隣接諸組織のアウトプット」と定義し、それを達成するための各論を展開している。
書籍全体を通して、ゴールドラット博士の「The Goal」に通じる考え(「企業の最大の目的は利益の最大化である」と「制約理論」)が根底にあるように感じた。
【学びメモ】
「検査」において、欠陥材料をその蓄積価値が最も低い段階で拒否することが絶対に重要である(補足:パイプラインの初期段階の方が、足切りのコストは低くなる)。
「可変式検査」の考え方は、生産管理にも、マネジメントでのチェック頻度にも適用可能である。
マネージャーは、その影響力に対して使用できる時間が限られているため、レバレッジの効く動き方をすることが求められている。
MBO は現在行っている特定の仕事に関連するフィードバックを提供するために考案されたものだる。それは「どんな」進み具合か、調整が必要なら「どんなことを」調整すべきか教えてくれるものである。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書は、マネジメントを「才能」ではなく生産システムの設計と運用として扱う点に最大の価値があります。経営者目線では、書かれている内容は単なる管理手法ではなく、組織の出力を最大化するためのオペレーション理論と捉えるべきものです。
特に重要なのは、マネージャーの成果を「自分の行動」ではなく“自分が管理する組織単位のアウトプット” と定義している点です。この考え方は、組織のスケールを前提とする経営と完全に整合します。マネージャーの仕事は、作業ではなく“再現性のある仕組み”の構築であることが明確に示されています。
また、本書が示す目標設定・プロセスのボトルネック分析・1on1の構造化・意思決定のスピード管理といった手法は、いずれも組織運営の標準化に直結します。特に、1on1を「情報交換のための重要なプロセス」として設計する視点は、現代経営において依然有効です。
本書の価値は、感覚的なリーダー論を排し、“組織の成果を数字で動かすためのマネジメント工学”として落とし込んでいる点にあります。経営における管理職教育の基準値として活用できる内容です。総じて、本書は、現場レベルから事業全体までマネジメント品質を底上げするための基礎フレームであり、組織を仕組みで成長させたい経営者にとって不可欠な一冊と言えます。 -
購入済み
斎さん、数年前にお亡くなりになってしまったけれど、すごい霊能者だったみたいですね。こちらのシリーズも楽しく読んでいました。いろんな霊がいて、それぞれ人間だった過去があって、それをどう解決していくのか、どのエピソードもすごく興味深かったです。