白浜鴎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
10巻という長い時間を経て、ついに和解。
決して仲が悪かったわけではないけど、「ごめんさい」をきちんと言葉にするのとしないのとでは、やっぱり雲泥の差だよね。なあなあで済ませず、正面から向き合ったことで、さらに深まっていくココとアガットの友情がとにかく最高だった。ココの真っ直ぐな誉め言葉に照れるアガットの可愛らしさはもちろん、妹弟子のピンチに駆けつけてくれる姉弟子の姿には、胸がアツくなっちゃったよ。
これは、どこか危うさを孕んだ大人の友情(キーフリー×オルーギオ)の対比だったりするんかな……まぁ、何にせよ、ココとアガットがこれから紡いでいくであろう魔法にめっちゃ期待してる自分がいる。
暗雲 -
Posted by ブクログ
ネタバレ見えない流れに運ばれながら、それでも、私たちは光を求めて羽ばたく
上橋先生が、執筆から20年以上の時を経て蘇った「幻の1冊」。
それに、なんと言っても、装丁が素敵すぎる…!
本作は、フリガナも振ってあるので、小学生でも読める。
ファンタジー初心者にも、オスメメの作品な気がする◎
1話完結のファンタジー小説!
世界観に一気に惹き込まれます!
読みやすくて、手に取りやすい作品です。
最後の終わり方が良かった!
実際に最初に執筆してた時代の本作を読んで、読み比べてみたいなぁ。
それで、何がどう変わったのか、改めて読み直したいと思いました! -
Posted by ブクログ
漫画で性暴力被害に関するフラッシュバックの注意喚起を見たのは、これが初めてかもしれない。人の心に寄り添う優しい世界観ゆえの配慮なのかな……作者と出版社の心遣いに感激してしまった。被害に遭った女性キャラの意志と尊厳を保ちつつ、男性キャラが性加害者をキッチリ断罪している描写には、作者の「人となり」というのか……誠実な正義感に触れたようで気持ちが好かった。
そして、つばあり帽と出会ってしまったクスタスくんは、やっぱり闇堕ちしていたご様子。
でも、まぁ……世界の理を保つためとはいえ、打ちひしがれているクスタスからしてみてれば、「掟があるから救わない」なんていう魔法使いの戯言は知ったこっちゃないよね -
Posted by ブクログ
イースヒースの「子供をあなどるなよウトウィン この世で最も自由な者だ」って台詞が、これ以上なく相応しい見事な長編だった。キーフリー先生のようなスマートな決着とはいかなかったが、子供らしい柔軟な発想で絶望的な状況を打破するあたり、彼女らのポテンシャルの高さが伺える。
リチェも自分の不甲斐なさを痛感しながら、へこたれることなく、次に繋がる魔法を紡いだのはナイスだった。ユイニィくんの処遇には思う所もあるけど、アライラ先生が側に居てくれるなら、安心して大丈夫そうかな……。少なくともクックロウ先生の元で学ぶよりは、ユイニィくんの良いところを伸ばしてくれそうな気がする。
ココの覚悟、テティアの奮闘、ア -
Posted by ブクログ
ネタバレ今巻から登場したユイニィくんの境遇が不憫でならない。
師匠からボロクソに貶されたあげく、試験にも立ち会ってくれないとはね……。生徒想いのキーフリー先生と比較してしまい、あまりの格差にモヤモヤが止まらなかった。しかも、魔法使いとして大きな一歩を踏み出した矢先にその道を閉ざされるってのは、あまりにも救いがなさすぎる。
ユイニィくんが鱗狼に変えられた瞬間、「鋼の錬金術師」であったキメラのエピソードを思い出しちゃった。あんな胸糞悪い幕引きは勘弁してほしいけど……現状クックロウ先生は不在だし、アライラ先生は行方不明、そして頼みのキーフリー先生も重症というかつてないピンチ。頼れる大人が悉く機能しない状 -
Posted by ブクログ
まず、絵が非常に美しい。自分はアニメを観てから原作に手を伸ばした口なのだが、正直この画力オバケと呼びたくなる美麗な漫画をアニメにしようと思ったこと自体、相当に挑戦的な試みだったのでは……と思わせるくらいに画力が卓越してた。
キャラクターや背景の描き込みはもちろん、コマ割りひとつにも作者のこだわりを感じたから、徹底的に世界観を作り込んでいるんだと思う。個人的には、水や炎といった自然物の質感が芸術的で感動した。
ただ、1巻を読んだ時点では、ココの言動にちょっとモヤモヤするのが正直なところかな……。今のところ問題を持ってくるキャラクターって印象が強い。とは言え、まだまだ物語は始まったばかり……こ