白浜鴎のレビュー一覧
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くぁー、終わっちゃったか
エニエルとデヴィエラの、一般市民を巻き込んだ、ハルマゲドン級にド派手で過激な親友同士ゆえの、手加減なしの真剣喧嘩を、安全な位置から観戦したかったのに
しっかりと幕を引いた最終回ではあるから、「イイ物を読めた」って満足感も確かにあるんだけど、今んトコはまだ、「もっと読みたかったー」ってキモチの方が強いかな
そう思わせるってのは、質の好い作品である証拠だ、と私は思うのだが、皆さん、どうだろうか?
作品形式を、ストーリーから四コマ漫画に変えて、第二回戦を始めてくれないかなー
ある意味、ワンパターンなドタバタ劇であるが、読み手を飽きさせず、最後まで惹きこみ続けたのは、やはり、 -
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天使vs悪魔っつーより、天使&悪魔なドタバタコメディ
独特な色彩の豊かさが判る表紙からしてまず、質の高さを感じる
エニエルの非常識っぷり、デヴィエラの破天荒さもパワーアップしているだけあってか、ストーリーの進むテンポも更に良くなっており、話にググッと引き込まれる
この作品を面白くさせているのは、天使は天使らしい行為をし、悪魔は悪魔らしい行為をしている一方で、どこか人間臭さが漂っている点だろう
あぁ、こういう善意で場を掻き乱す、はた迷惑だけど、何か憎めない奴、私の傍にもいるわぁ、と読み手に思わせるのだ、要所要所で
ヒロインは二人とも、お互いにない魅力がそれぞれにあって好印象を持てるも、私はデヴィ -
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書店店頭での角川コミックフェアにて発見。オビのアオリ文句「天使と悪魔のキャットファイト」にやられたw
カバー絵が、アルフォンス・ミュシャの影響を受けているような絵。裏もミュシャっぼさは残しつつも、スタイリッシュさといかがわしさを同居させたヒッピー文化のような、あるいはシュルレアリスムのような…なんか惹かれる絵なんですw
そして、マンガのほうも、ちょいちょいミュシャのようなカットが入ってくるし、キャラクターがよくできてるしで、とてもいい。
お話しの内容は、天国から地獄まで含めた世界規模のドタバタ劇。ある意味正統派コメディ。神様とかチョー軽い。主役の二人はよく喧嘩するけど、いわゆるキャットファ -
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まず、購入理由は帯の文句
「天使と悪魔のキャットファイト!!」に惹かれなかったら、メガテニストとしては失格でしょう
ガチバトル、じゃなく、キャットファイトって表現が実に興味を湧かせました
内容も大当たり
世界的・・・にかは微妙だが、詳しく知っている人なら驚くような、独自解釈に基づいた容姿が斬新
ドタバタ感が満載のコメディ色が強いストーリーでした
しかし、これは良い意味で言うが、表紙からも察せられるが、白浜先生の画がとんでもなく美麗なもんだから、漫画っつーより、コマで分かれた画集を見ているような気分にも捉われる
こう書くと、話がイマイチのように聞こえてしまうが、天使vs悪魔って構図を取りつつも、 -
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聖なる神の蝶を、魔物である影の蝶から守る役目がある降魔士。その降魔士であるジェードと相棒のルクランのお話。
本作は、上橋さんを好きな理由が詰まってるなって思う本だった。上橋さんの物語を通して描く「人と人以外の生き物との関係」の考え方が好きなんだなぁと。
動植物は人ではないから本質は誰にもわからない。
だからこそ人間は、正解を求めて問い続ける。その答えは誰にもわからないから、それぞれの人なりの解があって。でも人は欲深いから、私欲に走って自分達の都合のいいように考え利用してしまう。そう言った人達に対して主人公達が、共存するには?大切な人を守るには?と迷い、踠きながら最適解を追求していく。その上橋さ -
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久しぶりの上橋先生の新刊と思って読み進めると、なんかストーリーが最近の上橋先生っぽくない。
それもそのはず、守り人と並行して20年前に書かれて書籍化されていなかった作品だから。
闇の大井戸から神の蝶が飛び立ち、それは人々に豊かさをもたらす。
その蝶を捕食しに追って飛び立つ黒い魔物を射殺すのが降魔士の役目だ。
その蝶がいつ飛び出てくるのか分からないが、降魔士ジェードの相方ルクランは、神の蝶が飛び立つ予兆の鬼火に激しく反応し、そのあとに出てくる神の蝶に反応できない。
なぜそうなるのかはルクラン自身にもわからないが、赤子の時に拾われたが他人とは違う目の色から、出自に秘密があるのだろうと -
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ネタバレ小学生の頃に読んだ「精霊の木」以来、久々に上橋菜穂子先生の作品を読んだ。
ふらっと本屋に立ち寄り、随分推されてるなぁと思って手に取った。
世界観設計も人物造形も構成もとてもいい…。
読みやすいけど読み手を侮った感じでも説明的でもなく…腕がある…。
全然知らない固有名詞がざくざく登場してフゥーンと思いながら読んでいたのにいつのまにかルクランたちが心の中で確かな存在になっていって嬉しかった。
すっと挟まる情景描写がいちいち心地良い。こんなの好きになっちゃうに決まってるよ〜!
基本的にいいやつしか出てこない優しい世界で読んでいて温かい気持ちになる。ありがたい。
話の落ちがすごく好きだった。人間がコン -
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上橋さんの本、初めて単行本で買った。
香君や守り人シリーズの雰囲気を感じる内容だった。
今まで読んできたのは結構長い物語だったから、どんどん進んでいく感覚に、早すぎやしないか、もっと重厚感がほしいなんてちらっと思ってしまったが、この物語は上橋さんが30代の頃に書かれたということで、ご本人が物語の完成度としては低いかもしれないとおっしゃっていたことを踏まえると納得の★4。むしろ★5をつける方が失礼な気がする(個人的な感想です)。
神と魔物。歴史の繰り返し。自然の計り知れない力、修復力。人間の儚さ、そして尊さ。生命の巡り。いつもの上橋さんの作品から感じられる感覚はこの時から厳然と存在していた! -
ネタバレ
ハリー・ポッターみたい…
何だか禁止魔法や魔法を人に見られてはいけない、見られたら記憶消去という部分がハリー・ポッター感がすごい強くて読むのやめました。
キャラにもだんだん魅力がなくなってきました…。
特に9巻のクスタス。タータやココへのただの八つ当たりにしか見えません。イニニアもクスタスの足を治すといっていたにも関わらず、結局は魔法器で足の補助してるだけで治していませんよね。
だいたい喋る毎に「〜です」「〜なのです」という語尾にいちいち苛ついてしまい、イニニア自体があまり好きになれませんでした。
何かこの漫画はセリフを書かずに表情のみで気持ちを表現しているコマが何個かありますが、キャラの気持ちが読者に伝わりに