村上博基のレビュー一覧

  • ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕

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    映画を観たからこそ読み通せた、私の読解力を超える小説でした。
    いりくんだ設定、持って回った表現、目を凝らせども霞の向こうの真実。
    挫折せずに読めたものの味わえたとは到底言えません。
    でもだからこそスパイ小説を読んだという気にもなります。
    スパイの生きる世界が単純明快では仕事になりませんよね。

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    2016年11月11日
  • ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕

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    読み難いと思うところ多々あり。で、長い間放置していた。映画を観ていなかったら更に読み難かったと思う。

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    2016年06月18日
  • スマイリーと仲間たち

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    ネタバレ

    スマイリー三部作の終わり!
    やっと大物カーラの秘密を見つけて直接対決。
    今回ばかりはスマイリーが重い腰を上げて動き回ります。
    読んでるこっちは「やっとカーラをギャフンと言わせるぞ!」と思っても、そうはいかないのがこのシリーズの素敵なところ。
    はっきり勝敗がついたはずなのに、ラストは何とも言えない。
    スマイリーは自分の人生を狂わせた男を捕まえたけど、それは幸せに結びつかない。
    カーラの描写も良かった。
    くたびれた普通の中年男なんだよね。得体の知れない、恐ろしいほど策略家なロシアの超大物が。

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    2015年12月26日
  • スクールボーイ閣下 下

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    ネタバレ

    上巻での点が次々と線に。
    どんどんジェリーやスマイリーを取り囲む状況が明らかになった。
    でも状況が複雑でどうすれば解決、といえるのかさっぱり。
    ギリギリの精神状態のジェリー、とうとう任務を捨て美女と逃走。
    あんなにタフなスパイだったのに、崩れ始めるとあっという間だなあ。
    スマイリーの敵は他国だけじゃない。カズンズへの対応で割れる英国政府。アメリカの力は絶大ですもんね…。

    個人的にはドレイクとネルソンの兄弟愛にしんみり。
    あんな権力を持った大人になったのに、支えになるのはお互いだけで、危険を冒しても会おうとするんだなあ。
    それだけにラストはやりきれない。
    ジェリーの最期も、はぐれ狼の哀れな最期

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    2015年12月26日
  • スクールボーイ閣下 上

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    前作が面白かったので^^
    今回の主役はほぼジェリー。
    香港を中心としたアジアでの、スパイ風冒険活劇って感じ。
    異国の怪しい雰囲気や謎の美女の登場も相まって映画を観てるみたい。

    上下巻に分かれた大ボリューム。
    最初の方はなんでこんな場面が?と疑問に思うことだらけ。
    負けずに読み進めると、全く関係ないと思えた事柄がゆっくり繋がっていく。
    得体のしれないドレイク・コウは一体何をしているのか?
    いじめられっぱなしのスマイリー始めサーカスの皆さんはこの状況をどうするの?
    下巻も即購入しました!

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    2015年12月26日
  • ジーキル博士とハイド氏

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    ネタバレ

    怪事件の結末に向けて頭がグチャグチャした。
    ラニヨン医師の死ぬシーンなどは特に薄気味悪かった。

    ただ、ジーキル博士の告白するところには、
    様々な欲望に葛藤して悶えている姿が、自分も含め、どんな人にもあると思う。

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    2015年10月12日
  • ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕

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    読むのに時間を要する文章だった。回想と現在に隔たりがなく、スマイリーは夢と現のあいだをさ迷うようにもぐらのジェラルドを追う。欺き、戦い続けるスパイにおいて自分と敵の境界はどこにあるのか。思想が意味を持たないならば、なぜ同じ人間で争わなければならないのか。スマイリーはコントロールではなかった。彼はカーラに自分を重ね、ジェラルドを憎むことができなかった。

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    2015年06月18日
  • 宝島

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    子供の頃に「宝島」を読んだことがある。子供向けの「宝島」は第三者がストーリーを語るスタイルで、主人公の少年ジムの冒険物語として書かれていたように思う。今回、改めて原作の宝島を読んでみると、子供の頃の印象とは随分違う印象を受けた。語り手は第三者ではなく、主人公のジムだったり医師だったり、時折作者が登場する。ジムは子供だったような記憶があるが、もう少し年上の少年で、年齢以上に機転が効いたり洞察力があったり、行動力があって、大人のような印象を受けた。ストーリーも宝を手に入れるまでのドタバタが長くて(騙したり騙されたり、色々な仕掛けがあって、面白くて飽きないけれど)、宝探しの部分は意外とアッサリした感

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    2015年05月11日
  • 宝島

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    ネタバレ

    王道ともいえるかもしれない冒険小説です。
    海賊も出てくるし。

    ただ、悪役として出てくる海賊は
    確かにオタンコナスもいますが
    一部に関してはなかなかの頭脳をお持ちの方もいます。
    シルヴァーがそうでしたね。

    ただ、このシルヴァーは
    ちょっと特別な人物だったりします。

    ベターな作品と思うと
    ラストで思わぬ展開が待っていますよ。

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    2015年04月28日
  • スクールボーイ閣下 上

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    最初の方は何がなんだかよくわからないとこも多いし、文章もよく読まないとなんのこと言ってるの?ってとこもあったり、登場人物も前作より増えて人間関係を覚えるのも大変だったけどそれを越えて、後半に入ると物語がすっとはいってくるようになって断然面白くなった。
    だいぶ話が本格的に動き出した感じなので下巻が楽しみ。

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    2015年01月31日
  • ジーキル博士とハイド氏

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    ネタバレ

    【本の内容】
    街中で少女を踏みつけ、平然としている凶悪な男ハイド。

    彼は高潔な紳士として名高いジーキル博士の家に出入りするようになった。

    二人にどんな関係が?

    弁護士アタスンは好奇心から調査を開始するが、そんな折、ついにハイドによる殺人事件が引き起こされる。

    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書

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    2015年01月18日
  • ジーキル博士とハイド氏

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    ある日弁護士アタスンは友人との散歩の道中で、薄気味悪い奇妙な建物に住む冷徹で悪魔のような男ハイドを知る。
    その晩、金庫からアタスンは古くからの友人で立派な人格を持つジキル博士から預かっていた遺言状を見返した。そこにはジキルに万が一のことがあった際、全財産をハイドへ譲るよう書いてあったからだ。アタスンはハイドと会うことを決心する。例の建物の戸口でハイドに会えるが、やはりジキルには会えない。
    それから1年後、街ではある凶悪な事件が起こる―。

    人々の救済に尽力し、人格的にも優れたジキル博士。その対格にいる、背丈も風貌も様変わりした純粋悪のハイド。自身のなかの善を知り認めながらも、悪を抑えきれない人

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    2014年12月22日
  • ジーキル博士とハイド氏

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    11月15日の夕方に、池袋東武の本屋に寄って、そうだあしたのメロディアスライブラリジキルとハイドなんだよなーと適当にありものを買った。
    光文社の古典新訳ってむかしカラマーゾフの兄弟を買ってすごいひどい目に遭って、なんとなくあの表紙の装画自体避けてたんだけど、単に訳の選び方だから文庫レーベル関係ないよな……とはおもったけどやっぱ他の文庫でジキルとハイド見つけてたら光文社で買わなかったとおもう。装幀もなんか小説っていうよりビジネス本みたいにつるつるしててわくわく感無い。
    内容はなんていうか、頭のとこのアタスン氏とエンフィールド氏のおさんぽのくだり、特に共通の関心事も無いし他人に会うとほっとするくら

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    2014年11月29日
  • スマイリーと仲間たち

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    ネタバレ

    再読。数年のことだけど間をおいたことで感想が
    変わるのは、作品の深みのおかげでしょうね。
    今回は、奥さんのアンに何だか同情。スマイリーのような
    徹底した思索とそれを誠実に作業として実現する能力は、
    尊敬に値するけれど、一緒に暮らすのは大変そう!
    (以下、三部作を順に読まない人にはネタバレかな)
    だからと言って、まんまと仕組まれた不倫に応じるのも
    おばかさん。

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    2014年09月14日
  • ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕

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    ネタバレ

    映画『裏切りのサーカス』を観て、これは是非とも原作も読まなくては!と思い読み始めましたが…やはり前半は難しい…というか現在と過去が行ったり来たりする場面が多いから気を抜いてると「え?今なんの話?」となる。
    人物も多く、専門用語も多いから何が何やら…となる人が多いというのもうなずける。
    私は先に映画を二回観ていたのでストーリー展開とかはある程度わかっていたからなんとかついていけたけど、観てなかったら投げ出してた気がしてならない。
    といいつつも、真ん中あたりまでは読むのが辛く感じるとこもあり300ページくらいまでは放置したりまた読み始めたりで何ヶ月かかかった。
    しかし、300ページからは1日半で読

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    2014年04月29日
  • スクールボーイ閣下 下

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    本の分厚さ以上の読み応えです。
    スマイリー三部作の中核を成す作品であり、最も、いわゆるスパイ小説っぽい作品かもしれません。
    当時の世界情勢に漂う緊張感が痛いほど伝わります。

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    2014年02月14日
  • ジーキル博士とハイド氏

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    一度読んでおこうと思い手にとりましたが、ミステリー小説として楽しめました。意外と現実的でないお話だった。

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    2013年12月29日
  • ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕

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    三人称視点のミステリかな?
    主人公ジョージ・スマイリーがサーカス内にいると思われるソ連のもぐらを過去の資料を元に探していくストーリー。
    淡々と進む話だけど、ここぞという時の描写すごい個人的には好きです。
    一言も喋ることがない敵カーラの存在感。
    今後のシリーズでどうなっていくのか楽しみです。

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    2013年06月24日
  • スクールボーイ閣下 下

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    積み上げて積み上げて積み上げてのラスト!!怒濤で、でも淡々と分析口調で、提示されたデータからどこまで読み取って燃え上がるかは読み手に任せてる感。
    下巻は間違いなくウェスタビーのもの。前作は上層部の、本作は現場工作員のリアルなのかな。

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    2012年11月16日
  • ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕

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    翻訳物特有の読みにくさを除いても、久々に重厚な読後感を味わえる作品でした。
    ずっとはらはらし通しで手が止まらなかったので、近々じっくり時間をかけて細かい点を読み直したいと思います。
    あぁでも買ってある続編も気になる……

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    2012年10月21日