圷香織のレビュー一覧
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マギー・ホープのシリーズも7作目。
マギーはアメリカ育ちのイギリス人で、優秀でいきいきした女性。
戦時下にロンドンにいたため、チャーチル首相の秘書を務めたことからスパイの道へ。
今回の任務は、ナチス・ドイツ占領下のパリへの潜入。
1942年、送り込まれていたスパイたちが消息を絶つという危険な状況での仕事です。
アイルランド女性を装い、結婚準備の買い物に来たという触れ込みでリッツ・ホテルに滞在。
アイルランドは中立国だったために、アイルランド人としてならまだパリを訪問することが出来たんですね。
頭がよく今では腕も立つようになっているマギー。だが、ドイツに行ったこともあるのでドイツ人に顔を見分 -
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マギー・ホープのシリーズ第6作。
ロンドンに戻ったマギーが、連続殺人事件の捜査で活躍します。
アメリカ育ちの英国人、マギー・ホープ。
戦時下のロンドンでスパイの訓練を受け、数々の試練をこなしてきました。
特別作戦執行部(SOE)で働いていたところ、採用した女性が不審な死を遂げ、マギーはMI-5の依頼で捜査に加わることに。
スコットランドヤードの警部ダージンは、これまでマギーが付き合ってきたエリートの若者とは違う人種。
若いマギーを見ても最初は世間知らずの女の子ぐらいにしか思わず、他のお偉いさんはさらにサイテー(笑)
男性が戦地に駆り出されたために女性の社会進出が進む一方で、まだ格差はあから -
戦時下階級社会での就職
近現代史の有名人チャーチル閣下の秘書だけど、かのジェームズボンドが奉職したMI6諜報機関に限りなく近かった様な...
翻訳もやっつけじゃない確かさ。
読む側に戦時下の英国階級社会の当時の状況、Uボートに海上封鎖され代用コーヒーや砂糖配給生活した事を予備知識として持っていると、背景画として活きてきますよ。あと2017年11月11日現在、この巻が密林で電子版499円でゲットできました。最近は電子版値入れ高杉だよね。このくらいなら納得なのだが。 -
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マギーのシリーズも、5作目。
元気な若い娘が主人公のコージーみたいな表紙ですが~
主人公はまあそうだけど、けっこう苦い味もある本格的なストーリーです。
マギー・ホープは、わけあってアメリカ育ちのイギリス人。
チャーチル首相の秘書になったことから、諜報員の訓練まで受けて経験を積んできました。
今回は、首相のアメリカ訪問に同行します。
苦境に立つイギリスは、アメリカの参戦を熱望していました。
アメリカ大統領は、フランクリン・ルーズヴェルト。
夫人のエレノアも知的で有名な女性ですが、思わぬスキャンダルに巻き込まれそうになります。
大統領夫妻の秘密に近づきつつ、絡み合う事件をひそかに解きほぐそうと -
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マギーがいよいよ育った国アメリカへ!
同じ英語圏でありながら、英国と米国では色々と違う点がある。それが際立つ本巻では、第二次大戦へのアメリカ参戦とそれにまつわる裏舞台が描かれている。
ここに登場する幾人かの人物、たとえば正当防衛だったにもかかわらず人種差別的な状況で死刑に追いやられるウェンデル・コットンなど、歴史上の人物をモデルに、それと近いシチュエーションや背景を持つキャラクターも登場することで、この時期のアメリカの世相が描かれているのは興味深い。
ところで、日本人として興味深かったのは、「徴兵」ということが、実は義務だけではなく権利であった事をうかがわせる記述。
つまり、黒人であるコット -
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マギー・ホープのシリーズ。
「チャーチル閣下の秘書」「エリザベス王女の家庭教師」に続く3作目。
アメリカ育ちのイギリス人で、第二次世界大戦中にスパイの訓練を受けることになったヒロイン。
前の作品にも、そういえば一部は綿密な描写がありましたが、全体の乗りは溌剌として若々しく、軽やかさがありました。
今回は、重い!
念願かなって、M1-5の一人前のスパイになれたのはいいけれど。
女性初の潜入でベルリンへ、しかも、ユダヤ人迫害に絡む現場に飛び込んでしまうとは。
いえ、当初の任務はさすがにもっとシンプルだったのですが‥
新米スパイが力を尽くして、ナチスドイツを向こうに回して密かに戦い、どこまで追っ -
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マギーをヒロインにしたシリーズ1作目。
広い意味ではミステリで、ヒロイン物ですが~コージーというより、戦時下のスパイ冒険ものです。
1940年のロンドン。
イギリス人だがアメリカ育ちのマギー・ホープは赤毛で小柄。
大学卒業後さらにマサチューセッツ工科大学に進むはずだったのを延期して、1年前、祖母の遺産の屋敷を売るためにロンドンにやってきた。
古い屋敷が売れないうちに戦争が始まり、屋敷を修理することにして部屋を人に貸したために、国際色豊かなハウスメイトが何人も出来ます。
危機に際しても、若者達の行動は、恋愛含めてにぎやかです。
チャーチルが首相になり、マギーには秘書の仕事が舞い込んだ。
かっ -
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マギー・ホープのシリーズ2作目。
第二次大戦中のイギリスが舞台の軽いスパイ物です。
この時代設定の話、多いですね~。
制約ありつつもドラマチックにしやすいのかも。
マギーはチャーチル首相の秘書だった。
素質を認められてMI-5の専門的な訓練を受けていたが、運動能力が厳しい基準に達しないと宣告されてしまい、がっかり。
エリザベス王女の家庭教師に任命される。
ウィンザー城に疎開している王女を、ナチス・ドイツが誘拐しようと狙っているため、その警護が真の目的だった。
ドイツはイギリス上陸後、親独派の退位した王を復位させる計画だったのだ。
まずは古ぼけた宮殿での堅苦しい生活におっかなびっくり入り込む -
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やっぱり読んでしまった。マギー・ホープシリーズの2作目は、体力面でスパイになるのに落第したマギーが、王女様の家庭教師になるというストーリー。
やっぱりね! めっちゃムカツク女なんですよ、このマギーってのは! どんだけ自分を有能だと思ってんだか! 単独プレイでは結果を出すかもしれないけど、チームプレイにはとことん不向きだと思います。
スパイとしちゃ、体力以外の面でも適性ないんじゃない?? と私などは思います。
それはさておき。ふたりの王女様のかわいらしさ、特にエリザベス王女の活躍っぷりには、純粋にブラボー!です。さすが、未来に若くしてイギリス女王となり、長年国を支えてきたお方(になる)だけ -
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Posted by ブクログ
第二次世界大戦下のイギリスで、幼い頃に交通事故で両親を亡くしたマーガレット(マギー)・ホープは叔母とともにアメリカに移住して数学でMIT博士課程に進む予定だったが、祖母の遺産(家)相続手続きのためイギリスに戻ることになり、せっかくだから数学の知識を生かしてチャーチル首相の秘書官として働くわよ! と息巻いたものの、女性だからという理由で格下のタイピストとして働くことになりました、という出だしから始まるものの、ナチスドイツのスパイやIRA過激派の陰謀に巻き込まれて暗号解読をしたりスパイの正体を探っていったりという防諜ミステリに早変わり。
囚われて監禁されたり焼きゴテ拷問を喰らったりするものの、マギ -
Posted by ブクログ
ネタバレ天涯孤独な遺産富豪のおばあさんが死後の遺産の行き場を考えていた時に、面白くもないTV番組の中で唯一興味のあるドキュメンタリーでペンギンが紹介された。そのペンギンの愛くるしさに一目ぼれするも絶滅の危惧を抱えており、その調査隊が奮闘するも資金が足りないと知り、それに投資しようと考えた。
小説としては平々凡々な展開だがここからが面白い。
自分には息子がいた。わけあって養子に出した息子が。その息子がどうしているかを調査したら息子の子供、いわゆる孫が見つかった。その孫に会ってみるとどうしようもない孫で、でもその孫にもいろいろな家庭の事情を抱えていた。
こうなってくるとペンギンに投資するのか、孫に遺産相続