圷香織のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マギーをヒロインにしたシリーズ1作目。
広い意味ではミステリで、ヒロイン物ですが~コージーというより、戦時下のスパイ冒険ものです。
1940年のロンドン。
イギリス人だがアメリカ育ちのマギー・ホープは赤毛で小柄。
大学卒業後さらにマサチューセッツ工科大学に進むはずだったのを延期して、1年前、祖母の遺産の屋敷を売るためにロンドンにやってきた。
古い屋敷が売れないうちに戦争が始まり、屋敷を修理することにして部屋を人に貸したために、国際色豊かなハウスメイトが何人も出来ます。
危機に際しても、若者達の行動は、恋愛含めてにぎやかです。
チャーチルが首相になり、マギーには秘書の仕事が舞い込んだ。
かっ -
Posted by ブクログ
マギー・ホープのシリーズ2作目。
第二次大戦中のイギリスが舞台の軽いスパイ物です。
この時代設定の話、多いですね~。
制約ありつつもドラマチックにしやすいのかも。
マギーはチャーチル首相の秘書だった。
素質を認められてMI-5の専門的な訓練を受けていたが、運動能力が厳しい基準に達しないと宣告されてしまい、がっかり。
エリザベス王女の家庭教師に任命される。
ウィンザー城に疎開している王女を、ナチス・ドイツが誘拐しようと狙っているため、その警護が真の目的だった。
ドイツはイギリス上陸後、親独派の退位した王を復位させる計画だったのだ。
まずは古ぼけた宮殿での堅苦しい生活におっかなびっくり入り込む -
Posted by ブクログ
やっぱり読んでしまった。マギー・ホープシリーズの2作目は、体力面でスパイになるのに落第したマギーが、王女様の家庭教師になるというストーリー。
やっぱりね! めっちゃムカツク女なんですよ、このマギーってのは! どんだけ自分を有能だと思ってんだか! 単独プレイでは結果を出すかもしれないけど、チームプレイにはとことん不向きだと思います。
スパイとしちゃ、体力以外の面でも適性ないんじゃない?? と私などは思います。
それはさておき。ふたりの王女様のかわいらしさ、特にエリザベス王女の活躍っぷりには、純粋にブラボー!です。さすが、未来に若くしてイギリス女王となり、長年国を支えてきたお方(になる)だけ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ天涯孤独な遺産富豪のおばあさんが死後の遺産の行き場を考えていた時に、面白くもないTV番組の中で唯一興味のあるドキュメンタリーでペンギンが紹介された。そのペンギンの愛くるしさに一目ぼれするも絶滅の危惧を抱えており、その調査隊が奮闘するも資金が足りないと知り、それに投資しようと考えた。
小説としては平々凡々な展開だがここからが面白い。
自分には息子がいた。わけあって養子に出した息子が。その息子がどうしているかを調査したら息子の子供、いわゆる孫が見つかった。その孫に会ってみるとどうしようもない孫で、でもその孫にもいろいろな家庭の事情を抱えていた。
こうなってくるとペンギンに投資するのか、孫に遺産相続 -
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Posted by ブクログ
もう少し パールと警部の絡みを見たかったかな。
タイトルにあるようなシェフ 探偵 という感じではない。「地域密着探偵」って感じ。
海産物が豊富な この町で起きた2つの殺人事件をご近所の歴史を知っているパールがどう 絡んでいくのか。
どのキャラも魅力的では ありつつも、地域密着 ならではの 海外の制度的なものをちゃんと分かってないと面白さが半減 だったのかもしれない。
ナチュラルにドラッグの文化 みたいなのが出てくるし、その手の治安の間隔が 私はうまくつかめなかったけれども かなり大事な背景としてずっと漂っていた。
個人的にはお母さんのドリーがいいキャラしてて好きだった
親子の心情や -
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Posted by ブクログ
シリーズ第五弾。
チャーチル英国首相に随行して4年ぶりにアメリカに帰ってきたマギー。
首相とルーズベルト米国大統領の会談が行われる一方、大統領夫人の秘書の変死体が見つかります。
現場に残されていた証拠から、大統領夫人を陥れようとする陰謀を感じとったマギーですが・・・。
大統領夫人と行動を共にするうちに、黒人女性の活動家・アンディと出会い、マギーは人種差別問題と直面することになります。
ドイツのナチズムは批判するのに、自国の人種差別問題を棚上げする米国や、帝国主義による植民地支配をしている英国も同様ではないかという、この時代ならではの問題定義があり、相変わらずタイトルや表紙に合わずシリアスな -
Posted by ブクログ
シリーズ第四弾。
ドイツでのスパイ活動で身も心も消耗してしまったマギー。
癒しがたい傷を抱えながら、特別作戦執行部(SOE)の訓練キャンプの教官として、訓練生に厳しく当たる日々を過ごしていました。
そんな折、マギーの親友でバレリーナのサラから公演に招かれ、その舞台を訪れたところ、主役のバレリーナが殺されてしまって・・。
今回は、“マギー再生の巻”ともいえる内容で、生ける屍のようになっていたマギーが、殺人の嫌疑をかけられたサラの無実を証明する為に、持ち前の負けん気と行動力を発揮。
それが彼女の再生と成長につながったようで、良かったです。そうそう、猫の“K”もマギーの癒しに大いに役立っていまし -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ第三弾。
ついに、スパイデビューを果たすことになったマギー。
そのミッションは、ベルリンにいるレジスタンスグループに無線機の部品を渡すことと、ナチス高官の自宅に盗聴器を取り付けること。
準備万端で単身ドイツに潜入したマギーですが・・。
他の方のレビューにもありますが、可愛い表紙とライトなタイトルにはそぐわない、ヘビーな内容となっております。
前作で、マギーの母親・クララがナチスの高官だったという事が明かされたのですが(という事は、マギーはイギリス人とドイツ人とのハーフという事ですね!)、本書では、そのクララの娘でマギーとは父親違いの妹となる、エリーゼの視点で語られるナチス支配下のド