圷香織のレビュー一覧

  • ペンギンにさよならをいう方法

    Posted by ブクログ

    とても面白かったです。読みごたえがありました。
    おばあちゃんとペンギンの組み合わせが意外で、そこがとてもよかったです!

    0
    2026年03月15日
  • ペンギンにさよならをいう方法

    Posted by ブクログ

    最近5が増えてて自分の基準が甘くなってるのかもだけど、面白いのだからしょうがない。突然ペンギンの魅力に取り憑かれた大金持ちの80代で家族がいない独り身お婆ちゃんが、自分の遺産を託すに値するかを自ら見極めるため、単身南極のペンギン研究施設に(強引に)乗り込んだ。
    まずこのお婆ちゃん(というかお婆様、か)の歯に衣着せぬニヒルな発言がたまらなくおかしい。最初はただの空気読めないお年寄りが周りに迷惑かけながらも、という話かと思ったら、途中からなんだかこれは違うぞと。何やらお婆ちゃんの強さの裏に隠れていた過去が少しずつ解きほぐされていくと、物語はガラリと様相を変える。その様が見事だし、エンディングに向か

    0
    2026年02月02日
  • 銃と助手席の歌

    Posted by ブクログ

     タイトルに惹かれた。邦題も原題も。邦題はまず、それだけでわかるのがロード・ノベルであろうということ。そして原題"No Country for Girls"にもコーエン兄弟の映画を観ている者ならば、意味深であることがわかるだろうということ。実際に読み始めて中盤に至る頃には『ノー・カントリー』というコーエン兄弟の傑作ロードムービーを想起させる物語であることもわかる。その元となったコーエン・ムーヴィーも凄い。非情の殺し屋に追われる恐怖が全面を張りつめさせるが、コーエン映画らしく、独特の静謐さと乗りとを備えた傑作であった。その原作小説がある。コーマック・マッカーシーの『No Co

    0
    2026年01月25日
  • ペンギンにさよならをいう方法

    Posted by ブクログ

    品のあるお婆様の思考で綴っている話ってすごく読んでて心地良い。登場人物全員素敵で人間の温かみを詰め込みましたみたいな作品で、読んでて幸せな気持ちになった。またこの世界に戻ってきたい。
    ヴェロニカの過去を知るとかなり遣る瀬無い気持ちになった。どうかこの寂しい少女を救ってほしい、と現在の時間軸に目を向けると、周りの温かい人とペンギンたちに囲まれていて安堵して目頭が熱くなる。

    0
    2026年01月13日
  • ペンギンにさよならをいう方法

    Posted by ブクログ

    こういうの大好き!!
    ついつい手に取ってしまう動物&冒険もの。
    そこに気難しい孤独な資産家のおばあちゃん要素が加わり、何だかドラマチックで面白いことが起こりそうな予感をヒシヒシと感じていました。

    遺産を譲る相手としてふさわしいかどうかを見極めるために、85歳で南極へ行くなんてどうかしてる!!
    強行軍で訪れた南極の地で待ち受けていたのは、必要最低限の暮らしと研究センターでペンギン研究に日々忙殺されているディートリッヒ、テリー、マイクの三人。そしてアデリーペンギンたち。

    天涯孤独のおばあちゃん・ヴェロニカとペンギンの未来はどうなる?
    愛しいペンギンと共にいる時間と、存在すら知らなかった孫の存在

    0
    2025年12月11日
  • ペンギンにさよならをいう方法

    Posted by ブクログ

    動物大好きなので、ペンギン目当てで読み始めたが、いつの間にかヴェロニカさんの行動力と魅力的な人間性にどんどんはまって読んでいた。後半はヴェロニカさんの人生が語られ、涙が溢れた。最初はこんなに分厚くて読みきれるかと不安だったが、その不安もどこかに消え、いつの間にか読み終わっていた。半分過ぎた辺りから、終わらないで、もっと読みたいという気持ちに駆られた。人間模様に加え、戦争や地球環境など考えされられるテーマが盛り込まれている。

    0
    2025年12月07日
  • ペンギンにさよならをいう方法

    Posted by ブクログ

    主役のヴェロニカ婆ちゃんがかわいい
    読み終わって改めてカバー画をみると ホントかわいい

    最初頑固で融通の利かない少しボケの入った婆さんの描写が続き コイツはちょっと と思わせといて途中から絡む孫息子が更に輪をかけてダメ人間で うわぁ~ となるが
    ばあちゃんの若い時の日記の部分あたりから俄然キャラに深みが出てくる
    特に扉の開け締めに厳しい理由がわかる所とか 泣かせるなぁ

    作中にも描写があるがこれ ばあちゃんと孫息子が美男(元)美女だから成り立ってるお話だよね~ いや美人は得だわ(笑)

    続編があるみたい 翻訳されたらすぐ読もう

    0
    2025年11月22日
  • ペンギンにさよならをいう方法

    Posted by ブクログ

    頑固な資産家の85才になるおばあちゃんがペンギンに会うため南極へ。また今まで存在すら知らなかった孫との関係。それらがペンギンと触れ合うことで変わっていく。孫のパトリックも思った以上にいい奴で良かった。
    ペンギン日記で、いろんなペンギン事情がわかり勉強になりました。

    0
    2025年11月08日
  • 紅はこべ【圷香織訳】

    Posted by ブクログ

    読み進めていくとなんとなく結末は予想できたけど、それでも予想以上に面白かった。自分が知らないだけかもしれないけど、フランス革命、亡命の話でメインで女性が出てくるのものってなかなかないような…。

    言葉遣いも個人的に好みで、
    すべての誤解は終わりを告げたことをしる至上の幸福にひたりながら、死もまた楽し、の境地をうち出して、死神にひと泡ふかせてやりたい。
    というフレーズがお気に入り。

    0
    2024年06月14日
  • 夜の獣、夢の少年 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なかなかおもしろかった!

    ちょっとあやしげで薄暗いような、独特の雰囲気があって好きなタイプの物語だった。

    登場人物の名前の一部に五常の字がはいっていて、それがキーになるところはなんとなく里見八犬伝を思い出した。個人的には途中から謎の行方よりもロマンスの方に夢中になってしまった。二人にはこれから幸せに暮らしてほしい。
    そしてできれば二人のその後も見たい…。

    こわいロマンスも最後の方にあったけども、それについては本格的にネタバレになってしまうから語らないでおく。

    ところで五常の一人は登場前に亡くなっているからこの世には四人しかいないわけだけど、作中で何度も繰り返されるように四は非常に縁起の

    0
    2021年05月30日
  • 夜の獣、夢の少年 上

    Posted by ブクログ

    下巻の表紙に惹かれて購入。面白かった。ファンタジー要素、ミステリー要素、ロマンス要素がほどよく融合していて、飽きずに読める。世界観は突飛すぎることもなく、取っ付きやすい。個人的にジーリンとシンの関係性が好き。下巻も読む。

    0
    2021年05月28日
  • スコットランドの危険なスパイ

    匿名

    購入済み

    一押し

    このシリーズはとにかく面白い。前作がホントに気を持たせる終わり方だったので今回の作品を楽しみにしていたが、期待を裏切られずハラハラしながら読んだ。自らが諜報員になるなんて設定は最初は読者には想像できないことだったが、シリーズが進むにつれ超過酷な任務にも果敢に挑み、数学的頭脳を駆使して事件を解決して成長していく姿にどんどん魅かれていく。007のように映画化されないかなー。

    0
    2020年04月06日
  • スパイ学校の新任教官

    Posted by ブクログ

    マギー・ホープのシリーズも4作目。
    作品ごとにけっこう、雰囲気が違います。
    第二次世界大戦中の話なので、ヒロインたちの若々しさと状況の重さが微妙なバランス。

    3作目が非常に重い幕切れだったので、4作目はさあ!復活の巻でしょ。
    1941年初冬。
    マギーは現場を離れ、心を閉ざした状態。
    スコットランドの訓練キャンプで新人を指導する鬼教官となっています。

    親友のサラの所属するバレエ団が近くで公演することになり、しぶしぶ出向くマギー。
    ところが、そこで事件が起きます。

    一方、マギーは直接かかわらない部分でも、歴史が大きく動いていく時期。
    米英の思惑、専門家の対応の違い。
    日本人としては敵国である

    0
    2016年08月08日
  • チャーチル閣下の秘書

    Posted by ブクログ

    「エドワード8世」時代(宝塚でいえば)の歴史フィクション。割りに硬派なスパイもので、お話の伏線がしっかりしていて、久々に続編を読み進んで面白いシリーズに出会えました。

    0
    2016年01月17日
  • ペンギンにさよならをいう方法

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     この小説を読むきっかけとなったのは、作者の名前が自分的にカッコイイから手に取って読んでみた、ただそれだけでなんの前情報とかもない状態で読みました。
     主人公は高齢のおばあさんで、その孫もこの物語では重要な人物として出てきて、主人公と孫の群像劇みたいな感じで物語が進んでいきます。
     タイトルの「ペンギンにさよならをいう方法」の意味が、この本を読み終えるとわかってきました。あと、この主人公は86歳で南極へ一人で行くというなんという行動力の強さだろうかと思いまして、自分もこの主人公を見習いたいと思いました。
     面白い作品でした。

    0
    2026年03月14日
  • ペンギンにさよならをいう方法

    Posted by ブクログ

    ペンギンに会いに南極の研究所に単身乗り込む86歳のおばあちゃんヴェロニカ。
    頑固なばあちゃんがなぜ出来上がったのか過去も丁寧に描かれていて、それでいて軽く読めて面白かった。3部作らしい。

    0
    2026年03月05日
  • ペンギンにさよならをいう方法

    Posted by ブクログ

    ヴェロニカの第一印象は「筋金入りの頑固な大金持ちのおばあちゃん」。南極行きを決めたら、受け入れ側の反対も気にせず突き進む姿に圧倒されるが、その行動力は若い頃からのものだと次第に見えてくる。
    南極での体験が彼女だけでなく周囲の人々の心も少しずつ変えていくのが心地よい。悪人の出てこない優しい物語で、読後は温かい気持ちに。赤いコートを着たヴェロニカとペンギンの表紙も印象的。

    0
    2026年03月03日
  • ペンギンにさよならをいう方法

    Posted by ブクログ

    主人公が素敵なの!と勧められ、事前情報無しで読みはじめてみたら、なるほどなるほど。なんであれ、やりたい事が有るなら、やれば良いのだ。それがもうすぐ86歳になる女性なら、尚更のこと!!まだまだワタクシなどひよっこだなと思わされ、生きる元気の湧いてくる一冊。それにしてもペンギンかわいい。

    0
    2026年02月28日
  • ペンギンにさよならをいう方法

    Posted by ブクログ

    外国著作の翻訳本なので仕方ないのですが、言い回しがまどろっこしい感じがあり、ちょっと疲れてしまう部分もありますが、ちょっとしたきっかけで遺産の譲渡先をペンギンに向けるというのがちょっと愉快な感じです。パワフルなおばあちゃんで、南極行きを強行してみたり。細かく話者が変わりながら話が進むので、いろんな視点から見ている感じで面白かったです。

    0
    2026年02月12日
  • 彼岸の花嫁

    Posted by ブクログ

    マレーシアはマラッカが舞台の冥婚ファンタジー。時代は19世紀頃、イギリス統治下の時代みたい。マレーシア華人文学です。

    いまや中国本土では失われた「冥婚」というシステムや紙のお金などのお供物をする習俗、冥界の描写がかなり面白い。お父さんがひどいけど主人公は健気に頑張ってます。

    実際、中国本土でも南の方では紙銭(本編中では「冥銭」)や紙でできた模造品を燃やす習慣はまだ根強くて、模造品に至っては最新のiPhoneや外車など、びっくりするようなものが売られてるんだよね。さすが煩悩まみれの中華圏!

    ひとつ、名前の表記がカタカナなのが読みづらい。なまじ中国語を齧った人間に限ってのことだと思うけど。ネ

    0
    2026年02月07日