圷香織のレビュー一覧

  • エリザベス王女の家庭教師

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    マギー・ホープシリーズ二弾らしいけどこれだけでも面白かった。
    軽いスパイもの。
    14歳のエリザベス王女が勇敢で可愛くてすてきだった。

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    2014年04月15日
  • チャーチル閣下の秘書

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    表紙や帯からもっと軽いノリかと思いましたが意外にきっちり。聡明な女性主人公、家族の秘密、スリーパー、テロリスト、裏切り。歴史フィクションとスパイ物が好き、でもあんまり重厚なのはちょっと・・・という方におすすめ。


    "Mr. Churchill's Secretary" by Susan Elia MacNeal

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    2013年08月24日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    人生いろいろ、と言ってしまえばそれまでだが、生きてきた道のりがその人を形成するんだなぁ、としみじみ感じた。
    自然の摂理は人間の精神にはしんどい。雛をどうするかの場面は涙が出た。小さくて弱いものは、守らなければという思いが芽生える。これは人間だけなのかな。生きるだけで必死な生き物は、他者を気にかける余裕なんてないのかも。
    根源は自分至上主義だったとしても、関わり合うことでお互い助かるということは、本能的に分かってるものなのかな。

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    2026年05月10日
  • チャーチル閣下の秘書

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    第二次世界大戦下のイギリスで、幼い頃に交通事故で両親を亡くしたマーガレット(マギー)・ホープは叔母とともにアメリカに移住して数学でMIT博士課程に進む予定だったが、祖母の遺産(家)相続手続きのためイギリスに戻ることになり、せっかくだから数学の知識を生かしてチャーチル首相の秘書官として働くわよ! と息巻いたものの、女性だからという理由で格下のタイピストとして働くことになりました、という出だしから始まるものの、ナチスドイツのスパイやIRA過激派の陰謀に巻き込まれて暗号解読をしたりスパイの正体を探っていったりという防諜ミステリに早変わり。
    囚われて監禁されたり焼きゴテ拷問を喰らったりするものの、マギーはスパイとしての訓練を受けたわけでもない数学科の院生に過ぎないので、派手なアクションシーンがあるわけではない。でも人が死ぬシーンはあります。
    シリーズ物として何作も続いているようなので、今後の展開に期待というところ。

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    2026年05月07日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    読み始めは展開がどうなるか楽しみだったが
    後半から一気に安っぽいハリウッド映画のようになる
    ちょっと残念

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    2026年04月12日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    ネタバレ

    天涯孤独な遺産富豪のおばあさんが死後の遺産の行き場を考えていた時に、面白くもないTV番組の中で唯一興味のあるドキュメンタリーでペンギンが紹介された。そのペンギンの愛くるしさに一目ぼれするも絶滅の危惧を抱えており、その調査隊が奮闘するも資金が足りないと知り、それに投資しようと考えた。
    小説としては平々凡々な展開だがここからが面白い。
    自分には息子がいた。わけあって養子に出した息子が。その息子がどうしているかを調査したら息子の子供、いわゆる孫が見つかった。その孫に会ってみるとどうしようもない孫で、でもその孫にもいろいろな家庭の事情を抱えていた。
    こうなってくるとペンギンに投資するのか、孫に遺産相続するのかって面白い展開になってくる。で、タイトルは”ペンギンにさよならをいう方法”。これは?って思っているとおばあさんが単身で南極の調査基地に乗り込むというのだ。まさに本の表紙絵の恰好で!。どう見てもファンタジーなところが物語の醍醐味。さあ、おばあさん、基地局の調査員とのいざこざと同軸でまた孫との折り合い、そして愛すべきペンギンとの遭遇。これらをどうまとめ上げるのか!?
    海外小説のこういう発想が本当に好き。だから間間に挟みたくなるのよねー

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    2026年02月04日
  • ホテル・リッツの婚約者

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    ネタバレ

    シリーズ物の途中かーと思いながら取り敢えず手に取ってみた。ファンシーな表紙だけど中身はかなりシリアスなのね…。
    面白いと思えたら1冊目から読もうと思ってたけど、元気が有り余ってる時じゃないとキツイな。人が気楽に拷問されサクッと死んでゆく…。

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    2026年01月21日
  • シェフ探偵パールの事件簿

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    もう少し パールと警部の絡みを見たかったかな。

    タイトルにあるようなシェフ 探偵 という感じではない。「地域密着探偵」って感じ。

    海産物が豊富な この町で起きた2つの殺人事件をご近所の歴史を知っているパールがどう 絡んでいくのか。

    どのキャラも魅力的では ありつつも、地域密着 ならではの 海外の制度的なものをちゃんと分かってないと面白さが半減 だったのかもしれない。

    ナチュラルにドラッグの文化 みたいなのが出てくるし、その手の治安の間隔が 私はうまくつかめなかったけれども かなり大事な背景としてずっと漂っていた。

    個人的にはお母さんのドリーがいいキャラしてて好きだった

    親子の心情や、保護者代わりに面倒を見ている女の子への愛情や、自分の恋など心理描写が結構 細やかで良かった

    また ストーリーも結構なひっくり返しは っていう 見応えがある。



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    2026年01月12日
  • 銃と助手席の歌

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    背表紙にある「帰る家なき少女たちの共闘を描くクライムストーリー」という魅力的なワードと「ジャケ買い」を誘う真っ赤な夕日を背景にしたロードムービー風の表紙。確かにその通りの内容なんだが、今一つ没入できずに読み進めてしまったな。
    少女2人のキャラクターに魅力を感じられるかどうかが試されていたのかも。残念ながら背景含めて深く共感することができずに、マイナス点ばかり目についてしまいました。
    作品の中にも出てきますが、確かに「テルマ&ルイージ」的ではあるので、お好きな方にはオススメします。

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    2025年12月10日
  • 銃と助手席の歌

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    ネタバレ

    西オーストラリアを舞台に、二人の少女の逃避行を描いた一週間の物語。なぜ二人の少女は逃げなければならないか、追っているのは誰なのか。徐々に明らかになっていく真実、そして逃避行も最終地へ収束していく過程が楽しめる。あと西オーストラリアの景色を感じられる。見ず知らずの二人の少女が同行することになる理由が巧く設定されていて、違和感なく読めた。ただ、途中で車を盗んだジェズらとのやり取りや、ウォーレンの行動は不自然な感じがした。

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    2025年04月20日
  • 銃と助手席の歌

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    タイトルと装丁に惹かれ購入

    オーストラリア西部が舞台で、雄大な自然の中での冒険譚を期待してたが、小説自体が逃亡劇なのでそういった趣向はあまりなかった

    タイトルが腑に落ちてなかったがラストまで読むと、翻訳本ならではの良さを感る

    ただ、この本のターゲットはどこなのだろうと思う。オーストラリアの原住民の人や、舞台近辺の人は面白く読めるだろうけど、舞台に馴染みのない日本人にとっては中々没入して読むのは難しいのではと思った。

    解説で言語化されている部分だけで、小説自体の面白みの大半はわかってしまうような本。

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    2025年03月11日
  • 夜明けを探す少女は

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    シカゴで暮らす黒人少女ボーが主人公のミステリー。慕ってる姉が不法侵入者として射殺される、と言う事件が物語の発端。友人との高校生活と過去の姉との日々が交互に語られ、姉の無実を信じて目撃者を探すボーと、黒人に対する偏見、取り巻く環境の悪さに胸が痛む。若い世代に読んで欲しい。

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    2024年04月18日
  • クリスマスカードに悪意を添えて

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    始めは通り名や教会の様子がリアルでクラシカルで、楽しく読んでいたが、内容はミステリの名を借りた恋愛要素多めの小説だった。小さな町の人間関係もくどくて登場人物に既視感を覚えた。

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    2024年03月10日
  • シェフ探偵パールの事件簿

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    観光地と美味しい食事をテーマにしたコージーミステリー。夏のリゾート地でもありながら廃墟となった要塞など暗い歴史ものぞかせるウィスタブルの実際の建物や地名がたくさん出てくるので、地図や動画を見ながら読むと旅行をしているような気分になれる。ただ物語の視点がコロコロ入れ替わるのでちょっと読みにくかった。

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    2023年12月02日
  • 夜の獣、夢の少年 下

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    すれ違い、それはドラマの基本。

    当人達にとっては「すれ違ってる」なんてわからない。
    読者以外に、現実では「空飛ぶ鳥」か「神様」ぐらいか……。

    マレーシアに実在するイポーやパトゥ・ガジャという場所で繰り広げられる、不思議な出来事。
    人々は、次々と起こる不審死を「人虎」のしわざとして恐れる。
    一方で「五常」になぞられた登場人物たちの謎が漂う。

    ミステリーともファンタジーとも、やや消化不良な感があるが、20世紀初頭の英領マレーシア社会を背景にした珍しい物語で、雰囲気は独特。

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    2023年08月29日
  • シェフ探偵パールの事件簿

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    軽いな。なんで、ぺらぺら喋ってしまうのか?で、この警部、やなやつとしか?訳文に問題か?これもグーグルマップ本か。

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    2023年08月01日
  • ファーストレディの秘密のゲスト

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    シリーズ第五弾。

    チャーチル英国首相に随行して4年ぶりにアメリカに帰ってきたマギー。
    首相とルーズベルト米国大統領の会談が行われる一方、大統領夫人の秘書の変死体が見つかります。
    現場に残されていた証拠から、大統領夫人を陥れようとする陰謀を感じとったマギーですが・・・。

    大統領夫人と行動を共にするうちに、黒人女性の活動家・アンディと出会い、マギーは人種差別問題と直面することになります。
    ドイツのナチズムは批判するのに、自国の人種差別問題を棚上げする米国や、帝国主義による植民地支配をしている英国も同様ではないかという、この時代ならではの問題定義があり、相変わらずタイトルや表紙に合わずシリアスな内容となっております。
    このシリーズは実在の人物も登場するのが興味深いのですが、今回はエンタメ界の巨匠の“あの人”も登場して、マギーの元カレ・ジョンと関わってくるという展開がありました。
    そう、ジョンの“ある才能”が脚光を浴びて、思わぬ方向に進んでいくのですよね・・おかげでマギーとよりを戻せないどころか、距離が離れていくばかり(と、いうかまた破局?)で、どうなることやら・・という感じです。
    そして、アメリカに来たことで、育ての親であるイーディス叔母さんと再会できたマギーですが、一方でイギリスにいる“実父母”の方はどエライ事になっていましたね。
    オトン(エドマンド)はクレイジーな行動をするわ、それに巻き込まれたオカン(クララ)は悪運の強さを発揮して脱走しちゃうわで、もう大変。ドイツにいる異父妹のエリーゼの事も含めて、今後の展開が気になりますね~。

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    2023年04月25日
  • スパイ学校の新任教官

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    シリーズ第四弾。

    ドイツでのスパイ活動で身も心も消耗してしまったマギー。
    癒しがたい傷を抱えながら、特別作戦執行部(SOE)の訓練キャンプの教官として、訓練生に厳しく当たる日々を過ごしていました。
    そんな折、マギーの親友でバレリーナのサラから公演に招かれ、その舞台を訪れたところ、主役のバレリーナが殺されてしまって・・。

    今回は、“マギー再生の巻”ともいえる内容で、生ける屍のようになっていたマギーが、殺人の嫌疑をかけられたサラの無実を証明する為に、持ち前の負けん気と行動力を発揮。
    それが彼女の再生と成長につながったようで、良かったです。そうそう、猫の“K”もマギーの癒しに大いに役立っていましたね。
    この、マギーのストーリーと並行して、真珠湾攻撃による太平洋戦争勃発までの日米の緊迫した場面と、マギーの母親で、ロンドン塔に囚われている元ナチス高官のクララ・ヘスの様子が同時に進行していく展開です。
    これらの話が直接交わることは本書ではなかったのですが、歴史的背景とシリーズとしての大きな流れで今後繋がっていくのかな、と思います。
    真珠湾攻撃のくだりは、日本人として複雑な気持ちになりましたが、アメリカ参戦を心待ちにしていた英国首相・チャーチルの反応はフィクションとはいえ、興味深いものがありました。
    そんなチャーチル首相とアメリカに旅立つことになったマギー。
    本巻はここで終わりでしたが、次巻はどのような展開になっていくのでしょうか。
    そして、個人的にマギー以上に気になるのが、クララ・ヘスの運命です・・・てか、ピーター・フレインと“デキて”たの?って感じで、こちらも目が離せませんね~。

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    2023年04月05日
  • 国王陛下の新人スパイ

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    ネタバレ

    シリーズ第三弾。

    ついに、スパイデビューを果たすことになったマギー。
    そのミッションは、ベルリンにいるレジスタンスグループに無線機の部品を渡すことと、ナチス高官の自宅に盗聴器を取り付けること。
    準備万端で単身ドイツに潜入したマギーですが・・。

    他の方のレビューにもありますが、可愛い表紙とライトなタイトルにはそぐわない、ヘビーな内容となっております。
    前作で、マギーの母親・クララがナチスの高官だったという事が明かされたのですが(という事は、マギーはイギリス人とドイツ人とのハーフという事ですね!)、本書では、そのクララの娘でマギーとは父親違いの妹となる、エリーゼの視点で語られるナチス支配下のドイツの様子がフィクションとはいえ、かなり考えさせられるものがありました。
    ナチスのユダヤ人弾圧は有名ですが、本書で書かれていた“劣等人種”認定されてしまった子供たちへの所業(「T4作戦」と呼ばれていたそうです)には読んでいて胸が痛くなりましたね。
    さて、マギーのスパイ活動ですが案の定というか相変わらずすぐ感情的になるわ、自己判断で勝手な行動するわと、まさにスパイにあるまじき行動の数々・・。
    今回ベルリンでマギーと組まされたゴットリープがお気の毒で、彼の悲惨な末路はマギーのせいですよね。
    とはいえ、イギリス側の責任者の方々は“結果オーライ”主義のようで、毎度のことながらマギーに甘い傾向です。
    そして、生きていた元カレ・ジョンと再会したことで、後々恋愛面でも修羅場になったりと、公私ともに大変すぎて身も心もボロボロになったマギーでしたが、これを機に成長してくれることを期待します。
    いつかエリーゼと再会できる日が来ると良いですね。

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    2023年03月10日
  • エリザベス王女の家庭教師

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    シリーズ第二弾。

    MI-5(軍情報部五課)に抜擢されたマギーですが、身体能力に難あり、ということでスパイの訓練に落第してしまいます。
    そんな彼女に命じられたのは、ウインザー城に疎開しているエリザベス王女の数学教師・・・という表向きで、実際はナチスの誘拐から王女を警護すること。
    早速ウインザー城に赴いたマギーですが、女官の一人が殺害されてしまうという事件が発生してしまい・・・。

    相変わらず鼻っ柱の強いマギー。すぐ感情的になるし、自分の意にそぐわない命令に対して上官に食って掛かったり、肝心の潜入捜査でも“好き嫌い”で怪しい人物を判断しがちだったりと、“体力面だけでなくて、そういうところがスパイとして問題なんだってば!”とつっこみたくなります。
    さらに、空軍に入隊した恋人のジョンが生死不明の状況になってしまい、情緒不安定になっていた割には、MI-5の同僚・ヒューと“ええ感じ”になっちゃうのも、“おいおいマギー、乗換え早くない?”という感じです。
    内容は、実在の人物も交えながらのドイツとのし烈なスパイ合戦が展開されるのですが、イギリス側が甘すぎというか、後半で次々とスパイの正体が明らかになって、まさにウインザー城が“ザル状態”でしたね。
    終盤での王女誘拐劇ではスリリングな流れに手に汗握り、大ピンチの中でのエリザベス王女の賢さと凛とした態度には、まだ少女なのにさすがの品格を感じました。
    因みに、前作でマギーの父親の秘密が明かされていたのですが、それがまだまだ“序の口”だったことが判明。
    今度はマギーの母親について驚愕の真相が明らかになり、しかもしかもラストでは生死不明だったジョンが・・・おっと、いけない。
    とりあえず、すごく気になる終わり方だったので、なるはやで次巻を読まねば!と思った次第です。

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    2023年02月24日