圷香織のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ナチスドイツの空襲が迫るロンドン。
イギリス人でアメリカ育ちのマギーは祖母の屋敷でハウスメイド達と暮らしていた。
アメリカに帰ってマサチューセッツ工科大で学びたいものの、イギリスにも愛着が出てきていた。
そんな時にチャーチル首相のタイピスト職の声がかかる。
ロンドンで暗躍する怪しい人々。
マギーの家族の秘密。
次から次へと出てくる謎とピンチ。
マギーは持ち前の負けん気と聡明さで立ち向かうが。
ナチスの影が迫り、食料も乏しく、動物園や市街地も閑散とするロンドン。
それでも、マギーの友人たちは軽口を言い合ったり、愚痴を言い合ったりしながら過ごしている。
色気たっぷりの親友ページ、恋人とラブラブな -
Posted by ブクログ
表紙の絵柄に騙されないように!
全然コージーミステリではありません。
主人公マギーの生い立ちや生死不明の父親、IRAのテロリストだけでも相当ハードなのに、第二次世界大戦中、空襲まっただ中のロンドンで、相当ハードなスパイ物?。
最初からそういうつもりで読めば面白いとも思うけど、期待していたテイストが違いすぎて、読後疲れた。
自信満々なわりに自分勝手なマギーの性格にあまり共感できなかったけど、脇を固めるキャラはかなりいい。
特にチャーチル首相は史実にもあるが、本当困ったちゃん、という感じで、奥さまの絶妙なフォローがすばらしい。最初はマギーにボロクソ悪口言われてた上司や諜報部の長官など、実は年輩 -
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Posted by ブクログ
第二次大戦下のロンドンを舞台に、才気煥発なアメリカ(育ちの)娘、マギーが活躍するスパイ物。
というと、表紙デザインもあいまって、ラノベ的な雰囲気かと思ってしまいますが、いやいやどうして、なかなかに本格的な作品です。空襲のロンドンにテロリストに暗号にスパイに・・・本当に盛りだくさん。
盛りだくさん過ぎて、一気読みしてしまうのですが、読み終わってみると、マギーさんスイスイ活躍しすぎでは?感でいっぱいになります。紆余曲折する暇がないほど、いろんな要素がてんこもり。だから、案外一直線な作品です。
ただね。この主人公があんまり好きになれないんだなぁ。まだ男女間に社会的格差のある時代に、有能な女の子 -