圷香織のレビュー一覧
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イギリスのスパイ、マギー・ホープシリーズの8作目。最終巻。
忌まわしい過去がある孤島の古城に、スパイとしての訓練は終わっているものの工作活動に適さないと判断されたが内情を知りすぎている工作員たちが隔離監禁されている。
目が覚めたらマギー・ホープもそこに収監されていた。
囚人たちは外界と隔離され、戦争など嘘か夢だったかのように贅沢にその日その日を過ごしている。
そして、新しい囚人が送り込まれてきて
ひとり、またひとりと殺されていくようになる。
誰が敵で誰が味方なのか。
アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」を彷彿とさせられるが、また違うおもしろさがあった。
これが最終巻であるのだ -
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イギリスのスパイ、マギー・ホープシリーズの7作目。
イギリスのスパイ、マギー・ホープはドイツ占領下のフランス、パリに潜入。パリでの工作活動が実際どうなっているのかを調査し、ドイツから脱出した妹を救出する目的があった。
マギー・ホープシリーズは実在した人物が出て来たり、モデルになることが多いのだが、今回はココ・シャネルが登場。
ファッションについての言と、表には出さないが諾々とドイツに従わざるを得ない屈辱、しなやかに一矢報いてやろうと虎視眈々としているココ・シャネルの様子がおもしろい。
公用施設の入り口が違うなどのドイツ人によるフランス人差別があったことを初めて知った。
フィクションとノン -
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イギリスのスパイ、マギー・ホープシリーズの6作目。
1942年。戦時下のイギリスは出兵した男性に代わり、女性が社会に出て働き始めるようになる。
そんな新しい風潮の中、イギリスの戦勝を信じて工作員として活躍するべく訓練を受けた若い女性を襲う連続殺人事件が起こる。「切り裂きジャック」の再来?
マギー・ホープはスコットランドヤードと結託して事件にあたる。
マギー・ホープシリーズは、人種や階級などいろんな種類の差別に抗うのが軸なのだが、今回は女性差別。描かれる男性から女性に対する嫌がらせは今の日本でも「あるある」である。
奮闘するマギーを応援したり、一緒に憤ったり。
「だけど、何が一番頭にくるか -
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ぶつかり合いながらも相手を思いやり、自身を乗り越えていく犯罪&青春ロードノベル #銃と助手席の歌
■あらすじ
高校を退学になった少女チャーリーは姉の彼氏ダリルのことが大嫌い。チャーリーはダリルから金のインゴットをこっそり盗み出してしまう。
チャーリーが帰宅すると見知らぬ大学生の女性ナオがいた。彼女は何かこの家に用事があるようだが、正体も理由もよくわからない。自宅には姉の彼氏ダリルが待ち構えており、インゴットの件で言い争いになってしまう。
勢いあまってダリルを殺害してしまった二人は、ダリルの車を奪いハイウェイを北へと向かう。しかし彼女たちを追ってくる者がいて…
■きっと読みたくなるレビュ -
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警官に射殺された姉の無実を証明するために奔走する妹・ボーの必死な推理と行動の過程を瑞々しく描いた青春小説でした。
ミステリとしての謎解きという意味ではさほどの意外性はありませんが、ボーを取り巻く環境の複雑さと、その中でもがき生き抜き希望を見つけようとあがく彼女の強さと弱さが繊細に描き出されていて、とてもリアリティが感じられました。
黒人差別が歴然と存在するアメリカ社会、その中でも貧困層に位置するボーたちの犯罪と背中合わせの毎日。それでも夢を描いて通う学校での人間模様。そして友情と恋愛。そういった、彼女が日常的に出会っている困難や偏見や苦労が、事件の発生と解決に向けての謎ときとともに描かれて -
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高校2年生の黒人の少女ボー。姉が不法侵入の疑いで警官に射殺され、姉が犯罪を犯すはずはないと無実の証明をしようとする。現在が語られていくパートと過去のボーと姉との日々が語られるパートとがある。黒人であるということで受ける差別や疑いの目のなかにあって、姉の無実と自分の権利を主張していくボーが魅力的。友情や恋愛もあるけれど姉のことを追っていく姿と、そのことで理解されない人たちとの平行線のような会話。その虚しさや孤独感が迫ってくる。差別や暴力などの社会問題だけの作品ではなく、姉妹のつながりとか友人たちとのエピソードにも魅力のある作品になっている。
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シリーズ第八弾。
前巻のラストで、SOE(特別作戦執行部)上層部からのとある協力要請を拒んだために拘束されてしまったマギーでしたが、本作は、その後の展開の物語です。
“知りすぎた”為に、SOEの収容所として使われている孤島にある城に囚われているマギー。
彼女の他にも、隔離が必要と判断された“訳アリ”工作員達9名が件の城で無為な日々を送っていましたが、ある日、新たな収監者として若き美人工作員がやってきた日から、ひとりまたひとりと収容者が謎の死を遂げていき・・・。
今回は、外部から遮断された状況・・所謂クローズドサークルの状況下で起こる連続殺人ということで、皆さまが描かれているように、さなが -
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シリーズ第七弾。
前巻で、フランスで行方をくらましてしまった異父妹・エリーゼと、フランス潜入中で安否が気になるSOE(特別作戦執行部)工作員・エリカを探す為、ナチス占領下のパリに潜入したマギー。
アイルランド人の令嬢になりすまして(アイルランドは中立国)、〈ホテル・リッツ〉に滞在することになりますが・・・。
今回は辛かった!シリーズ第三弾『国王陛下の新人スパイ』でドイツに潜入した時もかなり辛い展開でしたが、それ以上かもです。
毎回のように書いていますが、可愛い表紙や呑気なタイトルに、シビアな内容が合っていないですよね。
パリ潜入時したばかりのマギーに、SOEの航空輸送管・ジャックが言った、 -
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シリーズ第六弾。
ロンドンに帰ってきたマギー。
特別作戦執行部(SOE)で事務仕事をしながら、異父妹・エリーゼがドイツの強制収容所から救出されて、再会できるのを心待ちにしています。
そこへMI-5(軍情報部五課)の長官・フレインから殺人事件の捜査に協力してほしいと頼まれて・・・。
女性ばかりを狙い、“切り裂きジャック”を模倣した連続殺人犯を追うことになったマギー。
スコットランドヤードのダージン警部と行動を共にすることになるのですが、このダージン警部、無愛想ですがキレ者で紅茶好き・・・“こ、この要素は、某漫画の某兵長を彷彿とさせるよね( ゚д゚)ハッ!”と、いう事で(?)勝手にダージン警部 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ英日翻訳学習中+東南アジアの文化に興味有+中国語とインドネシア語(マレー語に近い)学習経験有+ファンタジー好きの私には堪らない作品だった。
1930年代のマラヤ(現マレーシア)の歴史や風土をしっかり調べた上で書かれているようなので、旅行で行ったマレーシアや中国の風景も参考に思い出し、鮮やかにイメージしながら読み進めることができた。
原題でもあるThe Night Tiger、人虎の存在は様々な形で(ときにかなりはっきりと)仄めかされながらも、最後まで明確にはならず、迷信は迷信として謎を残してくれたのも好感。
創元「推理」文庫なだけあって、ただのファンタジーではなく、ミステリー要素も強く、まさか -
Posted by ブクログ
仁義礼智信、の読み方が当然なんだけれども違って、いつも一つ思い出せなくってなんだっけ?と思いながら読みました。義がイーなんですねぇ。
という訳で、恋愛に鈍い系のヒロインの恋物語がメインだったらちょっと苦手だったかもしれないですが、話の軸は小瓶に入った指だったので。そこの軸からあまりずれなかったのが面白かったです。それにしても人虎って山月記でしたっけ?アレもそういうのじゃなかったかな…と思ったり。中国の古い話は奥が深い。
それにしてももう一人の礼さんコワイ。彼女が植えたのって夾竹桃かイチイの木かなぁなんて思ったんですが、どうなんだろう。夾竹桃と言えば、千葉市では昔、出産祝いとして苗を配ったら