圷香織のレビュー一覧

  • ペンギンにさよならをいう方法

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    気が強く独立心旺盛なおばあちゃんいやベロニカ。
    気が強いのも自信満々なのも高齢者には必要な要素かもねと思いながら読んでいたが、なんと86歳になっても人は変われるんだと希望もみえた楽しい物語でした。

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    2026年03月24日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    ネタバレ

     この小説を読むきっかけとなったのは、作者の名前が自分的にカッコイイから手に取って読んでみた、ただそれだけでなんの前情報とかもない状態で読みました。
     主人公は高齢のおばあさんで、その孫もこの物語では重要な人物として出てきて、主人公と孫の群像劇みたいな感じで物語が進んでいきます。
     タイトルの「ペンギンにさよならをいう方法」の意味が、この本を読み終えるとわかってきました。あと、この主人公は86歳で南極へ一人で行くというなんという行動力の強さだろうかと思いまして、自分もこの主人公を見習いたいと思いました。
     面白い作品でした。

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    2026年03月14日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    ペンギンに会いに南極の研究所に単身乗り込む86歳のおばあちゃんヴェロニカ。
    頑固なばあちゃんがなぜ出来上がったのか過去も丁寧に描かれていて、それでいて軽く読めて面白かった。3部作らしい。

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    2026年03月05日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    ヴェロニカの第一印象は「筋金入りの頑固な大金持ちのおばあちゃん」。南極行きを決めたら、受け入れ側の反対も気にせず突き進む姿に圧倒されるが、その行動力は若い頃からのものだと次第に見えてくる。
    南極での体験が彼女だけでなく周囲の人々の心も少しずつ変えていくのが心地よい。悪人の出てこない優しい物語で、読後は温かい気持ちに。赤いコートを着たヴェロニカとペンギンの表紙も印象的。

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    2026年03月03日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    主人公が素敵なの!と勧められ、事前情報無しで読みはじめてみたら、なるほどなるほど。なんであれ、やりたい事が有るなら、やれば良いのだ。それがもうすぐ86歳になる女性なら、尚更のこと!!まだまだワタクシなどひよっこだなと思わされ、生きる元気の湧いてくる一冊。それにしてもペンギンかわいい。

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    2026年02月28日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    外国著作の翻訳本なので仕方ないのですが、言い回しがまどろっこしい感じがあり、ちょっと疲れてしまう部分もありますが、ちょっとしたきっかけで遺産の譲渡先をペンギンに向けるというのがちょっと愉快な感じです。パワフルなおばあちゃんで、南極行きを強行してみたり。細かく話者が変わりながら話が進むので、いろんな視点から見ている感じで面白かったです。

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    2026年02月12日
  • 彼岸の花嫁

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    マレーシアはマラッカが舞台の冥婚ファンタジー。時代は19世紀頃、イギリス統治下の時代みたい。マレーシア華人文学です。

    いまや中国本土では失われた「冥婚」というシステムや紙のお金などのお供物をする習俗、冥界の描写がかなり面白い。お父さんがひどいけど主人公は健気に頑張ってます。

    実際、中国本土でも南の方では紙銭(本編中では「冥銭」)や紙でできた模造品を燃やす習慣はまだ根強くて、模造品に至っては最新のiPhoneや外車など、びっくりするようなものが売られてるんだよね。さすが煩悩まみれの中華圏!

    ひとつ、名前の表記がカタカナなのが読みづらい。なまじ中国語を齧った人間に限ってのことだと思うけど。ネ

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    2026年02月07日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    おばあさんが南極のペンギンに会いにいく冒険物語かなと思って読み始めたら、思っていたよりも深い話で、どんどん引き込まれていきました。

    主人公である85歳のヴェロニカ・マクリーディの人生が丸ごと詰まった1冊。
    スコットランドの豪邸にひとりで住むヴェロニカ。筋金入りの頑固で気難しくて毒舌キレッキレのおばあちゃん。ペンギンの危機を知って財産を託すことを思いつく。
    そこからの行動力がすごい!研究機関を視察したいとあっという間に手配して南極に行ってしまうんだから!

    ヴェロニカを突き動かしたものはペンギンはもちろん、封印していた過去、十代の頃の日記の存在が大きい。パトリック(見つけ出した唯一の身内である

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    2026年02月04日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    ネタバレ

    85歳の気難しい老女ヴェロニカの過去と現在が本人と孫の視点から綴られる。
    ペンギンに魅入られ有無を言わさず南極行きを決行したヴェロニカ。皮肉屋で人の言葉の裏を読み頑固もの。なのに憎めない!
    愛を奪われ深く傷ついた彼女がその後ただただ孤独に生きてきた何十年という年月。
    死の淵で、自分の人生はなんの意味もなさなかったという思いに至ることはどれほど虚しいことだろう。
    そんな彼女のまさに光となったペンギンの赤ちゃんのピップ。彼女とピップの対話のシーンには涙が止まらなかった。同じく孤独に生きてきた孫のパトリックとの間に芽生えた絆にも救われた。どんなものも愛に勝るものはない。

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    2026年02月03日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    面白かった。
    最初からヴェロニカの人柄にひきつけられて、グイグイ読み進められた。
    自分で決めたことを曲げない頑固な性格で年寄り扱いすることを嫌がるような性格ではあるが、なぜか憎めない性格。
    自分の気持ちに素直で毒舌な面もあるがそれがキャラクターを引き立て面白く読むことが出来た。

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    2026年01月24日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    85歳になる大金持ちのヴェロニカには、家族がいない。子どもはおらず、夫とは離婚している。
    しかし、いろいろ調べさせ孫がいることを突き止め、会いに行く。だが、たった一人の孫パトリックは、失業中で大麻を吸って応対され、がっかりする。
    南極のアデリーペンギンの研究が、資金難で困っていることを知ったヴェロニカは、遺産を譲る相手としてふさわしいかを判断するために、南極の研究施設に乗り込んでしまう。

    何とも痛快なおばあちゃん。でも、その過去の体験は悲しくつらいものだった。
    かわいらしい子どものペンギンとのシーンに癒されつつ、ヴェロニカの過去とこれからに惹きつけられた。
    エピローグは、あったほうが良かった

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    2026年01月14日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    遺産相続人はペンギン!?という帯のフレーズが目に入り、ペンギン好きとしては読まないわけにはいきませんでした…(笑)

    お婆ちゃんの過去が気になりすぎて、思わずお婆ちゃんの日記を読み進める孫と同じような気持ちになってしまい、夜更かしして読み進めてしまいました。

    可愛いペンギンに癒されたり、自然界の厳しさを目の当たりにしたり、お婆ちゃんと孫の心温まるやり取りを見たり…

    大変読み応えがありました。

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    2026年01月11日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    確固とした自分をもつヴェロニカが、有無をいわせず南極に乗り込む話w
    ペンギンや南極の自然、研究員、のちに孫息子のパトリックに触れ、次第に心を溶かしていくわけですが…
    ペンギン、特にピップの可愛さはズルいですね♡
    ヴェロニカのガチガチに凍った心は、人間では溶かせなかったことは容易に推察できますし、それを果たしたのがペンギンだったというのも、なんだかわかる気がします。
    自分を取り戻せてよかった!
    そして、ヴェロニカが周りに与えた影響も素晴らしかったですね。

    話の進め方も気持ちがよかったです。
    ヴェロニカのターンはですます調で丁寧に、パトリックのターンはどうしようもないけど愛らしい雰囲気。
    より好

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    2025年12月25日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    人物の表情や語りぶりが目に浮かぶ、そんな物語。人生の最終ステージにさしかかった主人公と取り巻く特徴ある人々が、とんでもない場所で巻き起こす心温まるストーリーにほっこりしてます。

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    2025年12月12日
  • ペンギンにさよならをいう方法

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    85歳のヴェロニカのパワフルさに元気をもらえる。
    頑固なヴェロニカの無茶振りにみんなが巻き込まれて、最終的にはちゃんとみんながその気になっているのが微笑ましい。
    何より嬉しかったのが、パトリックとヴェロニカとの間に絆が生まれたこと。
    パトリックやペンギン、研究所の人達と出会い、ヴェロニカの愛する気持ちが戻って良かった。

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    2025年12月07日
  • 銃と助手席の歌

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    ネタバレ

    本の雑誌のミステリ部門でランクインしていた本。
    金のインゴットを巡ってトラブルに巻き込まれていった二人のロードストーリー。登場人物があまり多くないので読みやすいです。驚くようなトリックはないです。それでも2人が現金がない中、どのくらいの違法行為をしながら追っ手から逃れるか、数々のピンチをどう切り抜けるか、が気になり、引き込まれて一気読みしました。
    ただ、殴られるシーンが多々出てくるので、苦手な方は読まない方がいいと思います。ハッピーエンドになるだろう、と信じて読まないと辛いものがあります。

    何年も前にシドニー(東側)ですが、ワーキングホリデーに行っていました。オーストラリアの壮大な自然を切り

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    2025年09月11日
  • 紅はこべ【圷香織訳】

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    ロマンあふれる素晴らしい作品。
    まず第一章が素晴らしい。ルパン三世と銭形警部でアニメ化してもおかしくないような世界観。テンション爆あがりです。
    第二章以降、盛り上がりは落ち着きますが、ショーヴランが出てきてまたぐっと盛り返します。ここからはハラハラドキドキの連続で、ページが止まりませんでした。
    現在の目線でいけば、マルグリートの活躍場面がもっと欲しかったかなぁ、という思いもあります。ですがこれはこれでなんというか、古めかしいがゆえに逆に今となれば新しい感じも受けます。
    ディケンズの「二都物語」に影響を受けた作品だそうですが、その読み口は全然違います。「二都物語」の方は、フランス革命の恐ろしさを

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    2025年08月26日
  • 銃と助手席の歌

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    ネタバレ

    創元推理文庫の表紙とタイトルの美しさ、装丁で買っでしまいました。
    エマ・スタイルズ『銃と助手席の歌』
    No Country for Girls.

    チャーリーは17歳。学校を退学させられ、荒れている。姉のジーナの彼氏・ダリルが見せびらかしていた金の延べ棒を1本盗んでしまう。一方、血と傷を負って、明らかにトラブルを抱えたナオがチャーリー宅に助けを求めやってくる。
    ダリルの襲撃から身を守るため、誤ってチャーリーは冷蔵庫の上にあったナタで彼を殴り、ダリルを殺してしまう。ナオの対応により、2人は死体を湖に沈め、証拠隠滅を図る。その後、チャーリーの家の入り口に誰かがいるのを発見し、2人は、ダリルの車で逃

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    2025年07月06日
  • 銃と助手席の歌

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    ロードムービーのバディもの
    それぞれの視点デ語られる物語が良くて
    第三者の視点で物語を楽しめた
    序盤の面白さは凄くて一気に惹き込まれましたが
    中盤が少し似たような展開が多く中だるみ感が否めなかったかな
    伏線が回収されていくラストは良かったです!

    表紙の美しさに見惚れてジャケ買いしましたが
    間違いなかった!

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    2025年06月04日
  • スコットランドの危険なスパイ

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    イギリスのスパイ、マギー・ホープシリーズの8作目。最終巻。

    忌まわしい過去がある孤島の古城に、スパイとしての訓練は終わっているものの工作活動に適さないと判断されたが内情を知りすぎている工作員たちが隔離監禁されている。
    目が覚めたらマギー・ホープもそこに収監されていた。
    囚人たちは外界と隔離され、戦争など嘘か夢だったかのように贅沢にその日その日を過ごしている。
    そして、新しい囚人が送り込まれてきて
    ひとり、またひとりと殺されていくようになる。
    誰が敵で誰が味方なのか。

    アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」を彷彿とさせられるが、また違うおもしろさがあった。

    これが最終巻であるのだ

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    2025年05月23日