圷香織のレビュー一覧

  • スコットランドの危険なスパイ

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    マギー・ホープのシリーズ、8作目。
    第二次世界大戦中、アメリカ育ちのイギリス人の若い女性マギーがスパイとなり、各地の重要なシーンで活躍します。

    前作の任務の直後、さらなる過酷な指令を断ったマギー。
    重要な機密を知ってしまったからという理由で、孤島に送り込まれてしまいます。
    外界との接触はほとんどなく、いわくつきの古城で、何をするでもない暮らしに。
    そこには様々な理由で隔離された同僚がいました。
    マギーの後にも、事件を起こした美人スパイが送られてきます。
    ところが、不審な死が起こり始め、事故とは思えなくなってきます。

    「そして誰もいなくなった」を思わせる筋書きに、え、これはほぼ独立したそうい

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    2020年09月27日
  • ホテル・リッツの婚約者

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    マギー・ホープのシリーズも7作目。
    マギーはアメリカ育ちのイギリス人で、優秀でいきいきした女性。
    戦時下にロンドンにいたため、チャーチル首相の秘書を務めたことからスパイの道へ。

    今回の任務は、ナチス・ドイツ占領下のパリへの潜入。
    1942年、送り込まれていたスパイたちが消息を絶つという危険な状況での仕事です。
    アイルランド女性を装い、結婚準備の買い物に来たという触れ込みでリッツ・ホテルに滞在。

    アイルランドは中立国だったために、アイルランド人としてならまだパリを訪問することが出来たんですね。
    頭がよく今では腕も立つようになっているマギー。だが、ドイツに行ったこともあるのでドイツ人に顔を見分

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    2019年11月15日
  • バッキンガム宮殿のVIP

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    マギー・ホープのシリーズ第6作。
    ロンドンに戻ったマギーが、連続殺人事件の捜査で活躍します。

    アメリカ育ちの英国人、マギー・ホープ。
    戦時下のロンドンでスパイの訓練を受け、数々の試練をこなしてきました。
    特別作戦執行部(SOE)で働いていたところ、採用した女性が不審な死を遂げ、マギーはMI-5の依頼で捜査に加わることに。

    スコットランドヤードの警部ダージンは、これまでマギーが付き合ってきたエリートの若者とは違う人種。
    若いマギーを見ても最初は世間知らずの女の子ぐらいにしか思わず、他のお偉いさんはさらにサイテー(笑)
    男性が戦地に駆り出されたために女性の社会進出が進む一方で、まだ格差はあから

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    2018年09月08日
  • チャーチル閣下の秘書

    戦時下階級社会での就職

    近現代史の有名人チャーチル閣下の秘書だけど、かのジェームズボンドが奉職したMI6諜報機関に限りなく近かった様な...
    翻訳もやっつけじゃない確かさ。
    読む側に戦時下の英国階級社会の当時の状況、Uボートに海上封鎖され代用コーヒーや砂糖配給生活した事を予備知識として持っていると、背景画として活きてきますよ。あと2017年11月11日現在、この巻が密林で電子版499円でゲットできました。最近は電子版値入れ高杉だよね。このくらいなら納得なのだが。

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    2017年11月11日
  • ファーストレディの秘密のゲスト

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    マギーのシリーズも、5作目。
    元気な若い娘が主人公のコージーみたいな表紙ですが~
    主人公はまあそうだけど、けっこう苦い味もある本格的なストーリーです。

    マギー・ホープは、わけあってアメリカ育ちのイギリス人。
    チャーチル首相の秘書になったことから、諜報員の訓練まで受けて経験を積んできました。
    今回は、首相のアメリカ訪問に同行します。
    苦境に立つイギリスは、アメリカの参戦を熱望していました。

    アメリカ大統領は、フランクリン・ルーズヴェルト。
    夫人のエレノアも知的で有名な女性ですが、思わぬスキャンダルに巻き込まれそうになります。
    大統領夫妻の秘密に近づきつつ、絡み合う事件をひそかに解きほぐそうと

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    2017年06月16日
  • ファーストレディの秘密のゲスト

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    マギーシリーズのもの。
    シリーズものと知っているくせに、順番通りに読めていない…けれども楽しめます!

    今回は、第二次世界大戦にアメリカが参戦する直前の時期のお話。実在した人物が何人も出てきて、時に混乱することもあったけれど、とても興味深く読んだ。民主主義を標榜し、参戦する一方、国内では人種差別が根強く残り、ひとりの少年の命が理不尽に消されようとしている。当時のアメリカの世相を垣間見たような気分になった。

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    2016年12月25日
  • ファーストレディの秘密のゲスト

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    マギーがいよいよ育った国アメリカへ!
    同じ英語圏でありながら、英国と米国では色々と違う点がある。それが際立つ本巻では、第二次大戦へのアメリカ参戦とそれにまつわる裏舞台が描かれている。
    ここに登場する幾人かの人物、たとえば正当防衛だったにもかかわらず人種差別的な状況で死刑に追いやられるウェンデル・コットンなど、歴史上の人物をモデルに、それと近いシチュエーションや背景を持つキャラクターも登場することで、この時期のアメリカの世相が描かれているのは興味深い。

    ところで、日本人として興味深かったのは、「徴兵」ということが、実は義務だけではなく権利であった事をうかがわせる記述。
    つまり、黒人であるコット

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    2016年12月07日
  • スパイ学校の新任教官

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    相変わらず、終盤にさしかかるところからテンポアップしていくのだが、今回はラスト直前が少しペースダウンしている。
    時代背景から、日米の間に戦争が勃発するというイベントが発生するのはやむを得ない。
    マギーはアメリカ育ちの英国人だから、そのあたりについての感情は、敵国人である私には、読んでいてびみょ~な気持ちになってしまう。
    しかし、前巻の重苦しいラストから考えると、鬱状態のマギーが立ち直っていく様子は素晴らしいし、勇気づけられるものもありそうだ。

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    2016年08月07日
  • エリザベス王女の家庭教師

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    1巻よりも読みやすい。しかし、とある重要なキャラクターが、冒頭よくわからない状況で、大変な目に遭っている。
    ネタバレになるので、誰がどうなっているのか、書く事はできないのだが、これが明確な説明のないままにしばらく進んでいるため、後で「あれ?」と前の頁を繰るはめになってしまった。
    エリザベス王女とは勿論今もご存命のエリザベス女王陛下であり、それゆえに(あの女傑の少女時代!)という感慨がある。たとえ小説であっても、こういうのは微笑ましいものだ。

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    2016年07月22日
  • エリザベス王女の家庭教師

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    シリーズ2作目だけれど、1作目を読んでなくても本作だけでも十分楽しめるというあとがきにあったので読んでみた。うん、楽しめた。確かにマギーは高慢な感じがして(実際優秀なのかもしれないけど)好きじゃないんだけど、ストーリーは実在の人がたくさん出てきてて興味引かれたというか。でも同じネタでも男性が書いたらずいぶん違った雰囲気になるんだろうなあ。

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    2016年05月29日
  • 国王陛下の新人スパイ

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    マギー・ホープのシリーズ。
    「チャーチル閣下の秘書」「エリザベス王女の家庭教師」に続く3作目。

    アメリカ育ちのイギリス人で、第二次世界大戦中にスパイの訓練を受けることになったヒロイン。
    前の作品にも、そういえば一部は綿密な描写がありましたが、全体の乗りは溌剌として若々しく、軽やかさがありました。
    今回は、重い!

    念願かなって、M1-5の一人前のスパイになれたのはいいけれど。
    女性初の潜入でベルリンへ、しかも、ユダヤ人迫害に絡む現場に飛び込んでしまうとは。
    いえ、当初の任務はさすがにもっとシンプルだったのですが‥
    新米スパイが力を尽くして、ナチスドイツを向こうに回して密かに戦い、どこまで追っ

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    2015年09月07日
  • エリザベス王女の家庭教師

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    地元の本屋さんはちょっとしたこだわりをお持ちの店長さんだと思う。面白そうだけど、ミステリーだからまた今度!だと忘れそうなので買っておいた。

    久しぶりの休日に、誰がスパイなのかドキドキしながら一気読み。舞台は第二次世界大戦中のイギリス。実在の人物もたくさん登場して、とてもワクワク読んだ。たまにはただワクワク読むのも気分転換にいい!!どうやら続きがあるようなので、夏休み用に買ってこなくては!!

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    2015年06月28日
  • チャーチル閣下の秘書

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    マギーをヒロインにしたシリーズ1作目。
    広い意味ではミステリで、ヒロイン物ですが~コージーというより、戦時下のスパイ冒険ものです。

    1940年のロンドン。
    イギリス人だがアメリカ育ちのマギー・ホープは赤毛で小柄。
    大学卒業後さらにマサチューセッツ工科大学に進むはずだったのを延期して、1年前、祖母の遺産の屋敷を売るためにロンドンにやってきた。
    古い屋敷が売れないうちに戦争が始まり、屋敷を修理することにして部屋を人に貸したために、国際色豊かなハウスメイトが何人も出来ます。
    危機に際しても、若者達の行動は、恋愛含めてにぎやかです。

    チャーチルが首相になり、マギーには秘書の仕事が舞い込んだ。
    かっ

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    2014年10月03日
  • エリザベス王女の家庭教師

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    マギー・ホープのシリーズ2作目。
    第二次大戦中のイギリスが舞台の軽いスパイ物です。
    この時代設定の話、多いですね~。
    制約ありつつもドラマチックにしやすいのかも。

    マギーはチャーチル首相の秘書だった。
    素質を認められてMI-5の専門的な訓練を受けていたが、運動能力が厳しい基準に達しないと宣告されてしまい、がっかり。
    エリザベス王女の家庭教師に任命される。
    ウィンザー城に疎開している王女を、ナチス・ドイツが誘拐しようと狙っているため、その警護が真の目的だった。
    ドイツはイギリス上陸後、親独派の退位した王を復位させる計画だったのだ。

    まずは古ぼけた宮殿での堅苦しい生活におっかなびっくり入り込む

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    2014年08月13日
  • エリザベス王女の家庭教師

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    やっぱり読んでしまった。マギー・ホープシリーズの2作目は、体力面でスパイになるのに落第したマギーが、王女様の家庭教師になるというストーリー。

    やっぱりね! めっちゃムカツク女なんですよ、このマギーってのは! どんだけ自分を有能だと思ってんだか! 単独プレイでは結果を出すかもしれないけど、チームプレイにはとことん不向きだと思います。

    スパイとしちゃ、体力以外の面でも適性ないんじゃない?? と私などは思います。

    それはさておき。ふたりの王女様のかわいらしさ、特にエリザベス王女の活躍っぷりには、純粋にブラボー!です。さすが、未来に若くしてイギリス女王となり、長年国を支えてきたお方(になる)だけ

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    2014年06月22日
  • エリザベス王女の家庭教師

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    マギー・ホープシリーズ二弾らしいけどこれだけでも面白かった。
    軽いスパイもの。
    14歳のエリザベス王女が勇敢で可愛くてすてきだった。

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    2014年04月15日
  • チャーチル閣下の秘書

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    表紙や帯からもっと軽いノリかと思いましたが意外にきっちり。聡明な女性主人公、家族の秘密、スリーパー、テロリスト、裏切り。歴史フィクションとスパイ物が好き、でもあんまり重厚なのはちょっと・・・という方におすすめ。


    "Mr. Churchill's Secretary" by Susan Elia MacNeal

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    2013年08月24日
  • シェフ探偵パールの事件簿

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    もう少し パールと警部の絡みを見たかったかな。

    タイトルにあるようなシェフ 探偵 という感じではない。「地域密着探偵」って感じ。

    海産物が豊富な この町で起きた2つの殺人事件をご近所の歴史を知っているパールがどう 絡んでいくのか。

    どのキャラも魅力的では ありつつも、地域密着 ならではの 海外の制度的なものをちゃんと分かってないと面白さが半減 だったのかもしれない。

    ナチュラルにドラッグの文化 みたいなのが出てくるし、その手の治安の間隔が 私はうまくつかめなかったけれども かなり大事な背景としてずっと漂っていた。

    個人的にはお母さんのドリーがいいキャラしてて好きだった

    親子の心情や

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    2026年01月12日
  • 銃と助手席の歌

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    背表紙にある「帰る家なき少女たちの共闘を描くクライムストーリー」という魅力的なワードと「ジャケ買い」を誘う真っ赤な夕日を背景にしたロードムービー風の表紙。確かにその通りの内容なんだが、今一つ没入できずに読み進めてしまったな。
    少女2人のキャラクターに魅力を感じられるかどうかが試されていたのかも。残念ながら背景含めて深く共感することができずに、マイナス点ばかり目についてしまいました。
    作品の中にも出てきますが、確かに「テルマ&ルイージ」的ではあるので、お好きな方にはオススメします。

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    2025年12月10日
  • 銃と助手席の歌

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    ネタバレ

    西オーストラリアを舞台に、二人の少女の逃避行を描いた一週間の物語。なぜ二人の少女は逃げなければならないか、追っているのは誰なのか。徐々に明らかになっていく真実、そして逃避行も最終地へ収束していく過程が楽しめる。あと西オーストラリアの景色を感じられる。見ず知らずの二人の少女が同行することになる理由が巧く設定されていて、違和感なく読めた。ただ、途中で車を盗んだジェズらとのやり取りや、ウォーレンの行動は不自然な感じがした。

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    2025年04月20日