ミチオ・カクのレビュー一覧

  • パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ

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    宇宙論、理論物理学を一般人にやさしく、いろんな映画や小説を例に出しながら説明している。宇宙は我々の住んでいる宇宙だけでなく、他にもいろんな宇宙があって、シャボン玉ができては消え出来ては消えるように、ビッグバンから宇宙の終りまでそれぞれ独立したタイミングで存在しているというマルチバースの理論は本当に興味深い。宇宙の終りが来る前に、次元を越えて別の宇宙、すなわちパラレルワールドに逃げようという発想も、どこまで突飛で理論的根拠に基づいたものなのかは我々一般人にはわからないが、すごく面白いし、そんなことが可能であって欲しいと思う。現代はタイプI文明(惑星レベルの国家になる)に達する過渡期にあり、何千年

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    2010年08月24日
  • サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か

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    最近、アニメやSFなどで書かれていることの実現可能性を評価する本が
    増えてきていますが、その走りだと思います

    これは非常に面白かった(だから他のものも出てきたのかもしれませんね)
    SFが正しく未来を評価していかなくてはいけないのを感じた

    それと、過去SFで描いた未来を正しく選択して現在に至っているのだろうか
    と疑問に思った
    人間を作り変えるところまで来てしまっている人類はこれから正しい選択が出来るだろうか?

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    2010年06月18日
  • パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ

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    現代宇宙論について一般人にも理解しやすく書かれています。
    こうして、自分が存在している世界の構造を考えるとワクワクしますね。
    自分が生きている間に宇宙の成り立ちが解明されるといいな・・・

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    2010年02月08日
  • パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ

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    ボクたちが生きるこの宇宙。
    いつか冷えきっちゃうから、人類は繁栄しつづけられないんだって。

    もし、ユニバース(たった一つの宇宙)でなく、
    マルチバースだとしたら、終わりの時を迎えた人類はほかの宇宙に逃げればいい。

    そんなSFみたいな話を、宇宙論の変遷に沿って教えてくれているよ。

    でも、ボク、100歳までしか生きないから、よく分からないや。

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    2009年10月04日
  • パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ

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    時間・時空とか科学とか最新技術とか、その手の言葉に弱い自分にとってものすごくテンションのあがる一冊。
    こういう書籍を読むと、科学とオカルトとファンタジーと哲学の間に明確な垣根は存在しないのではないかとつくづく思う。(誤解の無いように記述しますが、この本自体は様々な研究や論文を用いて、次元や空間について書かれた本ですよ)

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    2009年10月04日
  • パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ

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    自然科学の教養書としては素晴らしい本だと思う。
    この1冊で最新の宇宙論について詳しく知ることができる。
    難しい数式は出てこないので、文系でも抵抗なく読めるはず。

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    2009年10月07日
  • パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ

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    “passing through”でインフレーション宇宙論など、非常に参考にさせて頂きました。今後もオリジナルに限らず、SaGaFrontierとかでも思いっ切りネタにするカモだ。

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    2009年10月04日
  • パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ

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    この本にあるアインシュタインが残した「宗教のない科学は片手を失うようなものだが、科学のない宗教は目を失うに等しい」という言葉が卒論のテーマのインスピレーションになった。宇宙論を突き詰めると、人間の役回りについて考えることになるんだね。遠い未来訪れるであろうビッグフリーズ、もしかしたら全く違う物理法則が働く別の宇宙、全てがわかるのはきっと何千年も何万年も先だろうけど、変革期の今生まれたことを喜ぶ筆者の姿がとても格好良かった。

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    2009年10月04日
  • パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ

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    最後のほうでなぜか人生論的なものが書かれていた。それはまぁ余計。

    それ以外は、幅広いところまで網羅されていてとても楽しめる作品であった。、、ノンフィクションだけど。

    値段(2500円)と、厨房の僕にはすこーし高かったが、値段相応か、それ以上に満足できる情報は確かに入っていた。

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    2009年10月04日
  • パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ

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    多数の宇宙が果てしなく別の宇宙を芽吹く「マルチバース」この考えが正しければ、創世と涅槃という宗教の二大概念がひとつにまとまる。マルチバースでは永遠の涅槃の中で幾度となく創世が繰り返されるからである。ユニバースvs曼荼羅

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    2009年10月04日
  • 量子超越 量子コンピュータが世界を変える

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    前半は量子コンピュータの原理について。シュレディンガーの法則など、わかるようで根本的にはわからない。。後半は量子コンピュータにより実現しうることの説明。特にバイオテクノロジーのパートは私にとって馴染みもあり、夢があって面白かった。科学やテクノロジーの発展に一番重要なのは妄想力だと思う。

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    2025年11月12日
  • 2100年の科学ライフ

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    2100年が、どんな世界か興味がある方は読んでみてください。
    初版から少し時間が経っているので、相違点や、通過点が見れて今だから面白い。 かも

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    2025年10月16日
  • 人類、宇宙に住む 実現への3つのステップ

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    プロローグ
    はじめに 多惑星種族へ向けて
    第Ⅰ部 地球を離れる
      第1章 打ち上げを前にして
      第2章 宇宙旅行の新たな黄金時代
      第3章 宇宙で採掘する
      第4章 絶対に火星へ!
      第5章 火星 ー エデンの惑星
      第6章 巨大ガス惑星、彗星、さらにその先

    第Ⅱ部 星々への旅
      第7章 宇宙のロボット
      第8章 スターシップを作る
      第9章 ケプラーっと惑星の世界

    第Ⅲ部 宇宙の生命
      第10部 不死
      第11部 トランスヒューマニズムとテクノロジー
      第12部 地球外生命探査
      第13部 先進文明
      第14部 宇宙を出る

    謝辞
    訳者あとがき
    原注
    推薦図書

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    2025年10月12日
  • 量子超越 量子コンピュータが世界を変える

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    材料工学、医療、宇宙のモデル化など、量子コンピュータが技術を一気に加速させる分野を、最新の研究成果を紹介しつつ、幅広く、かつ、深く解説している。

    また、電池と石油のエネルギー効率の違い:1kgの電池に溜め込めるエネルギーは200W/hなのに対し、1kgのガソリンに溜め込めるエネルギーは12,000W/h、など知らなかった事実を歴史的ストーリ:エジソンとフォードがどちらのエネルギー源が未来を作るか賭けた、を交えて紹介している。

    気になったのは、古典コンピュータが苦労する全ての問題を量子コンピュータで解けるという印象を与える書き方だ。例えば、SNSを分析して、「息ができない」とか「匂いがしない

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    2025年09月14日
  • 人類、宇宙に住む 実現への3つのステップ

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    ひも理論の創始者のひとりであるミチオ・カク氏。理論物理学者である彼の幅広く豊かでクリエイティブな知識に驚かされる、ただただワクワク感が止まらない一冊。「SFのような」どころか、現実はSFを超越した時代に入っているようさえ感じる。
    「地球を離れる」「星々への旅」「宇宙の生命」と三部に分け、ロケット工学・惑星のテラフォーミング・恒星などの天文学・スターシップの実現・人体拡張や知的外生命体などなど、幅広い論点を検証する。このステップを着実に踏めば地球外への移住が出来そうな気がしてくる(数世紀先であろうが)。
    特に「火星」といった特定の惑星ではなく「宇宙」に住むという邦題が言い得て妙。第Ⅲ部のカク氏の

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    2025年09月11日
  • 量子超越 量子コンピュータが世界を変える

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    最初のうちは読むのしんどかったけど、ワクワクするなー。
    こんなものが出来てしまったら、どんな世の中になるんだろう!

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    2025年08月31日
  • 量子超越 量子コンピュータが世界を変える

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    量子力学の原理と量子コンピュータがもたらす無限の可能性について紹介した本。結局のところ世界の問題のほとんどは、実験すべきパターンが膨大すぎて全てを試すのに現実的な時間では完了しないという問題に還元でき、それを量子コンピュータの並行性によって解決できると読み取れた。

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    2025年08月31日
  • 量子超越 量子コンピュータが世界を変える

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    ネタバレ

    ①重ね合わせ②からみ合い③経路積分④トンネル効果

    ワクワクするような未来が待っていると感じたと同時に理系を選択できなかった自分に後悔した。ただ、まだそれに関われる機会があると信じ、日々暮らしていきたい。

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    2025年08月21日
  • 神の方程式 「万物の理論」を求めて

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    ニュートン、アインシュタインから量子力学を経て、ひも理論、マルチバースまで。たいへん語り口が平易でわかりやすいというか、わかったような気にさせるのが上手。対称性というナイフですぱっと切ってくれる。

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    2025年08月09日
  • 神の方程式 「万物の理論」を求めて

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    万物の理論とは、重力、電磁気力、強い力、弱い力という自然界の4つの基本的な力を統一する理論、あらゆる現象をひとまとめにする理論。
    神の方程式とは、アインシュタインが生涯追い求めた究極の物理法則で、単なる物理法則ではなく、宇宙の根源的な理解をめざすもの。

    本書は、科学に詳しくない自分にも分かり易く、物理学の魅力と奥深さを伝えてくれ、宇宙の謎に挑む壮大な旅路を描く。
    本書末尾の記載
    「超力がもっていた原初の対称性はビッグバンの瞬間に破れ、その対称性のなごりは、われわれが自然の美として愛でる何にでも見出せる」
    がとても印象的。

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    2025年07月29日